日中、日が射した時間帯もあったのでそんなに影響はないかと思っていたが、餌台の雪を払いに庭に出たら、雪質が結構重いことが判明。不意に2年前の大雪の悪夢が頭をよぎり、これはまずいと慌てて除雪に従事するはめに。
気温は氷点下6℃でそんなに暖かいこともないのだが、除雪作業の苦労は雪質と大いに関係があるので、このまま明日まで降り続くようであれば、夜間にもう少し気温が下がることが望ましい。
これは午後2時頃の玄関先。この時点では30cm程度だったが..
近年というべきか、忙しにかまけて本を読む機会がめっきり減っている。基本的に本がないと生きていけない人だったのだが、これも諸行無常なのかな。
ということで、我が心の師である星野道夫氏の著書を久しぶりに読み返し始めたところ。動画ばかりやって来ているので写真回帰の意味もあるが、フィルムカメラの時代、一枚一枚大事にシャッターを切っていた頃の気持ちを取り戻したいものだ。
星野さんはナイコン使いだったが、氏のプロフィール写真など見ているとF3またはF4だったかなと。でも世代的には絶対F2とかも使っていたのではないかと思ったりもするが、どうだろうか。
写真はX-T2+FD50mmF1.2Lで絞りF2、フィルムシミュレーションをACROSモードで。
新年の天狗様詣での道すがら、雨乞山丘陵より上州真田の郷を望む。
山稜は左から榛名山、子持山、小野子山&十二ヶ岳、浅間山(雪を被った中央の山)、篭ノ登山、湯ノ丸山、そして右端が四阿山。湯ノ丸山と四阿山の間の雪原は高原キャベツで有名な嬬恋高原だ。
中央の橋梁は片品川を跨ぐ関越自動車道。その片品川左岸がおらが村の中心地で、社会科の教科書にも載る有名な河岸段丘..赤城高原の下段が河岸段丘の上段..で形成されている。同右岸側がいわゆる沼田市街地で、沼田城址も見て取れる。
それにしても、近年、風景を撮影する際に気になるのは太陽光発電のソーラーパネルだ。上の写真でも右下に写り込んでいるが、例え遠目であっても、光線状態によっては反射加減でその存在は容易に判る。
東日本大震災以降、自然再生エネルギーの後押しもあって雨後の筍の如く一気に設置されてきたが、耐用年数を過ぎたりして何れ壊れ、そのまま放置されるのではないかと危惧している。
野立ての看板などもそうだが、日本人の悪い習慣というか、作る時はみんなして作るのに、それらを撤去もせずそのまま放置してしまうのだ。美しい国を標榜して観光立国を謳うのであれば、政治も財界も、是非ともそういった点に気を配って欲しいものである。
今朝は放射冷却の影響で氷点下10℃まで下がり、この冬一番の冷え込みとなった。だた、日中はほぼ快晴無風状態だったので、日だまりで外仕事をしていると汗をかくほど暖かかった。
新年最初の地区の行事はどんど焼き。もう役ではないので直接は関係ないのだが、青年部の新年会も兼ねているので一応手伝いとして参加している。
どんど焼きは一度は途絶えていたものを15年ほど前に復活させ、以降毎年行われているが、最初は4時間近く掛かっていた設営も、慣れたもので今は2時間もあれば完了するようになった。
地区の子供会・育成会が主体なので、子供が少なくなると存続が危ぶまれる行事の一つなれど、ご近所の無病息災祈願の意味あるので、細々でも何とか続けたいものである。
冬季休業中に映画2本鑑賞。ネタバレ含むのでこれから観る人は要注意。
一つは本命「ローグ・ワン」。世の中の評判通り、エピソード7よりも面白かったのはスター・ウォーズファンとして同意見。
スター・ウォーズの本編はスペース・オペラとして描かれているが、本作は今後増えていくであろうスピンオフの一発目として、よりニッチなシチュエーションが舞台..ローグ・ワンは末端のゲリラ活動が舞台..となっている。
エピソード4の10分前までを描いているため、本編から登場するお馴染みの顔はターキン提督とダース・ベイダー、それにC-3POとR2-D2がチラッと登場..細かいこと言うとジンが人混みで絡まれるシーンは4でルークが酒場で絡まれるシーンのオマージュだ..する。そのダース・ベイダーの強さが過去のどの作品よりも象徴的に描かれていたのはファンサービスなのだろう。
そして何より、先日急逝してしまったキャリー・フィッシャー扮するレイア姫が登場するシーンは感涙もの。過去映像をCGで被せているのだが、映画館のスクリーンで観るとそう違和感はないのは凄い。
ついでに言えば、キャリー・フィッシャーに関してはこの夏公開予定のエピソード8が遺作になるようだ。レイア・オーガナに合掌。
二つ目は、倅に押されて「君の名は。」を何を今さらの鑑賞。多分観ないよと公言していただけに、新年早々に言行不一致となったが、想像していたよりも意外に面白かったと思ってしまったのは思うつぼかw
でもやはりツッコミどころはチラホラ。まず、あの勢いで彗星落ちたら、あの程度の穴では済まず、多分、飛騨地方はそっくり蒸発すると思うぞ。セカンドインパクトだって。
そもそもお互いスマホ持ってメッセージングしてるんだから、名前と住所交換すればイイじゃんとか、メモアプリにメモっとけよとか思ってしまったのは仕事柄か。ま、それやったら君の名はなんてタイトル成立しないけど。
あと時間軸がテーマの一つのわりに、そのあたりかなり無理があるプロットだったかな。タイム・パラドックスは致し方ないとしても、飛騨の山奥から日帰りで上京して帰るとか、午後遅く山に登って明るいうちに下りてくるとか、何と言っても彗星が移動しているのが目で追えるって、それどんだけ地球に近いんだってw
最後に生きもの考証的に一点。紅葉の森でコジュケイ鳴かせるの、アレ無しでお願いしますw
でも、全編を通してアニメとは思えぬ風景描写と季節感は、なかなか評判通りの美しいものだったね。
北から冬型が近づいて、赤城高原がちょうど境目になっている。三が日は異常なほど暖かかったが、そろそろ冬に戻る頃合いだ。
映画の後は久しぶりに高崎の正道軒へ。我が胃の腑の友であった東龍が閉店してしまったため、正統派中華麺とパラパラ炒飯を食すなら今はここだね。