タグ : モルゲンロート

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一年で最も寒い時期となる大寒ということで氷点下10℃まで下がったが、この冬最低を更新とまではならなかった。

寒いことを期待しているわけではないが、今年は久しぶりにそういう冷え冷えした冬なんで、朝起きて一番についつい寒暖計をチェックしてしまう。

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

上がモルゲンロートに映える浅間山で、下が夕景に浮かぶ浅間山。冷え込んでいると朝も夕もよく焼ける。

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FaceBookにTwitter、それにTikTokが花札野郎の公式アカウントを片っ端っからBANし始めている。

今まで散々こういったSNSサービス上で嘘八百を垂れ流してきたツケが回ってきたのでそれはそれでいい気味だが、主要なオールドメディアを敵に回している手前、大統領でなくなると同時に大手を振って使える武器を失うことになるので、奴さんの今後の出方が気になるところだ。

さらに問題なのはバカ殿を信奉する支持者の集まりで、先だっては徒党を組んで議事堂に押しかけ軒並み逮捕者を出しているが、何しろ憲法で銃器を持つことを認められているので、組織的な動きは封じられたとしても、今後は散発的に重火器による暴動が起きかねない状況だろう。

そんな保守主義の権化のような連中が主に利用しているSNSサービスが、利用制限が一切行われないと評判のParlerである。Parlerは日本では馴染みがないが、日本で言うことろの昔あった2chに非常に近い運営で、言わばネット上の無法地帯となっていた。

が、そんなParlaerもホスティングにAWS(Amazon Web Services)を使っていた関係で、現在は停止状態に追い込まれている。これはどうやらAWSの大口顧客であるApple..Googleと足並み揃えてアプリストアからParlaerをいち早く削除した..やAmazon自身の従業員からParlerへのサービス提供を停止するように圧力がかかったようである。

FaceBookやTwitterなどメジャーなSNSサービスから弾き出されるのは確かに直接的な影響力があるが、一番はやはりネットサービスの根幹を抑えているAWSやGCP(Google Cloud Platform)、それにAzure(Microsoft)などの主要クラウドサービスに弾かれるほうがジャブのように効くということだ。

ネット社会の現代において、情報戦ではSNSを有効に利用して戦うのが有効とされてきたが、今回の米の大統領選の顛末を見る限り、リベラルなIT業界を敵に回すことの危うさを、恩恵を受けてきた以上に今更ながら思い知ることになったろう。

こういった動きに「言論弾圧だ!」みたいな意見も右寄りな連中から漏れ伝わってくるが、忘れてはならないのは今回の渦中のIT事業者はすべて民間企業だということだ。法の遵守のもとで運営されている民間サービスの利用規約を逸脱すれば、そりゃ違反者が弾かれるのは当たり前である。

兎にも角にも、SNSは用法と利用規約を守って正しく利用しましょう、であるぞよw

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia / 上州武尊山

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia / 三峰山

今朝は日の出前で氷点下6℃で、前日比で暖かく感じる朝だった。

年明けから続いていた厳しい冷え込みも小休止となったようで、今日あたり関東を通過する南岸低気圧も雪の予報が雨へと変わってきている。

都内は非常事態宣言でテレワークが再開されているだろうから、仮に雪でもそれほど影響は無さそうにも思うが、それでも数cm積もっただけで大騒ぎとなる恒例の光景は目に浮かぶなw

赤浅間

2020/11/29

浅間山は標高がある独立峰なので初冠雪の報こそ早いが、富士山のように白く根雪になるのは12月に入ってからだ。

昨日は上信越の県境付近に雨雲が出ていたので、予想通り今朝はこの秋数回目の冠雪となった。

まだ季節感乏しく暖かい日が続いているのでこのまま根雪になるかは分からないが、北関東の端っこで浅間が白く鎮座するようになると、空っ風が上州の平野部に冬を運んでくるようになる。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

今朝は今シーズン初の浅間山のモルゲンロートが見られた。

谷川の山焼けを眺めていたら、頭上を今シーズン初認となるツグミの小群が鳴きながら飛んでいった。上越国境のシーズン初モルゲンロートと初霜、それにツグミの渡来は例年いつも同じくらいだな。

谷川の冠雪も今秋はすでに数回あるが、雲が掛かっていてチラッとしか見ていなかった。今朝は赤城高原からもようやくその全容が望めた。

吐く息白く、霜踏みしめつつ神々しいモルゲンロートを眺めていると、今年もいよいよこの季節がやって来たな感あり。

FUJIFILM X-T4 / XF90mmF2 R LM WR / Vlevia

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.
FUJIFILM X-T4 / XF35mm F1.4 R / Classic Nega.

