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眼纏と書いてメマトイ。子供ころは目回りブンブンと呼んでいた(笑)が、そのメマトイがうるさい季節である。

メマトイは、山間地を中心に特に今の季節、執拗に目の周りに集まってくる小型の虫である。以前はメマトイという独立した分類があるのかと思っていたが、基本的には小型のハエの仲間のようである。

同じように集団で集まってくる連中に、吸血もあるブユ..ブヨとかブトとも呼ばれる..がいるが、ブユは朝夕など気温が低い時間帯の行動を主としており、日中は比較的おとなしい。が、その点メマトイは日がな一日お構いなしにやって来るので、終日同じ場所で待機してい時などイライラする原因の一つ、いや主たる理由と言える。

同じような不快生物に蚊やダニ、ヤマビルなどが挙げられるが、前出のブユと蚊はディート系の虫除けで、ダニやヒルは生息環境の見極めでとりあえず対処できるものの、メマトイは追い払うこれと言った方法がまだ確立されていないから面倒なのだ。唯一は風が吹くという他力本願だけが頼みなのである。

強制献血の後に痒みの置き土産をいただく面々(ヤマビルを除く)と違って、メマトイ自体、直接害を及ぼすことはない..線虫系の眼病の元を媒介するケースはあるようだ..のだが、目に向かって次々と決死のダイビングを図ろうとするので、撮影や観察行為においては邪魔者以外何者でもない。

目の水分や眼球のタンパク質?を求めて群がると聞いてはいるが、カメラのファインダーやレンズの前玉、望遠鏡の接眼レンズなどにも節操無くまとわり付いているので、黒く光るものなら何でもいいようである。眼鏡使用者はいくぶん裸眼の人よりはマシのようだが、サングラスは黒いとかえって誘引する原因にもなるので、一概に解決策とはいえない。

ヒマに任せて一機ずつ撃墜し、足元をうろつくアリの目の前に落とすと嬉々として運んでいくので、まあそんな非生産的な行為で気を紛らわし、メマトイ除けスプレーなるものが世に出まわることを期待してやまない昨今である。虫除け、ダニ除け、ハチ除け、ヒル除け、それにクマ除けなど、すでにスプレー缶行商のような携行品の数々に囲まれているので、今更1本増えたところで困ることはないぞ(苦笑)。

20140529

撮影中、特に動画の場合はレンズの前を飛ばれると別の意味でストレスとなるが、そのメマトイ、同じ山域でも場所によってずいぶん集まりに違いがある。一昨日は風が止むと途端にメマトイタイムの始まりであったが、昨日はほとんど集まることなく快適..ブユは結構いたので言葉に語弊があるな(笑)..に過ごせた。

ただ、どんな条件だといるとかいないとかの区別が付かないので、今後もメマトイとの攻防は続くことであろう。

カテゴリ:小動物|タグ:
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