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森の中を通り抜ける農道を横切る足跡。よく見ると2種類の生きものであることが分かる。

右がノウサギで左がキツネで、どちらも右下から左上に向かっており、キツネは小走り、ノウサギは飛ぶように跳ねて走り抜けているようだ。

iPhone 11 Pro

両種は狩る側と狩られる側の関係なので、一見するとキツネがノウサギを追いかけているようにも見える。

が、左上でノウサギはそのまま真っすぐ森に向かい、キツネは右へ逸れているのが見て取れるので、両種の行動時間は別々だというのが分かる。恐らくキツネはノウサギの足跡を辿ってきたのだろう。

こんな山間の田舎でも早朝や夜間に車が通ることはあるので、横切る時は一気にという本能的なものはあるだろうが、タヌキやアナグマと違って、キツネとノウサギに関しては轢死体はまったくと言っていいほど見かけない。

ちなみに奥の道沿いに歩く足跡は拙者のもの。フクロウ探しに向かって暗いうちに歩いていたが、その時はこれらの足跡は無かったので、その後夜明けまでの小一時間程度に付いたものと思われる。

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スガレが叩き上げの苦労人みたいに言われているが、苦労したのは満州に渡って戦後命からがら引き上げてきた親父さんだぞ。

しかも当人は戦後生まれで、その親父さんがイチゴが何かで事業を起こして成功した裕福な家庭育ちじゃんか。一体どっから貧乏人が這い上がってきたみたいなサクセスストーリーでっち上げてんねん。

政治ビジョン問われて「自助・共助・公助」抜かしてやがるが、国の仕事が一番最後ってなんなんそれ。順番ちゃうがな。それなら政治家なんぞ要らんがな。

しかも総裁選挙で国民が直接選べないのを良いことに、「将来的に消費税を上げる」と言いやがったぞ。それに前提として「行政サービスのスリム化」とも言っているので、今以上に行政は何もしなくなるのに増税はやるという、ふざけたビジョンだな。

タダでさえ新コロナ禍の影響で景気が悪くなってそれがいつ回復するかも見通しが立たない今、政治家が消費増税の話なんかするかってことだ。どんだけ財務省にキン◯マ握られてんだよ。

大体だ、消費税が全額社会保障費に充てられているなんて嘘っぱちもいいところで、組織票目当てで法人税を減税したその穴埋めに使われてんじゃねぇか。大企業が長年貯め込んだ内部留保を法人税で徴収すれば、消費減税など容易いことだ。

こんなザマではパンケーキおじさんじゃなくて、そのうち反景気おじさんとか呼ばれるのがオチだなw

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

朝早くに近所の蒟蒻畑でキツネを見かけた。この時期に日が昇ってからうろついているのは珍しい。

しばらく双眼鏡で眺めつつも、こういう日に限って長玉を持っていないのはナントカの法則ってやつだなw

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ケモノ道

2020/5/31

先日はこんな日もあるかと言うほどケモノのオンパレードであった。

まずは早朝の峠道でテンの轢死体。そしてその30m先にはアナグマのこれまた轢死体が。異なる種類が同じ場所同じ夜..前日の夕方に通った時には無かったので..に轢かれているのも珍しい。

緩いカーブの途中であったが、谷側が谷戸っぽい水田地帯だったので、アナグマはカエルの卵塊でも食べに来ていた可能性がある。

そしてさらに5kmほど先の同じ県道上にまたまたまアナグマの轢死体が。ここも周囲が水田地帯なので状況は最初のと同じと思われる。

そしてこれにはノスリの若い個体が乗っかって食事中で、すでに内臓は引き裂かれて周囲に結構な血が飛びるほどの凄惨な殺人現場状態w

しかもそのすぐ脇に車を停めて窓を下げても我関せず。すぐに車載のE-M1Mk3とED12-100PROで記録写真を撮ろうとしたが、運悪く対向車がやって来てさすがにノスリも飛んでいってしまった。待っていれば間違いなく戻ってくることは分かっていたが、先を急いでいたのでここは諦めた。

