カテゴリ : 花・植物

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冷たい雨

2012/11/13

意外にも雪国の奥山は冬を迎える準備が始まったばかり。

ブナの森はまだその大半が落葉していなかった。

そして昨日から冷たい雨が森に落ちている。

ツグミがキョキョっと鳴きながら目の前を横切っていく以外、生きものの姿は少ない。

午後からはさらに風も強まり、夜にはちょっとした雷雨になるらしい。

寒気が入れば高いところでは雪になるかもしれない。

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冬への足音

2012/10/25

フィールド最奥地に隣接する北部の森には、すっかり晩秋の匂いが立ちこめていた。

すっくと立つバオバブと見まがうほどのブナの巨木群に囲まれていると、遥か南緯のマダガスカルの日々を思い出す。

晩秋の森が好きだ。無数の息吹が声を挙げ、意気揚々と生きものたちがうごめき出す春も良いが、代謝を下げエネルギー消費を最小限にとどめようと、命あるものが遠慮がちにその身をすくめる秋の終わりが好きだ。

北部の森は、秋の色付きと喧噪に華やぐ季節を通り過ぎ、これから寒さ厳しい季節へと足早に移っていく。もうじきに、麓の森にも冬の足音が聞こえてくる..

先日は撮れなかった上越国境の初冠雪。日中にすぐに溶けてしまう程度ではあるが、谷川の耳が白く化粧されていた。

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いと風強し

2012/10/12

北風ビュービューのまるで冬型のような天候に辟易。

刈り入れの終わった田んぼの近くで、大判センサーのDSLRでは、とにかくレンズ交換には気を使わざるを得ない。何より風が強いという事態が、意図した演出でない限り、ビデオ撮影には全く不向きである。風除けに大型の傘などをかざして使うが、特にクローズアップ撮影では、その微妙な揺れを抑えることができないのだ。

仕方ないので今日はスチルのみにとどめた。スチル撮影は瞬間を切り取る作業なので、風の強弱を読んで早いシャッターを切れば、まあ何とかなるものだ。

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台風前夜

2012/9/30

今日は各戸一家総出で村民運動会だったのだが、折しも台風17号の上陸騒ぎで中止となった。残念がるものホッとするもの、まあそれは各自悲喜こもごもだとは思うが、自然の猛威には逆らえまい。え、私?まああまり大っぴらには言い辛いが、そりゃこのクソ忙しい時期、それも月末に差し掛かるタイミングでグランドで綱引きなどしていられませんって(笑)。

県内への影響は夕方以降との見通しであって、日中の競技遂行にはおそらく問題はなかった..実際昼間は割と天気は良かったし..とは思うが、まあ何あってからではという役所の判断なのだろう。何より設営したテントなど機材の片付けが明日になっているので、台風通過前には撤収したいと言うこともあるだろうしね。

ということで、これを書いている時点では一応風が出始め、散発的に雨も降り出している。まだ日が沈む前ではあるが、家の前の蒟蒻畑はどんより暗く沈んでいた。

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秋そばの花

2012/9/29

私は自覚するほどの花粉症でないものの、春よりは秋のイネ科の花粉の方に敏感なようで、今の時期に外にいるとたまに身に覚えのないクシャミが出る。見回せばちょうど家の近くにそば畑が点在しているので、まあさもありなんと言ったところか。

特にそば好きというわけではないが、ちょっとそば打ちに凝っている。以前に家人の実家から製麺機を入手して、それ以来始めたのだけれども、将来の凝り性ゆえ味よりもどうせならもっと形から入ろうと、綿棒とこね鉢も続けてサルベージしてきて、エクササイズ代わりに時々粉にまみれるようにしている。今のところ粉の扱いはパン焼き趣味の家人に任せているので、配合等は関知していないが、まあ何れは口だけでなく、手も出すことは請け合いだろう(笑)。

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これから秋桜

2012/9/26

8月後半に満開となる我が家のコスモスは、暑気に当てられてすっかりしなびてしまったが、下界ではまだまだこれからといった感じである。写真は高崎のクライアントの玄関花壇に植わっていたものだ。

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