月別アーカイブ : 2014/07

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赤城高原も今日はこの夏一番の暑さだった。コーヒーも朝の一杯はまずホットだが、昼はもうアイスコーヒーでないとやってられないって感じ。先月某社のノベルティでもらったUSB駆動の卓上扇風機が、朝からブンブン回りっぱなしである。

暑い暑いとぼやいていたら、どうやら草津白根山がきな臭くなったようだ。火山性地震が3倍になって、国道292号含め周辺道路が再び閉鎖になった。町には仕事で出入りしているだけに、ちょっと心配なのである。面倒なことにならなければいいが..

20140725

アニマルキラーは通電しているはずだが、トンボたちには何ら関係ないようだ。朝一番に畑に出ると、列をなして沢山のアキアカネが電線に止まって休んでいる。

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ジメジメ天気

2014/7/13

今日は晴れるのかと思っていたら、朝からどんよりとした空模様に。おまけにジメジメして何ともスッキリしない。

遠出しても映像ライブラリのフッテージは撮れそうにないので、先日手に入れた新しいガンマイクのテストに裏山の森へ。しかし、鳥も巣立ち期で親もそんなに鳴くことがないので、あまり良いデータは録れなかった。曇っているせいかセミも鳴かないしね。


20140713

ついでにこれまた新しいマクロ撮影用のアクセサリーを試す。林縁とはいえ薄暗い中、ISO1600程度まで上げてみたが、ベニシジミの体毛はよく解像しているようだ。レンズもカメラも最近の機材はどれもソツがない。

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台風一過?

2014/7/11

と言うか、事前にいろいろ準備した割に前評判ほどではなく、上州としてはかなり拍子抜けな台風だったかな。

もちろん甚大な被害が出た地域もあって軽々には評せないのだが、本州に上陸してからはアッという間に通り過ぎて行ってしまった感あり。事前情報より強力であるよりは良いに決まっているが、なかなか想定通りとはいかないのが自然の脅威というものだろう。


20140711

ところで今日は暑かった。台風の置き土産でジメジメモワモワとして、お昼ごろまでは窓を開けっ放しで作業に没頭。午後になってようやくカラッとした風に変わり、夕方には窓を閉め切るほどまで涼しくなった。庭先のホタルブクロも、強い風が吹けば倒れてしまうかと思っていたが、何とか持ちこたえたようだ。

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何やらデカイ台風がやって来そうだ。

しかも太平洋岸を東進してきそうな進路が予想され、このパターンは梅雨前線に南から必要以上に雨風が吹き込んで刺激し、雨台風になることが多い。それに風も強く吹くことは判りきっているので、犬以外で飛ばされそうなものは軒下と物置に収納して退避した。

何より今週の外の予定はすべてキャンセルだ(苦笑)。

20140708

数日前からチラホラ見かけていたが、今朝は一気にアキアカネの姿が増えていた。下界で孵化した成虫が、その下界の暑さから逃れるために赤城高原に避暑してきたのだ。これから秋深まるまで周辺に滞在し、涼しくなった頃を見計らって再び水辺に降りていくのである。

久しぶりに朝から姿を見せた上越国境を背景にまずは一枚。

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20140706

今朝は巣穴の反対側に張り込み、と思って近づいたら、すでに親ギツネが寝そべって休んでいた。本当はもう少し近付きたいのだが、農道脇から800mm使ってもこのくらいが限界。先に着いていればもう少し奥に入れるのだが。

ちょっと様子を見てから、動画を撮ろうと三脚出すために車外に出たら起きてしまった。すぐに立ち去るかと思ったが、そのまま犬座りをしてあくび数回と毛づくろいを行う。背後にある巣穴方向で鳴き声がしていたので、子ギツネの登場を期待したが、本日もここでタイムアウト。

本気で撮るならワイルドライフは腰を据えてかからないとダメだね、やっぱ。

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夏ソバ

2014/7/5

夏ソバの花が梅雨晴れの日差しに照らされている。

20140705

特に産地というわけではないのだが、昭和村には案外ソバ畑が多い。赤城高原はそのほとんどの耕作地が大規模なコンニャク畑かレタス畑で、その合間にホウレンソウ草などが作られている。秋後半から春先までは、積雪と寒さで野天で作物を育てるのは厳しいため、必然的に農作物は夏季に集中する。

連作障害を避けるため、レタスとコンニャクは数年に一度相互に入替えて使うのだが、畑そのものを休ませることもある。そんな合間に、ソバのような痩せた土地でも育つ作物が作られるようだ。コンニャクもレタスも一定品質で大量に作るものはやたらと手間が掛かるが、ソバは放っておいても手が掛からず収穫に至るところもいいようだ。