さらに30分ほど進んで一度入った国道から逸れて新道を走っていたところ、進行方向左側をキツネが道脇を走っているのを発見。すぐに山側へ逃げるかと思いきや、なんとそのまま車と50mほど並走したのには驚いた。

とどめはもう目的地に到着間近と言う渓谷沿いの山道で、不意に路上を横切ったイノシシのご家族御一行さま。距離はまだ100mほどあったので余裕があったが、ちょっと前にネットで何頭ものイノシシが次々に道路を横切る映像を観た記憶があったので、さすがに徐行して通り抜けることにw

と言うことで、やたらとケモノ(+猛禽)に出会う道すがらであった。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

辛うじて撮れたのはキツネだけ。

一度は道から逸れて草むらに入ったが、通り越してバックミラーを覗いたら再び出てきて道路を横断していたので、この時は600mm相当で狙った。

まさに一心不乱と言った風情だったので、子どもたちへの餌を探すので忙しかったのだろうな。

消費税やめれ

2020/4/25

国民一律10万円給付というが、肝心の補正予算がまだ成立していないため、実際に給付が実行されるのがいつになるかは不透明だ。

今回は手続きを非接触型で行うという話で、申請のために所管の自治体に足を運ぶことはないようにしたいとしているが、書類の書き方がわからないなど直接窓口に持っていく人がいるのは、相当数を想定していたほうが良いだろう。

ところで、ひとくちに10万円とはいうが、実は額面通りに満額使えるわけではないということは知っておいたほうが良い。何を言っているかといえば、それは消費税の話である。

昨年の秋に10%に増税されているので、10万円を受け取っても実際に使えるのは約¥90,909なのである。10%分は結局国に再徴収されるので、一律10万円はウソではないが正しくもないというレトリックなのだ。

なので、給付金のような直接的な対策もさることながら、消費税率を一時的に0または5%まで下げるというのが個人的な意見で、レジでも会計システムでも税率の変数を変えるだけ..軽減税率が導入されたので品目単位、例えば食料品など生活必需品だけ下げるなども可だ..なので、大したコストも掛けずに明日にでも対応できるのである。

メルケル首相が復活したドイツでは、この7月から飲食業界に限って向こう1年間の消費税率..ドイツでは付加価値税だ..を12%も下げるという政策を打ち出している。

財政健全国家のドイツならではとも言えるが、ユーロ建てのドイツと違って日本は自国通貨建ての国債を発行でき、その返済のために円を刷ることも可能なのだから、有事という状況を鑑みて当座は緊縮など気にせず、業界を特定することなく思い切って向こう1年、いや2年ぐらい消費税を0にするぐらいのドラスティックな対策をするのもアリだと思うぞ。

円を今使わずにしていつ使うのか、ケチにもほどがあるぞ、ニッポン。使う頭がないのだからせめて金くらいは使えよな、無能政府よ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

キツネは目も耳もそして鼻も良い生きものだ。どんな場面でも大抵はこちらの存在を先に察知していることが多い。

それがこの時ばかりは餌探しに没頭していたのか、こちらが太陽を背に風下の路上で姿勢を低くしていたため、農道に出てくるまで気が付かなかったようだ。

道脇で立ち止まり、ようやく異物?に気が付き緊張したみたい。

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遅霜の朝

2020/4/16

スマホOS大手..と言っても事実上2社しかないけど..のAppleとGoogleが、Bluetooth技術を使った新コロナ感染者との濃厚接触を検知する仕組みに共同で取り組むとのことだ。

最初は関連するAPIを公開してアプリレベルで対応し、次のステップではOSに組み込む..つまりプラットフォームレベルで標準となる..というから、現在の新コロナ騒動が一過性で収束しない、長い戦いになることをすでに想定して動いていることを示唆している。

GW明けに感染騒動が何となく終わるのではないか、来年には東京五輪も盛大に開催できるだろう、などと呑気に考えている、頭の中がお花畑のどこかの国の政府とは大違いである。

