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火星が明るい

2018/8/23

先日、月を眺めていたら近くの空に黄色く輝く明るい星があることに気づいた。金星は月のすぐ下に付かず離れずであるが、そう言えば火星が大接近みたいなニュースをちょっと前に見たことを思い出した。

先日の月同様にEXテレコンで撮影し、ハイライトを少し下げてみたところ、よく見かける火星の模様?が浮かび上がった。という事でこれは恒星ではなく惑星ということになる。

キラキラ輝く夜空の星は、その殆どが自身の発する光であり、いわゆる恒星である。つまり、満天の星空と言って我々が眺めている無数の星星は、そのほぼすべてが太陽と同じ恒星なのである。

そして我らが地球やこの火星を始めとした惑星たちは、自分自身で光ることは出来ず、付き従う中心の恒星..太陽系の場合は太陽ということ..の光を受けて明るく見えるという理屈である。

余談だが、前述の無数の恒星の中には惑星を従えているものもあるかもしれない。仮にその惑星がこの火星のように中心の恒星から照らされても、そこまではこの地球上から見ることは出来ないという、そんな距離感の話なのである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

適当にそのままAFで撮影してみたが、地球に接近して尚且明るいとは言え、さすがにこの大きさを普通のレンズで写すのは無理があった。それなりの技術を要する人が、天体望遠鏡を使って撮る必要がありそうだ。

カテゴリ:気象・天体|タグ:

木星と火星

2018/1/11

明け方の南東の空に、月に寄り添うように星2つ。明けの明星(金星)かと思っていたが、それにしては小さい。

調べてみるとどうやら金星ではなく木星と火星らしい。大きい方が木星で左下の小さいほうが火星のようで、火星は木星より地球に近いところを周っているので、日々時間帯で見える場所は異なるとのことだ。

FUJIFILM X-T2 / XF35mm F1.4 R

最も稼働率の高いフジ大三元の一翼を担うXF16-55は、全域F2.8の大口径ズームと言われているが、夜間や夜明け前においてはF2.8は決して大口径ではない。

その点で、開放F1.4から躊躇なく使用できる単焦点のXF35やXF16の前では、2段も暗いレンズということになろうか。高感度性能の優れたX-T2との合せ技では、両単焦点レンズともこの程度の暗さは何ということもない。