梅雨明け
2016/7/29
水瓶が回復しないまま梅雨が明けた。平年より一週間遅いが、長引くかと思っていた程ではなかった。生来暑さは苦手なので、個人的には冷夏ぐらいがちょうど良かったりするのだが、湿気の多い梅雨時の涼しさはやはり今ひとつだ。
それにしても、雨が少なく渇水が心配だとちょっと前まで大騒ぎしていたのに、梅雨が開けたらもうそんなことはどこへやらの夏本番報道。いつものことながらこの国のマスゴミ報道には困ったものである。
もっとも、取水制限で困るのは下流の民である。農業用水としての大口利用がないこの時期、水源県の我ら上流民にはあまり関係のない話だったりするのだ。ま、何れまた水が無いとか何とか騒ぐことになるのは目に見えている。
少し前からマツヨイグサが咲き始めた。
待宵草と言えば黄色だが、白い系統もあってそちらを月見草と呼ぶと聞いたことがある。でも黄色いマツヨイグサを月見草と言っても通名としては通ずるので、どちらがどっちというものでもないようだ。
名前の通り夜に花を開いて昼間は閉じており、花粉を媒介するのは主に夜行性のスズメガの仲間に頼っている。花も急に開いたり閉じたりするわけではないので、昼間から咲いているものもある。
余談だが、月見草と聞いて野村克也を連想するのは世代の記憶だろうか。