年別アーカイブ : 2014

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4K3軸クアッド

2014/11/13

なんかスゴイのが出てきた感あり。

B&Hからいつもの売り込みメールかと開いてビックリ、なんと4Kの3軸ジンバル..発音的には本当はギンバルだよね..搭載のクアッドマルチコプターじゃないですか!発売元はPhantomなどお手軽空撮ドローンでお馴染みのDJI。

センサーは1/2.3CMOSで、4K UHD 30pの他、24pながらDCI 4Kでもイケるらしい。当然1080なら60pもオッケー!動画もさることながら、1200万画素の静止画も同時にキャプチャでき、フル充電で18分程度、約2kmまで飛ばせるのは素晴らしい。

それと面白いのはLightbridgeによる中継機能だろうか。フルHDで空撮映像を生中継できるというのは、個人的な用途では用はないものの、その筋の業界で流行りそうな予感アリアリである。

プロモーションを観れば判るけど、ギミックの何がスゴイって、俯瞰撮影時にローターと脚を兼ねたアームが上下動して、自身の映り込みを回避している点だろうね。Phantomなどはカメラの角度によっては自身のローターが映り込むことがあったが、Inspire 1はそれを見事に解決している。360℃マルっとパン可能なのだ。

プロモーションは大御所Philip Bloom大先生なのだが、4Kの空撮映像のインパクトはスゴイ。屋内でクレーンの代わりに使うのもさすが。それだけ安定した飛行が可能なのだろう。何よりその動きがうっとりするほどカッコイイのだ(笑)。

7D2やらEF100-400の新型やらと、機材の更新を色々考えていたところだが、正直そんなものはすべてどっかにすっ飛んでしまった。$2,899というのも撮れる映像を考えたら破格..円安なんで30万超えちゃうけど..に安い。4K iMacも視野に入れていたのだが、うーん正直こりゃ困ったぞ(笑)。

20141113

朝はめっきり初冬の様相。日中も谷川連峰方面から冷たい北風が吹き付けて、すっかり冬型の勢力下に入っている。遠くに望む上越国境は雪雲の中で、県境付近は雪が降っているようだ。

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ツグミ来る

2014/11/5

すべて同じ日ではないが、ここ数日の周辺の山々の様子。紅葉は概ね標高800m前後まで降りてきているようだ。

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今朝、庭のブナにツグミが止まって、キョキョっと鳴いて飛び去るのを確認。フィールドも含め今シーズン初認だが、ちょっと早い気もするので、もしかしたらまだ南下する途中だったのかもしれない。

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うちのサイトの趣旨とはかなりかけ離れた話題だが、姉妹サイトで群馬の観光キャンペーンを応援しているのと、旬の生きもの?ネタということで。

群馬県の公式キャラクターである『ぐんまちゃん』が、今年のゆるキャラグランプリで優勝したらしい。なんでも2年続けて3位だったとかで、今年はかなり応援に力が入っていたようだ。

ぐんまちゃんは昨今の流行りに乗って一応ゆるキャラという扱いになっているが、誕生そのものは遡ること20年前になり、昨日今日のブームに便乗して作られた安直なキャラではないのだ。あの人気者くまモンですら足元に及ばない長い歴史がある、まあ言うならばゆるキャラの元祖的な存在なのである。

当初の名前はゆうまちゃんと名乗っていたと記憶しているが、県のマスコットであった初代ぐんまちゃん..これはゆるキャラ的な位置付けではない..からその名前を受け継いで改名しているので、初代から数えればそれこそ30年以上の歴史があるのである。

今年は富岡製糸場の世界文化遺産登録で沸いた群馬県だが、午年にあってポニーがモデルのぐんまちゃんが話題なるのは悪い話ではない。何しろ、魅力度ランキングでは常に最下位を争うのが定位置なので(苦笑)。

ちなみに来年の大河ドラマ『花燃ゆ』の後半は群馬が舞台。主役の大沢たかお演じる長州藩士小田村伊之助は、明治維新後の初代群馬県知事である。

20141104

森の中でアオバトの羽を拾った。周辺には他に落ちてなかったので、単純に換羽だったのだろう。

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先月、ケニアのオルペジェタ自然保護区で1頭のシロサイが死んだ。シロサイはキタシロサイとミナミシロサイに分類されているが、確認されているキタシロサイはもう6頭だけになってしまったようで、ほぼ絶滅状態と言っていいだろう。ミナミシロサイもIUCNのレッドブックでは準絶滅危惧種(しかも近絶滅種)として扱われている。

サイの仲間は、アフリカ大陸にはシロサイの他にクロサイが、東南アジアにはスマトラサイとジャワサイ、インドにインドサイが生息しているが、その何れもが絶滅の危機にひんしている。生息地そのものの環境変化も一因だが、角を薬..漢方薬の原料として珍重されるが効能はない..として重宝する文化が根強く存在して高値で取引されるため、組織的な密猟の憂き目にあっているのが最大の原因である。

保護区内では角をわざと切り落として密猟から防ぐなどの対策も取られているが、シカや牛の角と違って骨ではない..組成成分は毛髪や爪と同じ角質である..ため、時間が経てば再生されるので、後手に回ると密猟されてしまう。ちなみにシカの角も生え変わるではないかと言われそうだが、シカの場合も角が途中で折れてもそこから再生することはない。

アフリカではビッグゲームの対象としてハンティングされていた時代もあるが、今はどの国でも保護の対象となっており、世界的にもその取引には高度な制限がかかっているので、一時期は生息数も回復に向かったこともあったが、主な生息国での内乱等で目が行き届かず、再び現在の危篤な状況になっている。

