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山サシバ

2023/4/15

ピックィーという他の猛禽類とは明らかに異なる独特な鳴き声が、まだ田起こし前の田んぼが広がる山里周辺に響き渡る。

サシバは先月末に南関東で今シーズンの初見しているが、東北や北陸などにも続々渡ってきているのを観察している。

ペアが形成され本格的に営巣に入るまでは、渡来したての今の時期は縄張り争いで賑やかだ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

サシバは里山の猛禽のイメージが定着しているが、意外に雪深い奥山の渓谷沿いでも繁殖しており、特に日本海側のイヌワシ生息地ではイヌワシにまとわり付く姿をよく見掛ける。

我々ワシ屋の間ではそんな個体群を山サシバと呼んでいる。

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山サシバ

2022/6/16

サシバはオオタカと並んで里山の猛禽のように扱われることが多く、実際関東近郊では谷地のような小規模な水田地帯に分布する傾向がある。

餌動物として湿地に棲むカエルやトンボ、畑のネズミのような小動物を好むので、あながち間違ってはいないのだが、天狗様の棲むような田んぼのない奥山の谷筋でも繁殖しているので、里のタカという分類だと一面しか見ていないことになるので注意が必要だ。

繁殖地には4月中旬には渡ってきて、ペア形成が為されればすぐに繁殖行動に入るが、昨年生まれの若い個体が侵入してきたりすると終日その防衛行動でにぎやかになる。

猛禽類の仲間は小型になるほど気性が荒く喧嘩っ早くなる傾向があってそれはサシバも同じ。同種同士のいざこざもさることながら、前述のように天狗様の棲むような谷になわばりを持った個体だと、相手がイヌワシだろうとクマタカだろうとお構いなしに攻撃していく..モビングと呼ばれる行動..から大した度胸である。

多くの場合クマタカは迷惑そうにすぐに林内に逃げ込んで遁走するが、イヌワシは高空に上昇して振り切る場面が多い。それでも果敢に食らいついてく個体も時々いて、20分近く延々とペアで天狗様を追いかけ回して、最後は一緒になって雲の中に消えたことがあった。

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 雄成鳥

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 若鳥

4K/120P 5000mm相当の動画から切り出し。この日は気温が低く曇天だったため、あまり陽炎の影響がなかった。

先日のノジコと同様、この日も天狗様仕様の超望遠システムだったので、すぐ目の前でいざこざしているサシバにはちと近すぎたな。

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オオタカと並んで里山のタカとして知られるサシバ。

ただ、もともと低地の人里近くに好んで生息しているのではなく、食性が湿性環境に依存しているので、結果的に水田地帯に適応して定着しているというのが実情だろう。

生息環境もチュウヒが好むようないわゆる湿原や河川敷ではなく、営巣林に適した森の中の湿地、つまり谷地を好む。

人が稲作のために水源と隣接する谷地に棚田を作り出して以降、結果的に人里近い水田地帯で繁殖活動を行うようになっている。

我々ワシ屋にすれば、どちらかと言えばサシバは雪山の谷筋の中で営巣するイメージが強く、実際の生息数も世間で言われているような里山環境よりは圧倒的に山中のほうが多いだろう。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

ピックィーというその独特の鳴き声とともに、奥山近くの谷間を飛ぶサシバ。

猛禽類は小型になるほど性格が強気になっていくが、このサシバも例外ではなく、そのけたたましいほどの勢いの前にはクマタカも逃げ惑う。

そして時には果敢に天狗様ことイヌワシにも向かっていき、気が済むまでモビングを繰り返すシーンは、この季節の奥山の風物詩的なものだ。

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スペイン、仏、英など欧州で再び爆発的に新コロナの感染者数が増加している。そしてその原因は夏のバカンスにあるということで、なるほどさもありなんという話だ。

先日はどっちに転ぶかというようなことを書いたが、この4連休の有り様を見ていて、国内で同様な事態にならないと考えるほうが不自然だったなw

それにしてもだ。マスゴミは春頃はあんなに欧米の緊迫した様子を報道しまくって不安を煽っていたくせに、最近めっきり報道しなくなったな。

このさなかに海外からの入国制限を緩和して国内へ外国人を入れるような話が出てきていて、来年の東京五輪を強引にやるためのそろばんをパチパチ弾き出した感がアリアリしている。

何となくだが、政府筋から電◯を通してメディア各社に大きく騒いで水を差すな的な圧力でも掛かっているような気がしないでもないぞ。

それに妙に支持率が高い今のうちに与党は解散総選挙を強引にやりたいと考えているはずなので、あまり大仰に新コロナ禍未だ収まらずを叫ばれたくないのが本音だろう。

そういう意味で、この4連休の結果は戦々恐々といったところだろうな。

Canon EOS-1D MarkII N / EF600mm F4L IS USM / サシバ

この4連休に知り合いが白樺峠へタカ渡りの見物に言ってきたらしいが、マスクもろくにしていない人もチラホラいて、それはもう恐ろしいほどの密だったと嘆いていた。

いやいやそういうアンタもその密の一部と化していたんだから、あまり人様をどうこう言える立場じゃねぇーよと言っておいたがw

全国の知り合いに会えることもあって、20年くらい前までは伊良湖岬共々毎秋足を運んでいたが、年々人出が多くなって賑やかになってしまったので、すっかり足を運ばなくなっている。

