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流氷初日

2017/1/25

稚内で平年より19日早く流氷初日になった。網走より先に初日を発表するのは、観測史上初めてのことらしい。網走のほうが稚内より南なのに例年初日が早いのは、海流の関係と北寄りの風によるものである。

そんな北海道では、先日占冠村で今シーズン最低の氷点下32℃を記録した。さすがにそこまではないにしても、赤城高原も大寒前後から連日のように冷え込んでおり、氷点下10℃前後を行ったり来たりしている。

明日は寒気も緩んで暖かくなるようなので、軒の上の今にも落ちそうでいてなかなか落ちない雪の塊が、一通り落ちてくれることを期待している。

時折、日中に日が当たって緩んだ屋根の雪が、ドサドサと落ちる音がする。

その度に餌台に集まっている小鳥たちは驚いて逃げていくが、早くから餌台にやって来ているシジュウカラは慣れてしまったようで、遠くまで行かずにすぐにまた戻ってくる。

早よどけ

2017/1/24

よそ者が増えてなかなか餌台が空かないので、ちょっと怒っているふうのうちのスー。何となく眉間に怒りマークが付いているっぽい?

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花鶏

2017/1/23

時折、仕事場の窓辺にオレンジ色の鳥影が飛び交っているのが目に入る。初冬くらいまでならジョウビタキもいるが、雪が積もるとさらに平地に移動してしまうので、この時期はほとんど見かけない。

寒風に震えつつ窓辺から望遠レンズを出して庭木の陰を探すと、20羽ほどのアトリの群れが、雪上に顔を出している木の芽を食べているのが観察できた。

花鶏と書いてアトリ。花のように鮮やかな色合いから付いた和名だが、これは当て字であり、読み方のアトリは「集まる鳥」が転じてアトリと呼ばれる。

うちの近所では見かけてもせいぜい20〜50程度の群れだが、年によっては数十万羽という大群が目撃されることもある。

そんなことで、名前の通りいつも群れで行動しているイメージが強い鳥である。

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シジュウカラ4羽に相当する大食いは、ヒマワリの種大好きのシベリアからの旅人こと冬鳥のシメ。

例年はうちのヒヨドリに執拗に追い回され逃げ回っているのだが、今年の個体は結構強気で、ヒヨのスクランブルにもめげずに終日やって来る。

カラ類がヒマワリの殻を突いてこじ開けるのに対し、シメは嘴で器用に回しながら殻を割る技を見せるところから、付いた別名は「豆回し」。

シジュウカラが1つ食べる間に2つは食っているので、2羽が交互にやってくるとその消費率は推して知るべしだ。

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賑やかさ増す

2017/1/21

大寒を過ぎ、近所が雪原と化して常時雪景色となって以降、ウッドデッキ前の餌台のヒマワリの消費が一気に早くなった。

先週までは2ペア4個体だったシジュウカラが、それぞれお隣さんを連れ立ってくるようになり、今は4ペア8個体が入り乱れてヒマワリの争奪戦を繰り広げている。

これだけ賑やかだとカラ類以外にもやって来るため、朝だけでなく午後にも補充しないと餌の催促がやかましい。

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昨晩、日が変わる頃には星空が出ていたので峠は超えたかと思いきや、明け方に再び積み増して、結局60cm程度の積雪となった。ま、この程度は想定の範囲内なので朝飯前にちゃっちゃと除雪して片付けたけど。

でも湿気を帯びた重い雪なので、いつぞやのように自家製の餌台が倒れないかとヒヤヒヤだ。

鳥たちにとって想定の範囲外だったかどうか判らないが、ツグミなど地上で採餌する連中はやや途方に暮れた感あり。

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百舌鳥

2017/1/12

やけに餌台が静かだと思っていたら。これが居座ってたらそりゃスズメも寄って来ないわな。

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庭ゲラ

2016/12/30

何年か前からテッポウムシにやられて弱っていた庭のブナに、数日前からアカゲラがやって来てはコツコツと穴を広げている。

キツツキが生木に穴を穿つのは繁殖期だけで、採餌は枯れ木や弱った木だとよく聞くが、今回の様子はまさにそんな感じだ。

舌を伸ばして何かを食べている感じはあったが、向こう向きだったのでそこはよく判らず。

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藪の中の山雀

2016/12/28

ミラーレス一眼に手を出したのはパナのGH2が最初。2010年の秋だったので、かれこれ6年ほどこのジャンルのカメラを使っていることになる。

ご多分に漏れず、仕事ではC社の一眼レフカメラを併用していて、当初はGH2は動画撮影用であった。それが今や仕事でもミラーレス一眼がメインとなっているので、このコンサバ親父も変われば変わるものである。

未だに一眼レフにこだわっている人の話に、EVFに馴染めない..どうしても遅延というタイムラグが避けられない..というのがあるが、デジタルカメラ黎明期にDVビデオカメラを使っていたことが幸いして、こちらはそこにはまったく抵抗がない。

それでも、さすがにGH2などミラーレス一眼黎明期のAFはほぼ使い物にならなかったので、動体撮影で、しかも暗所ではかなり無理があったのも事実である。が..

ISO3200、1/60、400mm(換算600mm)、手持ち撮影。

薄暗い林縁の、しかもこんな藪の中でちょこまか動き回る小鳥を捉えることなど、X-T1やGH4など今年前半まで主流のミラーレス一眼では考えられなかった。

恐るべし、X-T2。

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小雪舞う赤城高原。ジュクジュクという鳴き声とともに、風花の妖精が如くエナガの一群が庭先にやって来た。

特に時間帯は決まっていないが、一日に数回姿を見せるので、我が家は彼らの探餌の巡回コースに入っているようだ。

名前の由来はその柄杓の柄のように長い尾羽根だが、正面から見るとその特徴を微塵も感じさせないフォルムが愛くるしい。

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