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昨日は富士山が初冠雪だったが、これは平年より22日遅い..昨年と比べると26日遅い..という話だ。確かに今年は暑さが収まらずなかなか秋が始まらなかったので、まあそんなものかという気はしている。

寒気が入ったので当然のように今朝は今シーズン最低の寒さであったが、日中は逆に気温が上がって暑いくらいだった。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / CLASSIC CHROME

朝の上越国境は雲の中で様子は分からず。南に目をやると、約100km先の八ヶ岳が冠雪しているのが望めた。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA

仕事でみなかみに出掛けたので、湯檜曽まで足を延ばす。

オキトマの耳は相変わらずガスの中だったが、上州のマッターホルンと呼ばれる武能岳を見る限り、冠雪していた様子はない。例年だと10月下旬から11月初旬というのが多いので、こちらも日本海側に寒気が入ればそろそろだろう。

そう言えば、湯檜曽の谷の中でジョウビタキとツグミを同時に今シーズン初認した。ジョウビはともかく、ツグミは逆にちょっと早い渡来である。

餌台を撤去して数日はまだ庭先をうろついていたロシアからの客人たちだが、すっかり目にしなくなったと思っていたら、今日は夏羽に換羽したアトリを数羽見かけた。

一度はまったく見掛けない日が続いていたので、この連中は北帰行の途上で立ち寄った別の一群と思われる。餌台は撤去したが水場はまだそのまま残してあるので、水を飲みにでも立ち寄ったのだろう。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

家の近所ではシメは見掛けなくなったが、北帰行の最終ランナーであるツグミはまだ健在である。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

ぺんぺん草と一緒に春のつぐみん。気をつけてロシアへ帰れよ。

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ツグミ達がぼちぼち家の周辺に定着し始めた。しばらくはさらに南への通過個体群だったようで、声を聞いたり聞かなかったりが続いていたが、ここ数日は終日よく声を耳にするようになった。

こんなに越冬個体の定着が遅い年は初めてだが、今年の季節の動きを見る限り、まあこんなもんかと思わざるを得ないけどね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ISO12800

ツグミの話をしておきながら写真はジョウビタキの雄。

例のごとく日の出前の林内なので、一般的にこの暗さでシャッターを切ることはまずないが、今どきのマイクロフォーサーズのISO12800でもこのくらいのサイズなら何とか見られる。まあ結構ノイジーではあるけどね。

シャッター速度は1/20なので、尾羽根を上下に絶えず動かすジョウビタキの場合、800mmの手持ち撮影では手ぶれ・被写体ぶれ必死の状況だが、この時は奇跡的にピタリと止まった。

AFもややゆっくりではあるが正確に動作して、目にジャスピンだから恐れ入る。さすがEV-4の低照度測距を誇るG9 PROである。

狩猟解禁

2018/11/15

今年も猟期がやって来た。鉄砲打ちも高齢化が進んでサンデー毎日な人ばかりなので、平日だと言うのに解禁日初日の猟区はオレンジ色な人たちで賑わっていた。

毎年のことなので判ってはいたが、天気が良く遠望が利きそうだったので、いつもの林道を上っていくと、これまたいつも定点に利用している空き地..車がすれ違うために広くなっている..はすでに先客の軽トラックとジムニーが並んでいた。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

まだスペースはあったが、ここに出入りしているグループに知り合いはいないので、少し上流側に移動。ここも視界は開けているが、対岸にすぐ右岸側の尾根が迫っていて、少々圧迫感がある。ま、こればかりは仕方ない。

日が短くなっているので、午後3時頃には左岸側の尾根が影を落とし始める。紅葉が終わって落葉ちょい前ぐらいの落広林が西日の斜光線に照らされ、空と影とコントラストを演出していた。

ちなみに今日の銃声は2回で、かなり下流方向から聞こえてきた。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 上:ツグミ 下:シメ