デジタルカメラが普及して以降、野鳥カメラマンの人口は明らかに増加しており、彼の地のような鳥の出現が定期的に見込める場所は大変な賑わいである。

昔に比べれば明らかに鳥の個体数は減っているが、それを狙うカメラマンは増加の一途を辿っているのは何の皮肉なんだかな。

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今以上の感染拡大を防ぐため早急にロックダウンすべきか、いや経済的損失が甚大になるのでロックダウンすべきでないで世論が揺れている。

どっちの意見も一理あると見ているのでなんともジャッジしづらいのだが、日本の場合、その根拠となる緊急事態宣言には今のところ言葉の印象ほど強い強制力はないものの、この期に及んで不要不急に出歩いている呑気な国民の行動に待ったをかけるには、やはりそれなりに効力はあると思われる。

田舎暮らしのフリーランス稼業ゆえ、個人的には行動に制限がかかっても喫緊に困ることはないのだが、仕事上は相手があることなので業務によっては問題が出るのは必定だろう。まあそれでも都市圏の勤め人ほどは影響はないだろうけどね。

世の中的にはロックダウン推進派?が多いようだが、ロックダウンする場合はそれに伴う各種補償が必要..以前から自粛要請と補償はセットだと非難轟々だけどね..となるため、先日のア◯ノマスク騒動wに紛れるように、先行して世帯への現金給付が急遽アナウンスされた。

ただ、例のごとくこれまたツッコミどころ満載の現金給付となっており、あくまで世帯単位にこだわる上に、給付水準や基準のしきい値が異様に高く設定されているとか、申請にはそれなりに減収の証明が必要とか、やたらと仕組みを複雑怪奇化して申請意欲を削ごうとしているあたり、どこからどう見ても「できる限り金を出し渋りたい」ケチの本音が見え隠れしている。

そもそも世帯単位とか給付に条件がある時点でまったく公平感がないのが問題だろう。条件を満たす限り、7人が同居するサザエさん一家も、一人暮らししているうちの倅も一律に同額なのはどう考えてもおかしい。

先般から言っている通り、国民一人に無条件で一律給付して、所得の多い人は後で多く課税して徴収すればいいではないか。何よりそのための仕組みがすでに存在しているのだから。

LUMIX G9 PRO / KOWA PROMINAR TSN-884

見晴らしの良い小尾根に立っていたら、南方向からサシバが飛来してくるのが見えた。サシバの確認は今シーズン初である。

どこかに留まるふうもなく黙々と向かってくるので、更に北へ向かう渡りの途上と思われる。確認されている県内の繁殖地は少ない。

目の前で少し高度を下げたので、背景に向かいの斜面のヤマザクラを入れ込んでと狙ってみたが、そう思い通りにはならずに少し逸れてしまった。

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タカ渡る秋

2018/9/22

先日、予定していたアポがクライアントの都合で急遽先送りになったため、昼を挟んで久しぶりにフィールドへ出撃。

昼前から良い風が吹いていたが、天狗様は隣の谷奥にチラッと出ただけでほぼボーズ。まあこんなことは日常茶飯事なので、午後の後半戦は一つ西側の尾根筋でのタカ渡り観察にチェンジ。

県内にも何ヶ所かタカ渡りの観察ポイントがあるが、メッカである白樺峠や伊良湖岬のようにバンバン数が飛ぶことはまずない。なのでこうして何かのついでに県北で観察ポイントを探すことを20年以上続けている。

風が強いせいかさほど高い高度でないコースで、ポツポツとサシバが飛んいくのを夕方まで観察。3時間で100羽ほど..少しハチKを含む..の記録は、この辺りでここ数年ではまあまあの結果だ。

が、後で白樺では4000飛んだと聞いてちょっとビックリだが、もしかしたらその前振りの動きだったのかも。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

この日は夕方にはピタッと風が止んで、久しぶりにイイ感じに西の空が焼けた。

撮影後、引き上げ間際に双眼鏡で頭上をザッと見渡し、数羽のサシバたちが西を目指して飛んでいくのを見送った。

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関東にも米所

2016/6/24

南関東のライスフィールドに滞在中。米所と言えば新潟や東北を思い浮かべるが、関東にも旨い米を生産する地域がいくつかある。

20160624

独特の谷戸に広がる水田地帯には、オオタカと並んで里山の猛禽を代表するサシバが多く見られ、今は育雛期のまっただ中である。

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ピックィー

2015/4/19

何年かぶりに庭の上でピックィーとサシバが鳴きながら飛んだ。そもそも赤城高原はサシバの繁殖適地ではない。地形的にも渡りのルート上ではないが、秋の渡りの際には時々外れて通りがかる奴がいる。が、春はやはり珍しい。

20150419

昨日の汗ばむ陽気に我が家のソメイヨシノも七分咲まで開花。自然写真家の中には庭木のソメイヨシノよりヤマザクラを押す声が多いが、個人的にはどちらも好きだ。日本人なら春はやはり桜がいい。

20150419b

咲き誇る桜を尻目に、ブナはまだその気になっていないようだ。自然の山野では芽吹きの早いブナも、何故か我が家では遅いほうの部類である。余談だが、ブナに掛けた巣箱1号は昨年はスズメに先を越されたものの、今年はシジュウカラ夫妻が入居済みである。

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