白い花火
2020/11/16
おらが村の風物詩であるコンニャク芋の収穫も徐々に標高を下げつつ終盤戦に突入、ホウレンソウを除けば高原の耕作地は畑仕舞いに向かっている。
下界では新コロナ対策でやれマスクだのソーシャルディスタンスがどうしたこうしたと面倒極まりないが、田舎の山の上はスキーシーズンまでしばらくは人影まばらで実に静かな時期だ。
仕事柄、オンラインで事が済むので限りなく100%に近く電脳の世界に引きこもることも可能だが、撮影や調査は物理的な移動を伴う..それでも人に会うのはコンビニとGSぐらいだし..ので、さすがにその境地には至ってないけどね。
とは言え今回の新コロナ禍の世情を眺めていると、もともと自分の生活と仕事がいかに人と接触機会が少ないのかを実感している次第だ。
これから世の中の生活様式が変わっていくとは言うが、自分自身に限って言えばマスクをする以外は恐らくこれからもそう大差ないだろうなという感じで、変わらなければならない人たちには面倒で厄介な時代の到来だなと思うぞ。
FUJIFILM X-T4 / XF16mm F1.4 R WR / Classic Nega.
FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / Classic Nega.
1ヶ月前なら近所の畑でまだウドが花をつけていたが、もう地上茎はすっかり枯れ果ててしまっている。
そんな白い花火の如きウドの花を大口径レンズ2種の絞り開放の最短距離で接写。
XF50mmは決して寄れるレンズではないが、中望遠でF1.0の威力はかなり大きい。XF16mmは広角レンズなれど広角マクロ的に近接が得意なので、F1.4で撮れば望遠レンズかというほどよくボケる。