うわ、裏のホレンソウ畑が霜で真っ白!と思ったら、その霜被害を防ぐパオパオだったw

ホウレンソウは寒さで甘みが増すので霜はまったく問題ないが、それでも作付けしたては成長に影響あるので、このくらいの時は農家も気を遣う。

家人いわく、近所の農夫たちは畑にパオパオが多く見られるようだと冬の到来を感じるらしい。

プロにお金払って撮影を頼むのだから大きいカメラが良い、という「大きなカメラがイチバン信仰」が残るのが地方案件である。冗談のような話だが意外にまだ根強いのが田舎のアルアルなのだ。

10年前にマイクロフォーサーズのミラーレス機を使いだした頃、最初にGH2で撮影に行った時、そんな玩具みたいなカメラで撮るのかとクライアントに真顔で言われたことが何度かあった。

そもそも当時GH2は動画メインだったので、リグを組んで外付けモニターやら何やらデコレートしたが、スチルでは仕方なくしばらくバッテリーグリップ付きのEOSと併用していた時期がある。もう使うことはないが、今でもその頃の名残で5DMk3と大三元ズームだけは残してある。

E-M1Xの大きさはマイクロフォーサーズのメリットをスポイルしているとよく言われる。個人的にもそう思っているwのだが、皮肉にもパッと見がEOS 1DやニコンD一桁機とそう大差ないこともあって、「小さいカメラによる低コスト感」をかなり軽減してくれる効果がある。

もちろん業務に使うのに性能的に何らの不足もないのが最大の理由だが、田舎の「大きなカメラがイチバン信仰」にも十分に対応できるという点で、E-M1XとED12-100PRO..24mmから200mmを1本でカバーする..のセットは、性能も見た目wもクライアントの要求に十分応えることが出来る機材なのである。

余談だが、ビデオカメラも高性能で小型化しつつ4K撮影が普通に行えるようになっているのに、テレビ業界では未だに大きなドッカブルタイプの古いカムコーダーを肩に担いで仰々しく撮影しているのも、色々な意味で「我々は撮影している」感を醸し出したいという意図がある..リースの関係もあるが..のだ。

つい先日、フジがX100Vのプロモーション映像でやらかした件..ストリートスナップの撮影風景に問題があった..も、スマホ並みに小さいカメラでいきなりスナップ撮影をするから盗撮..隠れて撮影していないので実際は盗撮ではないが..などと言われてしまうが、大きなビデオカメラを担いだ複数のスタッフと一緒ならそういう事態にはまずならないのである。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / ポップアート

という話は、あくまでコマーシャル系の商業分野に限ったことであって、ストックフォト用の素材写真や普段の撮影ではやはり小さいカメラが望ましいのは間違いなく、E-M1X並の性能で小型化されたE-M1 MarkIIIには期待している。

パナのG9 ProとオリのE-M1系は通常より高画素で撮影できるハイレゾモード..オリではハイレゾショットと呼ぶ..が搭載されている。

手ブレ補正ユニットを利用してピクセル単位でセンサーを動かし、複数枚の画像をコンポジットして高解像度画像を得るというギミックで、昔気質のカメラ親父やフルサイズ命みたいなカメラヲタには敬遠される筆頭の機能ではあるが、個人的には新しい技術になんの抵抗もないので、G9 ProとE-M1Xのハイレゾモードは仕事では便利に使わせてもらっている。

特に8000万画素相当のハイレゾモードでは、リアル高画素機に比べてモアレがないなど特筆すべき点もあり、仕事仲間のα7R系よりは高画質な画像を得られることが判っている。

ただ、被写体が動いている場合はイマイチとか、撮影直後に後処理でダンマリになるとか、三脚が必須とか、実戦では制約が多いのも事実なので、常に高画素が必要の場合は素直に35mmフルサイズの高画素機を使ったほうが良いのは自明の理だ。

その点で、オリのE-M1Xには5000万画素という制約がある..三脚ハイレゾならPCのRAW現像時に8000万画素が可能..ものの、三脚要らずの手持ちでハイレゾショットが使えるようになっているのが一つの特徴である。