一応、そのお花畑の政府も似たようなアプリ開発を匂わせているが、例のごとくやってる感出すためのせいぜいポーズレベルに終わると想像する。

そもそもアプリは利用者の意思でインストールしなければ広く普及することなありえないので、そんな誰も率先して使わなそうなサービス開発..マイナンバーとかまさにそれな..に無駄な予算を割くぐらいなら、前述のAppleとGoogleの提携に乗っかったほうが得策なのは、火を見るより明らかだぞ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

遅霜が降りた寒い朝、せっせと餌を探して回るキツネのお父つぁんと視線を交わす。

平時ならさっさと逃げていくところだが、繁殖中で餌探しに躍起になっているので、意外に距離感が縮まっている感じ。

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いよいよ国民にケンカを売り出したかアレは。と、ついぞそんなことを思わざるを得ない動画を観てしまったぞ。

仕事を休業させられ日々の暮らしに汲々としている国民を横目に、昔のフランス王朝の貴族のような「パンがなければお菓子を食べれば良いじゃないか」的なふざけた演出に、はらわたが煮えくり返る人も多いだろう。

ダシに使われた星野源には気の毒としか言いようがないが、あの絵コンテを考えたアレの腰巾着は国民の間に流れる空気を全然読めてない、相当な大マヌケ野郎だな。

何しろ自分が仕えるバカ殿を裸の王様に仕立て上げたのだからw

マスク二枚で全世界から絶賛もの笑いの種化しているところにきて、バカの上塗り動画を流されては、それこそ夫婦そろって国賊級の日本の恥としか言いようがないぞ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

寝ていたのでそこにいるのにまったく気が付かなかったが、ムクリと起き上がってあくびしてから不意にテケテケし始めた。

こんな仕草を見ていると、キツネはやはり犬の仲間なんだなと思う。

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隠れたつもり

2020/4/11

経済活動を止めずに感染拡大を阻止するなど土台無理な話なのに、未だに都市部の通勤電車を止める気配はない。

しかも規模を問わずライブハウスには自粛を要請しているくせに、パチンコ屋は無罪放免として業界の利権を優先するあたり、アレ政権はこの新コロナ問題を国民の命に関わる国家的危機として捉えずに、経済問題としてしか見ていないことがよく分かる。

その証拠に、今世の中で必要とされる生活のための現金は極限まで出し渋っているくせに、いつ収束するかも見通せないこの状況下において、その先の何とかクーポンとかそんなことばかり話し合っているではないか。

何しろ緊急経済対策の真水16兆円のうち、3兆円近くは今この時でなく収束後に使われるクーポン等の分だというから呆れるほかはない。

目の前の危機を乗り越えられなければその先の未来などあるわけもなく、はるか彼方に本当に食えるかどうかもわからない人参ぶら下げられても、そこまで到達できるかどうかさえ危ういのだ。

そもそも収束後の景気回復は、放っといても全世界的に勝手に回復することが約束されている..色々な欲と我慢が解放されるので..ので、決してアレ政権の手柄などではないぞ。

FUJIFILM X-H1 / XF90mmF2 R LM WR / CLASSIC CHROME

一見すると耕作前のただの農地だが、この中にキツネがいるのが分かるだろうか。本人は隠れたつもりのようだが、先にこちらが見つけているのでバレバレである。

クリックすると答えが分かるが、同時に解像度番長たるXF90mmのキレの凄さもよく分かる。

カテゴリ:ほ乳類, 独り言|タグ:

過去に例のない事業規模の経済対策を約108兆円やります!って自慢気に話していたがアレだが、そのうち国民に給付される現金..いわゆる真水というやつだ..はたった6兆円である。GDPの20%近い大盤振る舞いです!などという戯言に騙されてはいけない。

しかもその現金給付30万円..世帯単位だぜ..を受けるにはとてつもなく高いハードルを超えねばならず、事業予算満額が実行される可能性は相当に低いだろう。

住民税の均等割非課税世帯となるフリーランスで言えば年収換算で約35万円、月収に割れば3万円程度の人でないと、現金給付の対象とされないのである。そんな平時に生活を保護を受けている人並みなら、新コロナ云々以前にそもそもそれ生活できてねぇだろうが!