ただ、北海道のように本格的にソバ栽培をしているわけではないので、ほとんどは村内の道の駅や農産物直売所で売られるか、自家消費されている。かく言う私も時折そば打ちをするが、当然地元産のそば粉を使うようにして、地産地消を心がけている。

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親ギツネ

2014/7/4

朝採りが一段落して静かになったので、キツネの様子見に。何しろジムニーを止めているだけで、回覧板でも回すがごとくすぐに知れ渡ってしまう土地柄なので、あまり近所で大っぴらにカメラを構えていられないのである(苦笑)。

20140704

一週間ほど前にチラッと見た時はだいぶ子ギツネも大きくなっていたので、もう巣穴の近くにはいないかもしれないと思っていたが、30分も待たずに親ギツネが姿を見せた。タヌキにしてもそうだが、外観からはまず雌雄の区別はつかないので、この個体がどっちなのかは不明。

車を止めたのは久しぶりだったので、警戒するかと思ったが、しばらく朝採り農夫たちが駐車していたスペースなので、そんなこともないようだった。むしろちょっと離れたところで作業していたトラクターを気にしていた様子。決まった時間にしか人が畑にいない時期なので、野生動物は案外したたかにコソコソ紛れて生活しているものである。

この後もう一回親が姿を見せたが、子供の姿も気配もなく。親が餌を運んで子供が取り合う、そんな光景を期待して待ってみたが、いつもの様にこちらがタイムアウトで引き上げとなった。

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ケーン、ケーンと鳴きながらバサバサと翼を打ち下ろす独特の行動はドラミングの一種であり、雄キジの縄張り宣言でもある。

キジは一夫多妻である。人間を除けば、たいていの生きものの一夫多妻というのは、個々の子供を大切に育てることよりも、多くの雌を抱え込むことで、自分の子孫をより多く残そうという戦略に基づくものである。それには、自分以外の雄が雌に近づくことを徹底して排除する必要があるわけで、雄キジにとって自分の縄張りへの他の雄の侵入は認められず、常に縄張り周辺での個別的自衛権の発動に駆られている、ということになる。ちなみに、キジは一夫多妻であっても、他の群れと行動を共に生活をしているわけではないので、集団的自衛権を行使することはない。

その点では、常に集団で行動する草食動物、例えばバッファローやヌーそれにインパラなどは、ライオンなど捕食動物に対して集団で防衛行動を取る。コロニーを形成して子育てをするペンギンやアジサシなども、トウゾクカモメやカラスなどの侵入に対して連携して追い払いを行うが、これはいわゆる集団的自衛権の行使ということに他ならない。

ちなみに、散歩中の人がクマに襲われ、それを飼い犬が撃退するというのが話題になった。同じようなケースで、米でも飼い猫が野良犬を追い払う動画が話題になっていた。何れのケースも、当事者である人に対して密接な関係にある他種による防衛行動が行われたので、見方によっては集団的自衛権の発動とも受け取れるが、飼育下の動物の場合は家族という同じグループに属した関係であることがうかがえるため、実際は個別的自衛権の発動と考えるのが筋だろう。

話が時節柄の話題に逸れたが、生きものにとっての自衛権というのは、その生活様式によって立ち位置が変わる。前述のキジにとって、他のキジがオオタカに襲われようがキツネに食われようが、そんなことは知ったことでない。自分だけ生き残れればそれでオッケーなので、自分の縄張りを守る個別的自衛権は使っても、決して集団的自衛権は使わない。が、後述の例に挙げたアジサシは集団で行動し、敵の侵入を連携して撃退することで、集団的自衛権のメリットを最大限受益していると考えられる。

集団で行動するということの意味を狭義に捉えるか広義に捉えるか、それこそそれは解釈の違いということになるのだが、我々人間は集団で行動する際のルールを話し合いで決めるという習慣がある..ない人達もいるが..ので、そこの手続きを端折ってしまうのはルール違反と言われても仕方ないことだろう。事が大きい話だけに、筋はしっかり通したほうが後腐れないはずだ。

20140702

こうして一部分だけ切り取ると仲睦まじいペアのようだが、写っていないだけで実際は周囲にもう2・3羽いる。こうしてキジ雄は今日も個別的自衛権の行使に余念がない。

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葉隠れの術

2014/7/1

20140701

本人は隠れたつもり。おそらくかなり自信満々のはず。それが証拠にこの姿勢のまましばらく微動だにせず。でもずーっと追尾していたのですべてお見通しなのさ。

ただ、今日もまた根比べは我々の負けなのであった。ま、ちょっとこっちは急いでたしね。

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