月別アーカイブ : 2014/10

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初霜

2014/10/30

20141030

先日は日中あれだけピーカンのワシ日和で、そのまま夜も晴れていたので、今朝は放射冷却となって予想通り初霜が降りた。こうなるともう今シーズンの畑の葉物はおしまいである。

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谷川雪化粧

2014/10/29

20141029

先日は雪雲の中だった谷川連峰もやはり初冠雪。これまた平年よりは遅い雪化粧だ。ただ、尾瀬周辺は17日には積雪があったようなので、まあそんなもんだろうという感じ。

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初冠雪

2014/10/28

ニュースで東京に木枯らし1号が吹いたと伝えていたが、関東北部も昨日から冬型の影響で風が強く吹いている。今朝は上越国境方面は雲の中で終日見えずじまいであったが、チラッと姿を見せた上州武尊山は白く雪化粧が施されていた。平年より一週間近く遅い知らせではあるが、今シーズン初冠雪のようである。

20141028

ここ数日寒さに耐えていたが、我が家も今晩よりコタツに今シーズン初の火入れの儀式を行った。これで半年に及ぶ待望?のコタツ生活が始まるわけである(笑)。

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秋の裏山調査

2014/10/26

裏山で行われたシカの調査に同行。葉が落ちて見通しの良くなった、標高1600m以上の斜面にいくつかの小群を双眼鏡で目視。さらに移動中、登山道付近で数頭とニアミス3回。ラッティングコールも5回ほど確認。登山客や行楽客の多い週末、それも昼日中にここまで堂々と行動しているのはちょっと驚きだ。裏山の特に南から東にかけては積雪が少なく、北東側はお隣の足尾方面にそのまま続いているので、連中が季節移動している可能性はかなり高いと思われる。


20141026

午前中は山の上は天気は良かったが、お昼ごろから雲が多くなって視界も若干悪くなった。

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干し柿色

2014/10/20

家人が干し柿のようだと称するジョウビタキが、赤城高原にもやって来た。先週のうちに来ていたかもしれないが、まあ概ね例年通りである。まだ縄張りが確定していないので、しばらくは出入りがあると思うが、根雪になるまでは姿を見ることができるだろう。

20141020

早朝の林縁なので見た目よりは暗いのだが、こんな時は電子シャッターがブレ知らずで助かる。こいつら頻繁にお辞儀するので、タイミングによってはよく被写体ブレするのだ(苦笑)。

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今秋最低気温

2014/10/18

今朝の赤城高原は2℃と冷え込み、この秋最低となった。初霜が降りてもおかしくない気温ではあったが、夜は少し風が出ていたようだ。結局お昼ごろまで日陰は気温も上がらず、今シーズン初めてフリースの上着を羽織った。

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少しの間見ないうちに上越国境の稜線は紅葉も終わり、北部山沿いの紅葉前線も駆け足で降りてきていた。旅の途上のイワツバメが数羽連れ立って南へ飛んで行くのをスコープの視野の端で見送れば、背後のブナ林には早くもマヒワの甘ったるい賑やかな鳴き声が聞こえてきた。今まさに秋は進行中である。

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虹の架け橋

2014/10/14

一週間前の18号と同様に、今回の台風19号もアッという間に通り過ぎていった。関東では群馬と埼玉の間を夜間に通過していったため、台風を意識しなかった人も多いはずだ。リンゴなど果樹農家はホッと胸をなでおろしていることだろう。

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虹を見ると、「俺、昨日さ、虹の近くまで行ったんだぜ」とか、「虹の下をくぐった」「虹の橋の袂まで行ってみた」みたいなことを言い出す奴、子供の頃、クラスに必ず一人や二人いたはずだ。虹の架け橋みたいな表現があるくらいなので、気象現象として何も知らないガキの頃なら、ある場所からある場所へアーチ状に架かっている..さすがに物理的な構造物があるとは思わないだろうが..と信じたとしても、これはしかたのないことだ。ただ、普段から変わり者扱いされていたりすると、皆にいじられるのはこれ必定なり(笑)。

虹は空気中の水分を太陽光が通過する際、その水滴がプリズムの役割をして光路を屈折するため、光の成分が波長によって分解され、それが反射して見える気象現象である。撮像用レンズ..複数のプリズムから構成される点で同意..でも同様の理屈で色収差が発生する場合があり、特に輪郭周辺がにじむことから忌み嫌われるが、景色として眺めるぶんには誰しもが目を留める美しい現象であろう。