手持ち撮影でハイレゾショットが使えると、動いていないことが前提で生きものの撮影にも十分使えるので、余裕があればもう1枚をハイレゾショットで押さえておくことができて便利である。

一般的な印刷物であれば画素数など2000万画素でも多いが、5000万画素あると自在にトリミング可能になるので、出力行程の編集まで考えると使い勝手が良いのだ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 手持ちハイレゾショット

オリジナルを拡大してみると10km離れた沼田市街地の家々の窓枠まで解像し、建屋の看板も読み取ることができる。

Webページではハイレゾショットの恩恵を受けることはないが、手持ち撮影で5000万画素相当がキッチリ解像しているのは何とも気持ち良い。

E-M1Xの場合、特にED12-100 PROとの組み合わせでは、ブレを恐れること無く手持ちでハイレゾショットがガンガン使えるのはスゴイね。

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 手持ちハイレゾショット

約60km離れた浅間山のモルゲンロート。通常撮影ではボヤけている山肌のひだが、ハイレゾショットではハッキリと解像しているのが判る。この辺りはさすがに高解像度画像の威力と言えよう。

ちなみにE-M1Xの手持ちハイレゾショットはパナのレンズでも有効である。

赤オキトマ

2020/1/13

今シーズン一番のモルゲンロートに谷川のオキの耳トマの耳が赤く染まる。今朝は雲が多かったが、予想に反して東も西もよく焼けてくれた。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

FUJIFILM X-H1 / XF60mm F2.4 R Macro / Velvia

先日の営巣木だが、やはり親の姿を見ないことには判断できないので、倅を駅に送っていったついでに寄り道して観察するが、短時間ということもあってボーズに終わる。

お子様は昨日と同じ谷にいたが、今日はほとんど鳴いていなかった。

暮れにその年を振り返ってみたり、正月に一年の抱負を語ったりとするのが世の倣いのようだが、そんな世の中の動きに何となく合わせているだけで、個人的に何かこれといった特別なこともなくいつもと変わらずである。

何かを新たに始めるとか、もしくは行動や考え方を変えるとか、はたまた行動の結果や是非を反省するというのはその都度やれば良い話..鉄は熱いうちに打てだ..なので、何も年末年始に限ったものではないと考えている。

若い時はこの区切りにわざわざイベント的なものを催したりしていたこともあったが、歳を取るにつれてそういう考え方はしなくなったかな。ま、メリハリよりダラダラのほうが性に合っているのかもw

FUJIFILM X-T3 / XF14mm F2.8 R / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF14mm F2.8 R / Velvia

今年の初日の出は新幹線の中で拝んだので、赤城高原での日の出は今日が最初である。

今年もよろしく上越国境ビュー!

シン?さあば

2019/12/3

今年の流行語大賞はてっきり「桜を見る会」かと思っていたが、忖度の結果なのかノミネートすらされていなかったようだ。ならば今年の漢字にこそぜひ「桜」を期待したいねw

その桜某の名簿がバックアップ含め復元できない云々が巷で話題であるが、昨日の原稿棒読み男の答弁によれば、内閣府はシンクライアント方式を採用しているらしい。それであれば尚のことサーバー側にロールバック用のログや差分が残っているので、復元できる可能性が高いだろう。

というか一般的に考えれば復元できないほうが困る..そのためのサーバー集中管理前提のシンクライアント方式なので..はずなので、出来ないのであればそれは何らかの意図を持って復元できないように消した..完全にとなれば間違いなく上書き後に物理的な破壊しかない..ということになるな。

あとどうでも良いことかもしれないが、サーバーを「さあば」と語尾下げで読むのは恥ずかしいぐらい違和感あるので、頭の良い官僚の誰か止めてやってくれ。アレが恥かくのは知ったことではないが、海外で報道されるとそれは日本の国会の恥になるのでのぉ..

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

ちょっと焼け方が薄かったが、すっきり雲なしの谷川モルゲンロートが拝めた。

冬の到来が遅かったので雪の着きがまだそれほどでもないが、これから徐々に遅れを取り戻してくるだろう。年末寒波の駆け込みに期待だ。

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赤く白く

2019/11/29

今朝は氷点下4℃と今シーズン一番の冷え込みとなった。

ちょっと雪雲が掛かっていたが、上越国境も今シーズン初のモルゲンロートとなった。

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

裏山の黒檜山も霧氷が見られる季節になって、大沼湖畔はすっかり初冬の景色だ。