さすがのキヤノン
EOS-1D X Mark IIIの開発発表があったが、エンブレム付きの製品画像が出回っているので、すでにプロダクツとしては完成していて、今はひたすらフィールドテストの真っ最中と思われる。
と同時に..というか実際は別マーケなんだろうけどw..RFの70-200mm F2.8もいよいよ発売となるようで、装着すらできない異なるマウントの製品をしれっと同じタイミングで発表できてしまう辺り、やはりナイコンとの自力の差が出てきてるかな。
世の中で一眼レフの終焉が叫ばれて久しく、先日発表されたナイコンD6も然り、1DXMk3は同社最後のフラッグシップ一眼レフと言われているが、製品ラインナップのミラーレス化を順調に進める傍らで、一眼レフのニューモデルも続々発表しているキヤノンはさすが業界の盟主と言わざるを得ない感じだ。
いつも見ている眺めも、超広角で切り取ると何となくそれっぽく写るから不思議なものだ。
超望遠とか超広角とかはレンズ交換式カメラの特権みたいなところがあったが、スマホでいとも簡単に撮れてしまう時代になった。もうすでにSNSのタイムラインに流れる写真がそういう状態になってきている。
昔は贅沢品の極みだったカメラも、デジタルカメラの台頭で一般人の手にふつうに行き渡るようになったわけだが、スマホでここまで撮れるようになると、また逆に写真趣味でない人たちは手を出さなくなる..最近よく言われる市場のシュリンクの始まり..と思われる。
今回ネタにした1DXMk3はスペックも値段も仕事人向けのプロ仕様ということになるが、メーカーもその辺りは見越しているはずなので、今後はますます高価格帯での殴り合いにマーケットの主戦場は移り変わっていくだろう。
ま、どのみち貧乏底辺のフリーランス稼業には関係ないって言えば関係ない話なんだが、RFの大三元ズームを全部揃えると90万近くになるという現実はどーよw