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ところで「虹は七色」というのが我々日本人の認識であるが、色の見え方というのは人種によって異なる..広義に見れば生きものの種でも異なる..ため、世界的に統一されて7色というわけではない。米国では6色、中国では5色、さらに日本でも沖縄では2色という例もある。実際、iPhoneでよく知られる米Apple社のロゴマークは、その名の通り単色のリンゴの絵柄であるが、以前Apple Computerを名乗っていた頃は虹色に描かれていた。その色の帯を数えると6本で、我々日本人の知るところの7色とは違うことが判る。

我々が見る色というのはとどの詰まり光の反射である。その光の反射率によって色の違いと濃淡を識別することで、リンゴは赤いとか空は青いとか、葉っぱは緑とかホッキョクグマは白いとか判断している。先日のブラッド・ムーンが赤く見える理由でも書いたが、波長が長ければ赤っぽく見え、短ければ青っぽく見えるわけだ。高周波になればなればるほど白に近くなり、やがては目にも止まらぬ波長となり、そしてそれこそ光の速さに相違ないのである。そう、光とは波長の短い電波のことなのだ。

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仕事場の棚を見上げると、以前使っていて今は物入れになっているアルミケースが置いてあるが、そこに懐かしいApple Computerのステッカーが貼られている。ここ10年位で私と付き合い始めた人たちは、私が最近になってMacユーザーに変わったと勘違いしている人がいるのだが、私が私用で最初に買ったPCはMacintoshなのである。件のステッカーはその当時、新宿三井ビルの1Fにあったキヤノンのゼロワンショップでもらったものだ。バブルの頃、Macを買うならゼロワンショップか大塚商会、そんな認識だった頃が懐かしい。

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秋進行中

2014/10/10

近所の牧草地に冬羽のノビタキがやって来た。この辺りは春と秋の渡りの途中で立ち寄っていくのだが、今はその南下の途上だ。滞在は3、4日と短く、すぐにまた南へと移動していく。また、防風林ではジェージェー賑やかなカケスに混ざって、コサメビタキの姿もちらほら。コサメビタキもノビタキ同様に夏鳥なので南方へ渡って行くが、カケスは国内の低地で越冬する個体も多い。

20141010

夜になるとシカのラッティングコールが響き渡る。今し方もしばらく鳴いているのが聞こえていたが、知らない人が聞けばうら若き女性の悲鳴のように聞こえるだろう。それと毎日ではないがフクロウも時々鳴いている。

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夕方から東の空にどんより雲がかかっていたので、皆既月食はたぶん見られないだろうと思い込み、そんなことはすっかり忘れていたのだが、友達から連絡があってそのタイミングで東の空を見たらちょうど雲間に赤い月がぽっかり。何とか世の中の話題に付いて行くことができた(笑)。

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全国区で見られる皆既月食は3年ぶり。しかも今回のはスーパームーン版のやや大きめである。赤いのは夕陽が赤く見えるのと同じ理由..波長の長い赤色だけが散乱せずに届くため..なので、高度が高くなると普通の白い月に戻る。結局赤城高原ではこのあとまた雲に隠れてしまっため、数枚撮って終わりであった。

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鷲瞰図

2014/10/6

GoPro HERO4はとうとう4K30Pまで到達してしまった。4Kで30Pはいわゆるナンチャッテ4Kに他ならないが、あの大きさであっさり実現されると、肩を並べられたm4/3一族最大サイズのGH4の立場は何処へ(笑)。

アクションカムの名の通り、1080/60PがGoProの本来の立ち位置だろう。さらに720ながら120Pがイケるので、地上波ならハイスピード撮影もバッチリOKだ。というか業界的には待ちに待ったスペックだろうね。やはり激しく動く状態..GoProは動くものを撮るカメラではない..で撮影するなら最低でも60Pは必要だから。

しかもSilver Editionには背面にタッチ操作可能な液晶モニターまで搭載。スマホがあればWi-Fiで飛ばせるとはいえ、この辺りはバッテリーの持続時間との兼ね合いもだろうが、ある無いでは雲泥の差がある撮影分野もあるので、その恩恵はいかばかりか。

そして、いつも楽しませてくれるGoPro映像だが、とうとう天狗様にも背負わせたくれた。

小型のハヤブサなどでは激しく羽ばたくせいもあってバタバタする映像も、大型のワシになるとさすがにビタっと安定して映るのはさすが。流行りのドローン映像もさることながら、やはり鳥自身に背負わせて撮ってもらうのには敵わないね。これこそまさに鳥瞰ならぬ鷲瞰図だ。

さらに天狗様ではないがオマケを2つ。

風切り音がイイね!

 

20141006

今日は午前中は雨模様であったが、台風18号はあっという間に通り過ぎて行ってしまって、お昼には晴れて暑さがぶり返してきた。明日からは秋晴れに戻るようだが、すぐまた19号がやって来るようで外ロケは頭が痛い。