カテゴリ : 季節感

portfolio

着雪

2019/12/23

ホワイトクリスマスにはちょっと早かったが、そこに間に合わせるかのように昨晩から雨が雪に変わった。

暖かい湿った春先のような雪なので、家の周囲は日中のうちにあらかた解けてしまったが、山間部はそれなりに降ったようなので、多少はスキー場の年末年始行楽に貢献したかな。

FUJIFILM X-H1 / XF60mm F2.4 R Macro / CLASSIC CHROME

積雪したらのルール通り、ヒマワリレストランも本日開店となり、さっそくヒヨドリとシメがやって来ていた。

シメは家の周囲に姿を見せるようになってから毎朝向かいの電線から様子をうかがっていたので、恐らく毎年渡ってきている個体のうちのどれかと思われる。

カラ類は巡回のタイミングに合うまではしばらく気が付かないだろう。

カテゴリ:季節感,

沼田銀河

2019/12/21

夜景と言うほどの賑やかさはないが、夜明け前の程々感が何となく夜空を飾る星のようだ。ナンテねw

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

約10km先の沼田市街地の夜景を840mm 1/15で手持ち撮影。風はなかったが寒さで手が震えて、さすがのE-M1Xでも歩留まり悪し。

カテゴリ:季節感|タグ:

冬枯れ

2019/12/20

先週、今週と気温の高い日が続いていたが、景色はすっかり冬枯れた赤城高原である。

FUJIFILM X-H1 / XF14mm F2.8 R / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-H1 / XF14mm F2.8 R / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-H1 / XF14mm F2.8 R / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF60mm F2.4 R Macro / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-H1 / XF90mmF2 R LM WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R / CLASSIC CHROME

仕事ではほぼズームレンズがメインなので、その反動もあってか、プライベートでは時々単焦点レンズだけで撮影したくなることがある。

防湿庫で肥やしになってしまわないようにwという意味もあるが、フジの単焦点はどれもキレの良い写りをするのが良い。

それにAPS-C専用で何れもコンパクトなので、持ち運びも苦にならないのはありがたい。

ノーベル化学賞に選ばれた旭化成名誉フェローの吉野彰氏の授賞式が話題である。

ノーベル賞に選ばれた日本人は同氏含め過去に25人いるとのことで、東アジアの先進国である中国・韓国に比べても突出して多い。それをもって「日本はすごい!」と騒ぐいつものマスゴミには困ったものだが、そもそもノーベル賞は個人の功績に贈られるものなので、どこの国の人かは関係ないのだが..

いやいや、研究費は国が補助するケースが多い..吉野氏は旭化成なので民間だけど..ので国を挙げて喜ぶのも当然という見方もあろうが、国公立大学の研究予算は年々減らされる一方であり、しかも確実かつ拙速に研究結果を求められるようになって来ているので、中長期的な研究が名目的なお座なりになっているのが現状である。

一見すると何に役立つかわからないような、将来を見据えた基礎研究こそ国の根幹を成す研究であると見定めない限り、ノーベル賞のような国家観に左右されない権威のある評価を受け続けるのは無理な話と知るべしだ。

そもそも今ノーベル賞を受賞している方々の研究自体、それこそ何十年も前から地道に行われてきたもので、昨日今日の話ではないのである。

ひたすら教育費と研究予算をカットし続ける反面、巨額な防衛費や自分たちのお友達や支持者にばかり甘い汁を吸わせている日本の現政権は、金の使い方を根本的に間違えている。与党某議員の言葉を借りるならそれこそ恥を知ったほうが良い。

近年の各方面の学会などに発表される研究論文は、潤沢な予算に支えられている中国の研究者が圧倒的と伝え聞く。「昔は日本人もノーベル賞もらったことがあるんだよ」という昔語になってからでは遅いのである。

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / CLASSIC CHROME

冬枯れて木々の葉が落ち、森の中を歩くには良い季節となった。

落葉樹主体の森をガサガサと落ち葉を踏みしめて歩くと、カシラダカやツグミが灌木の茂みから飛び立ち、リスが慌てて近くの木に駆け上がる。

沢沿いの杉林近くの林縁では、長い尾羽根を見せつけるようにドドドッという重低音の羽音を響かせてヤマドリが飛び立ち、大きなホウノキの根元に隠れるように降り立つ。

しばらくその場所を双眼鏡で凝視するが、結局見つけることは叶わなかった、そんな暖かい午後のひととき。

カテゴリ:季節感, 独り言

氷と霜

2019/12/9

都内に冷たい雨が降った先週末、赤城高原は氷点下5℃まで下がってこの冬一番の冷え込みとなった。

12月に入ってから朝は連日霜が降り、野外の水という水は氷が張る状態となっているが、今週はまた暖かさがぶり返すような話らしいので、冷え込みも一段落となりそうである。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
FUJIFILM X-H1 / XF14mm F2.8 R / CLASSIC CHROME

