月別アーカイブ : 2014/05

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年輪

2014/5/31

新しいレンズのテストを兼ね、
村内某所にあるオオタカの巣を確認にいったところ、
営巣木が伐採されていた..

と言うのは冗談であるが、
営巣木から20mほど離れた倒木が途中から切られていた。
森の反対からアプローチしたので一瞬焦ったのは事実(苦笑)。
(倒れたのはこの冬の豪雪時とのことだ)

切り口からそう最近の仕業でないのは見て取れるが、
それでも抱卵中とかにチェーンソーを使ったのは明白であり、
よくぞまあ営巣放棄をしなかったものだと関心。

20140531

子供の頃、サバイバル術的なハウツーもので、
年輪の偏りで方角が判るとか教わった記憶があるが、
むしろ太陽の方角よりも力の作用する向きに影響を受けるので、
総じて急斜面ほど谷側に厚くなる傾向がある。

さて、山中で道に迷い、切り株の年輪を見てさらに道に迷う、
そんな人って過去にいたのだろうか?

カテゴリ:花・植物

復活ギツネ

2014/5/30

数年前まで近所の牧場で毎年キツネが子育てをしていたが、
敷地の拡張工事が入ってから牧場内では子育てをしなくなっていた。

ただ、家の周囲含め姿はよく見かけていたので、
どこか近くに場所を移して子育てを続けているだろうとは感じていたのだが、
4月に入って隣接する資材置き場で子ギツネを見かけるようになり、
図らずもその予感は的中したことになる。

先月より何回か張り込んで撮影をしてきたが、
日中に親が姿を見せることはめったにない。
が、子供は臆せず無邪気に遊びまわって微笑ましい。
ただ、当初は4頭だった子ギツネが2頭になってしまったのは残念である。

周囲は広大な農耕地と防風林の混じる雑木林が点在する環境なので、
彼らの主食たるノネズミの類は豊富だとは思うが、
やはり野生の世界での子育てには厳しさがつきまとうのだろう。

20140530

写真は今朝の一枚だが、犬連れではこのくらいの距離がせいぜいである。
友達と勘違いして必死に向かっていこうとする駄犬のリードを押さえつけ(苦笑)、
シャッター切るのもなかなか大変なのである。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

眼纏と書いてメマトイ。子供ころは目回りブンブンと呼んでいた(笑)が、そのメマトイがうるさい季節である。

メマトイは、山間地を中心に特に今の季節、執拗に目の周りに集まってくる小型の虫である。以前はメマトイという独立した分類があるのかと思っていたが、基本的には小型のハエの仲間のようである。

同じように集団で集まってくる連中に、吸血もあるブユ..ブヨとかブトとも呼ばれる..がいるが、ブユは朝夕など気温が低い時間帯の行動を主としており、日中は比較的おとなしい。が、その点メマトイは日がな一日お構いなしにやって来るので、終日同じ場所で待機してい時などイライラする原因の一つ、いや主たる理由と言える。

同じような不快生物に蚊やダニ、ヤマビルなどが挙げられるが、前出のブユと蚊はディート系の虫除けで、ダニやヒルは生息環境の見極めでとりあえず対処できるものの、メマトイは追い払うこれと言った方法がまだ確立されていないから面倒なのだ。唯一は風が吹くという他力本願だけが頼みなのである。

強制献血の後に痒みの置き土産をいただく面々(ヤマビルを除く)と違って、メマトイ自体、直接害を及ぼすことはない..線虫系の眼病の元を媒介するケースはあるようだ..のだが、目に向かって次々と決死のダイビングを図ろうとするので、撮影や観察行為においては邪魔者以外何者でもない。

目の水分や眼球のタンパク質?を求めて群がると聞いてはいるが、カメラのファインダーやレンズの前玉、望遠鏡の接眼レンズなどにも節操無くまとわり付いているので、黒く光るものなら何でもいいようである。眼鏡使用者はいくぶん裸眼の人よりはマシのようだが、サングラスは黒いとかえって誘引する原因にもなるので、一概に解決策とはいえない。

ヒマに任せて一機ずつ撃墜し、足元をうろつくアリの目の前に落とすと嬉々として運んでいくので、まあそんな非生産的な行為で気を紛らわし、メマトイ除けスプレーなるものが世に出まわることを期待してやまない昨今である。虫除け、ダニ除け、ハチ除け、ヒル除け、それにクマ除けなど、すでにスプレー缶行商のような携行品の数々に囲まれているので、今更1本増えたところで困ることはないぞ(苦笑)。

20140529

撮影中、特に動画の場合はレンズの前を飛ばれると別の意味でストレスとなるが、そのメマトイ、同じ山域でも場所によってずいぶん集まりに違いがある。一昨日は風が止むと途端にメマトイタイムの始まりであったが、昨日はほとんど集まることなく快適..ブユは結構いたので言葉に語弊があるな(笑)..に過ごせた。

ただ、どんな条件だといるとかいないとかの区別が付かないので、今後もメマトイとの攻防は続くことであろう。

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カッコー鳴く

2014/5/22

自分が聞いたのは今朝なのだが、家人は昨日の朝聞いたと言っているので、
今年の赤城高原への渡来日は21日ということなる。

音源が近かったので近くにいるとは思っていたが、
隣家との境に立っている電柱で2羽で争っているところだった。

ツツドリは早くて4月中旬、ジュウイチはGW頃には声を聞くようになる。

一番遅いのはホトトギスということになるが、
カッコウのほうが遅くやって来ることもあるので、
この辺りはどちらが早いという印象はない。

20140522

しかしこの5月は気温が安定しない。
相対的には寒いという感覚が強く、天狗様のエリアに足を延ばしても、
いつもならうるさいくらいのエゾハルゼミも静かなもんだ。

これだけでこの夏を占うのも何だとは思うが、
巷で言われるように今夏は久しぶりに冷たい夏なのかもしれない。

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ひさびさ

2014/5/1

トップページ壁紙の月替り更新のついでに、たまにはブログも更新。

2月3月の繁忙期を過ぎたにも関わらず、自分のブログの存在も忘れてしまうほど多忙が続く今日この頃。山へ出かけて写真や動画やら色々記録は取ってくるものの、帰ってくると怒涛の内業の嵐のため、自分のブログを更新するという以前なら当たり前の作業が、すっかり日常のルーチンから外れてしまった(苦笑)。

4K系のネタや新しい機材のレビューなどもまたぞろ目白押しなれど、サボりぐせがつくとなかなか以前のようなペースに戻れず、ずるずると春を過ごす日々である。ああ、この悪しき連鎖はいつまで続くのか..

20140501

4月に桜開花のネタを更新しないなど過去初めてのことで、遅まきながら5月初日に桜の写真をアップ。でも写真自体はそんなに古いものでなく、ちょっと前に片品方面で撮影したものである。県内でも標高が高いとGWでもまだソメイヨシノの花を見るのはそんなに珍しいことでもない。

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