人の飽くなき欲望や生活圏の侵出によって、その住処や命を狙われる生きものは世にたくさんいるが、とりわけアフリカの大型獣の未来は暗い。やたら漢方を崇めたてまつり、象牙のハンコをありがたがる日本人がその絶滅の片棒を担いでいると言っても過言ではないのだ。それこそ判で押したように野生動物保護を宣う前に、実際に目に見えていない遠い海の向こうの事実を、よくよく考えてみる必要があるのではないだろうか。

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サイはヒョウと並んでアフリカに言ったら絶対に見てみたい動物の一つだった。何しろその恐竜的な見た目からして他の動物とは違う。湖岸の草地をゆっくりと歩くその巨大な体軀を実際に見た時は感動したものだ。それまで動物園で何度か目にしてはいたが、やはり野生種の持つ圧倒的な存在感は違う。

写真はナクルNPで夕方撮影したシロサイだが、当時聞いた話では、絶滅対策としてミナミシロサイを南アフリカから連れてきたものだったらしい。それこそ最初はおっかなびっくり遠くから500mmで狙っていたが、少しずつ距離を詰めても逃げることなく近づけたため、最終的には70-200mmで十分であった。シロサイの仲間は他のサイに比べて性格がおっとりしているため、密猟するにも好都合だったのだろう。

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こちらはナイロビNPで撮影したクロサイ。クロサイははっきり言って怖かった。サイの仲間は目が悪く50mも離れると何も識別できないらしいが、とにかく音には敏感で、車で近づくと常にその方向を向いてくるので、いつそのまま走ってこちらに向かってくるかとビビっていたのを記憶している。何しろ体重はシロサイで最大3t、クロサイでも2t以上あるので、突っ込まれたらこちらは大破である。この時は万が一走って向かってきたら、即バックギアで速攻で逃げる体制だった(苦笑)。

余談だが、こうして写真を並べてみると、白っぽいからシロサイで、黒っぽいからクロサイと言われて、ああそうなんだと納得してしまうかもしれないが、実はシロサイという和名は聞き誤りが伝播して命名されたものである。サイの仲間は皆草食であるが、特にシロサイは草原で草を食むのに適した幅広の形状をしているため、ワイド(Wide)と言われたのを白い意味のホワイト(White)と聞き違えたのである。実際、英名もWhite rhinocerosであり、それをそのまま和訳したためにシロサイになったのである。

そしてもっとはた迷惑?なのはクロサイである。こちらも色が黒いからクロサイなのではなく、シロサイと区別するためにクロサイと命名されたのだから。漢方として重宝するなどありがたがるのであれば、もっと命名には気を使って然るべきだろうに。ああ哀れサイの仲間たちよ..

初霜

2014/10/30

20141030

先日は日中あれだけピーカンのワシ日和で、そのまま夜も晴れていたので、今朝は放射冷却となって予想通り初霜が降りた。こうなるともう今シーズンの畑の葉物はおしまいである。

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谷川雪化粧

2014/10/29

20141029

先日は雪雲の中だった谷川連峰もやはり初冠雪。これまた平年よりは遅い雪化粧だ。ただ、尾瀬周辺は17日には積雪があったようなので、まあそんなもんだろうという感じ。

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初冠雪

2014/10/28

ニュースで東京に木枯らし1号が吹いたと伝えていたが、関東北部も昨日から冬型の影響で風が強く吹いている。今朝は上越国境方面は雲の中で終日見えずじまいであったが、チラッと姿を見せた上州武尊山は白く雪化粧が施されていた。平年より一週間近く遅い知らせではあるが、今シーズン初冠雪のようである。

20141028

ここ数日寒さに耐えていたが、我が家も今晩よりコタツに今シーズン初の火入れの儀式を行った。これで半年に及ぶ待望?のコタツ生活が始まるわけである(笑)。

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秋の裏山調査

2014/10/26

裏山で行われたシカの調査に同行。葉が落ちて見通しの良くなった、標高1600m以上の斜面にいくつかの小群を双眼鏡で目視。さらに移動中、登山道付近で数頭とニアミス3回。ラッティングコールも5回ほど確認。登山客や行楽客の多い週末、それも昼日中にここまで堂々と行動しているのはちょっと驚きだ。裏山の特に南から東にかけては積雪が少なく、北東側はお隣の足尾方面にそのまま続いているので、連中が季節移動している可能性はかなり高いと思われる。


20141026

午前中は山の上は天気は良かったが、お昼ごろから雲が多くなって視界も若干悪くなった。

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干し柿色

2014/10/20

家人が干し柿のようだと称するジョウビタキが、赤城高原にもやって来た。先週のうちに来ていたかもしれないが、まあ概ね例年通りである。まだ縄張りが確定していないので、しばらくは出入りがあると思うが、根雪になるまでは姿を見ることができるだろう。

20141020

早朝の林縁なので見た目よりは暗いのだが、こんな時は電子シャッターがブレ知らずで助かる。こいつら頻繁にお辞儀するので、タイミングによってはよく被写体ブレするのだ(苦笑)。

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今秋最低気温

2014/10/18

今朝の赤城高原は2℃と冷え込み、この秋最低となった。初霜が降りてもおかしくない気温ではあったが、夜は少し風が出ていたようだ。結局お昼ごろまで日陰は気温も上がらず、今シーズン初めてフリースの上着を羽織った。

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少しの間見ないうちに上越国境の稜線は紅葉も終わり、北部山沿いの紅葉前線も駆け足で降りてきていた。旅の途上のイワツバメが数羽連れ立って南へ飛んで行くのをスコープの視野の端で見送れば、背後のブナ林には早くもマヒワの甘ったるい賑やかな鳴き声が聞こえてきた。今まさに秋は進行中である。

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