建前上は自粛であっても、国の要請を受けてやむなく仕事を止める以上、無条件で補償するのは国家として当たり前の話である。アレが桜を愛でるために高い税金を収めているのではないぞ。

いよいよ緊急事態宣言をぶち上げてさらなら協力要請を強いるのだから、とっとと国民全員に一律現金を給付しろよ。仮にそれが「国民一人あたり30万円」でも全体で30兆円なので、予算108兆円もあるならその3割程度で済む話だぜ。

すぐやれよ、無能な政府!

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / 手持ちハイレゾショット

今年はもう大丈夫だろうとタイヤをスタッドレスからノーマルに履き替えようと思っていたが、どうも週後半の日本海側は怪しい雰囲気のようである。

暖冬だったにもかかわらず、4月に入ってもまだ雪の心配とはなかなか..

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

キツネに出会う頻度が高くなっている。日が昇っても人目を気にせず餌を探す姿を見る限り、すでに仔が生まれているとみていいだろう。

巣穴がどこかまだ分かっていないが、以前よく使っていた廃屋がやはり怪しいかな。

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最近、近所でよくキツネを見かけると思っていたが、今朝は牧草地をペアで連れ立って歩いていた。

追いかけっこやじゃれ合いというふうではなかったので、すでにペアリングが済んで夫婦仲睦まじくといったところだろうか。

過去に何回か目につくところで繁殖しているのを確認しているが、近年は観察できてなかったので、梅雨の頃に子ギツネの姿が見られると嬉しい。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

200mほど離れているが、オープンスペースでまったく遮蔽物ないので、どうにも距離は縮めようにない。

向こうもすぐに逃げるとまではいかないが、それでもチラチラとこちらを見ているので、やはりカメラを構えた怪しい?人の姿は気になるようだ。

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出会い狐

2020/1/24

早朝、林道をこちらに向かって何やらけものの類が歩いてくるのが見えた。一応双眼鏡で確認するが、覗くまでもなく歩き方と色味からしてキツネであることはすぐに分かった。

お互いこのまま進めばすれ違うことになるのだが、実際にそんなことになるわけはないので、歩を止めて静かにしゃがみ可能な限り姿勢を低くして、文字通り息を殺して待つ。

この時点で100m以上離れていたが、遮蔽物のないオープンな場所なので、キツネもすぐにこちらに気づいて訝しげにこちらの様子を伺う。

キツネは犬の仲間なので視力は良くない。なので基本的に嗅覚に頼っているわけで、この時はほぼ無風だったように感じたが、それこそ人と野生動物では感覚的な部分が相当に乖離しているので、視覚以外の部分では人がキツネに適うものはない。

にらめっこは3分ほど続いたが、しゃがみ込む怪しい物体を人と認識したようで、踵を返してもと来た方向へ少し戻り、左側の林内へと姿を消した。その直後に林内からツグミたちが逃げ惑う声が響いてきた。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / 手持ちハイレゾショット

しばしキツネが身じろぎしなかったので、通常撮影の後に手持ちハイレゾショットでも抑えることができた。

で、それぞれの写真を1/5程度トリミングしたのが下の画像。

日の出前で暗く、ISO1600まで上げて撮影したので、距離が離れていることもあって2000万画素(右側)では細部が潰れているが、5000万画素では立体感が維持されているのが分かる。

最初の写真からキツネの部分だけ切り抜くといったことは状況的に現実的ではないが、ハイレゾショットはこういった使い方もできるという一つの例である。

では最初から35mmフルサイズの高画素機を使えばいいではないかという意見もあろうが、1200mm相当に換算される超望遠レンズ、例えば600mmF4に2倍テレコンか800mmF5.6に1.4倍テレコンの組み合わせを三脚に載せて担ぎ、終日フィールドを歩き回る苦行を想像できれば、機動性の面から見てE-M1XとED300PROの組み合わせに軍配が上がるのは自明の理であろう。

もちろん、35mmフルサイズの高画素機が画質面で有利なのは疑う余地はないが、それはあくまで同じ土俵上での話なので、機動性が優先される場面では話は違ってくるということだ。