昨日の記事の6枚目の写真に、信号機の支柱に等間隔に留まる鳥が写っていて、通行人たちが「ハトだとハトだ、白いハト可愛い〜」と言いながらカメラやスマホを向けていた。

もし友人や知り合いのインスタで信号機に留まるハトが映えていたら、それ「ユリカモメです」って教えてあげてw

カテゴリ:季節感, |タグ:, ,

時々樹冠

2019/12/5

森の中を歩く時は大体目線からそれより低いところ、道の両脇とか足元付近を見ていることが多い。

山道は不整地ということもあるが、足跡、食痕、死体、糞、獣毛に羽、それに骨など、生きものの痕跡を探す意味合いが大きいかな。

もちろん生きものそのものであればウェルカムだが、バッタリ遭遇を望まない連中も中にはいるので、柿の種のピーナッツの割合ぐらいwで時々周辺にも気を配る。

ま、森の中で身の危険を察知するには、経験的に言って視覚より音、それに違和感を感じ取る第六感のほうが有効だけどね。

FUJIFILM X-T3 / XF10-24mm F4 R OIS / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-T3 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-T3 / XF10-24mm F4 R OIS / Velvia

冬枯れた森の中なら樹冠を通して空を仰ぎ見ることができる。小鳥たちが一斉に警戒声を発すれば、上空で旋回するハイタカを見ることもあるかもしれない。

ただ、この時期の低山は初冬と言うにはまだ木々の冬越しの準備が整ってないので、夏の鬱蒼加減はないにしてもちょっと薄暗いかな。

カテゴリ:季節感

先週末に積雪となった県北の山間地はすでに初冬の装いであるが、県南の平野部では秋が遅かった分探せばまだ紅葉が見られるところがある。

ロケの合間に各所で撮影してそれぞれ場所も標高..高くても100mは無いかな..も異なるが、それでも今週末ぐらいがギリギリかな。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

FUJIFILM X-T3 / XF10-24mm F4 R OIS / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia
FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Velvia

最後のカットはいかにもだが、実際のところ真ん中の黄色と右の赤は若いスタイリストが置いたものだ。

冗談交じりに「ヤラセかw」とイジったら「演出です!」と言われたが、コマーシャルの世界はすべからく演出の世界なので、これはこれで全然オッケーである。

何はともあれこの縦構図のカットがどこかのタウン誌の表紙に使われているはず。

カテゴリ:季節感|タグ:

積雪

2019/11/30

気温がグッと冷え込めば当然のように雪模様となる。

寒いので温泉でも入るかと、南郷のしゃくなげの湯の露天にほぼ貸切状態で浸かっている時にチラホラと雪が舞い始め、家に戻る頃には赤城高原も薄っすら白くなって、今朝は今シーズン初の積雪となった。

まだ根雪になるほどではないので、晴れた日が続けば解けてしまう程度の量だが、いよいよ来たかの感はある。

昨日の日中は北風寒風の中寒くて震るえていたが、積雪したら..正確には初雪でだけど..股引を穿くことにしているので、これでワードローブの冬対策は完了である。って、全然ためにならないマイルールなんだけどねw

iPhone 11 Pro

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

ツグミたちがまたまたやって来て、今朝の時点では結構な数のツグミが近所の防風林に滞在中である。どのみち積雪となっては地面には降りられないだろうけど。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

何しているのかよく分からなかったのがセグロセキレイ。雪面に座って?鳴いていた。

これは備忘録だが、昨日は某所でオオマシコとハギマシコの小群を確認した。どちらも20羽程度だったが、週明けにまた同じ場所を訪れる予定なので、移動途中の個体でないことを祈る。

赤く白く

2019/11/29

今朝は氷点下4℃と今シーズン一番の冷え込みとなった。

ちょっと雪雲が掛かっていたが、上越国境も今シーズン初のモルゲンロートとなった。

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

裏山の黒檜山も霧氷が見られる季節になって、大沼湖畔はすっかり初冬の景色だ。

冬来たりなば

2019/11/21

まだ寒さに体が慣れていないので、昨日は久しぶりに寒い!って感じで震えていたが、いつまでも我慢大会しているわけにもいかないので、居間のメインストーブに今シーズン初点火となった。

先週辺りから仕事場では足元の電気ストーブを使っていたが、我が家は仕事場のある二階と一階が吹き抜けでつながっているので、下の居間でストーブ点けるとそのまま仕事も暖まる仕掛けとなっている。

窓から山々の白さを視覚的に捉えるのもそうだが、焚き始めの轟々としたストーブの燃焼音も冬を感じさせてくれる。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

機材メンテナンスのため動画撮影セットをリグからバラしているので、このところ久しぶりにオリのED12-100/4 PROを使っている。

仕事の動画用としてこれ以上のレンズはないというほどの神ズームだが、スチル撮影でも当然その性能の恩恵は受けることになる。

上の写真は何れも日の出前で、35mm換算で100mm前後をラフに手持ちしているのだが、シャッター速度1/4とかでもまったくブレていないのだから驚きだ。

しかもボディはE-M1XではくパナのG9 PROである。マイクロフォーサーズと言ってもメーカー違いでG9 PROのDual I.S.2の恩恵には預かれていないので、これはED12-100/4 PROの手ブレ補正の優秀さと言って良い。