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初冠雪

2012/10/24

冬型の気圧配置で今朝は3℃と冷え込んだものの、先日の荒天の余波で朝の内はまだ風が強く、霜は降りなかった。日本海から雨雲が流れ込んできていたため、北部の山間では雨模様。当然この冷え込みなので、谷川岳など上越国境では初冠雪となった。残念ながら頂は雲の中だったので写真はないが、近くの森の中の水たまりには氷が張っていた。

そう言えば、まだ公式ではないようだが、EOS5D MarkIIIで8bit 4:2:2の非圧縮データをHDMIスルーするファームアップが行われるらしい。さらにEOS-1DXでも先日ファームアップで対応された、中央のクロスセンサーによるF8光束時のAF測距も可能となるようだ。ただ、何れも同価格帯のニコンのD800ではすで実現されており、キヤノンには発売当初より関係者から強い要望が出ていたのも事実で、ここに来てようやく重い腰を上げたと言える。

もともとDSLRの大判センサーによる動画撮影の先鞭を付けたのは同5D MarkIIなのだが、ビデオメーカーでもあるキヤノンとしては、専用機により近いソリューションとしてCINEMA EOSを用意した。なので、スチルカメラが基本である5D MarkII後継機には、それなりの動画撮影機能があれば良いだろう的な思惑が見え隠れしていた。そう、しっかり動画を撮りたかったらCINEMA EOSを買ってね、みたいな感じで。

キヤノンという会社は、依然としてこの上から目線的な押しつけがましい商売から脱しきれないでいるようで、ユーザーとしてどうにも歯がゆい。出し惜しみ番長などと揶揄されるようになって久しいが、ライバルメーカーの同クラスに比べて、何かしら一つ二つ足らない製品を平然と出してくるのだ。当然それは意図的なものであることは明白であり、最近なら、ミラーレス最後発であるにもかかわらず、出てきたEOS Mのあの体たらくは何だと言うことだ。

それにしてもだ。今回のファームアップ対応そのものは、もちろんメーカーとして評価できるものではあるのが、肝心のリリース時期は来春だと言うこと。何だよ、これから直すのかよって感じだね(苦笑)。

と、投稿してからよく確認したら、国内のWebサイトでも正式にアナウンスしていた。一つ補足すると、先のHDMIスルーはモニター表示とは排他ではないようである。

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