今朝はこの秋一番の冷え込みだったが、日が昇る頃に近くの雑木林からキョキョッという懐かしい声が聞こえてきて、ようやくツグミを今シーズン初認である。

10羽ほどの群れだったので、まだこれから南下する個体だったかもしれないが、これでめぼしい冬鳥が揃ったことになる。

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風任せな旅路

2018/3/23

先日の夕方、やや西寄りの南風が強く吹く中をツグミの群れがやって来た。暗かったので正確な数は不明だが、恐らく100羽は超えていたと思われる。

薄暗い中をキョキョッと鳴き交わしながら、すぐにまた東の方へ飛び去るもの、そのまましばらく庭木に留まるもの、そこはてんでに適当だったが、小一時間近くかけて家の周りを移動していった。

ツグミは冬鳥の中では最終走者として渡来する割に、帰る時もまたゆっくりしている個体が多い。それでもこんな南風が強く吹けば、風に乗って少しづつ北上を始める個体もいるようだ。

LUMIX GH5 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

その大風のお陰で今朝は久しぶりに視界がスッキリ。漂う花粉もPM2.5もどこかに吹き飛ばしてくれ、この時期には珍しく八ヶ岳連峰までクリアに見通せた。

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初霜

2017/10/27

今朝は2℃まで外気温が下がり、この秋一番の冷え込みに。そして放射冷却の影響で庭の半分ほどが白くなり、今シーズンの初霜を記録した。

FUJIFILM X-T2 / XF16mm F1.4 R WR

FUJIFILM X-T2 / XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR

昨日書き忘れたが、北部フィールドではツグミの姿を見かけた。まだ南下途中の個体の可能性もあるが、いよいよ冬鳥が姿を見せ始めたようだ。

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在庫一掃

2017/3/24

梅の季節を通り過ぎ、都内でソメイヨシノの開花宣言もあって、アッという間に桜前線がやって来そうな勢いなので、タイムリーに出しそこねた在庫..写っている鳥に対する悪気はないw..をここらで一掃。

今日辺りまだ小雪が舞っている赤城高原なれど、庭先の餌台レストランも今月いっぱいで店仕舞いなので、小鳥たちの喧騒も終焉となろう。


シジュウカラ


アトリ


カケス


コゲラ


ツグミ

撮影は何れもX-T2+XF100-400でノーレタッチ・ノートリミングである。

昨晩、日が変わる頃には星空が出ていたので峠は超えたかと思いきや、明け方に再び積み増して、結局60cm程度の積雪となった。ま、この程度は想定の範囲内なので朝飯前にちゃっちゃと除雪して片付けたけど。

でも湿気を帯びた重い雪なので、いつぞやのように自家製の餌台が倒れないかとヒヤヒヤだ。

鳥たちにとって想定の範囲外だったかどうか判らないが、ツグミなど地上で採餌する連中はやや途方に暮れた感あり。

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冬型

2016/11/23

利根の秋も深まり、ようやく冬らしい寒さになってきた。

上越国境は雪雲にまみれて朝からその姿を見せない。上州武尊もまた然り。これから春までこんな感じで季節が進んでゆく。

20161123

20161123b

月初に北東北で北風に乗って渡って来たツグミを大量に見掛けた。

その後に赤城高原でも何度か見掛けたのだが、どれもまだ南への移動中の個体だったようで、ここ一週間ほどは音沙汰なしであったが、昨日からまたキョキョッという例の鳴き声が家の周囲で響いている。彼らはさすがにもう定着個体だろうか。

さて、今晩から雪の予報だ。いよいよ冬来りなばである。

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先週から一昨日まで、所属するグループ主宰の調査で北東北へ遠征。

彼の地は前線の通過と寒気の南下で連日猛烈な風が吹き、鼻水垂らしながらなかなか観察は厳しい状況にあったが、目的をある程度達成できたのは良かった。

初日の前日に雪が降ったとのことで、調査エリアの高標高地は一面白く覆われていて、今シーズン初の雪道走行となった。

周辺では寒気団に乗ってやって来たと思われるツグミが大量に飛んでおり、シメやマヒワと合わせて今シーズン初認であった。ついでに言うと、東北道築館周辺ではマガンの一群にも遭遇している。

20161108

林道上にノウサギの足跡。天狗様の生息地で見る餌動物の痕跡は嬉しいものだ。

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