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家を出てすぐ、30mほど先の畑の際を大型の獣が歩いているのが目に入る。カモシカだとすぐ判るものの、そんな時に限ってレンズは超広角ズーム(XF10-24)だったりするのはマーフィーの法則かw

こちらに気付いているのかどうか、脇目も振らずにスタスタのんびり小走りに走り去って、近くの雑木林から南の谷へと下りていった。

斜面の上から見下ろすと、やっこさんが通った道筋通りにまだ柔らかい夏草が倒されているのが判る。何となく後を付けたい衝動に駆られるが、ダニが面倒なので止めておいた。

電線で休息する親ツバメ。早くも1回目の子育てが終了したペアもちらほら。

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忙しいと言いながら今朝はちょっと山へ出撃。何しろ季節ものなんで、今行って確認しなければならないのである。どこに行ったかは知る人ぞ知るで内緒。

なので上越国境のパノラマでお茶を濁しておこう。

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月末多忙

2017/5/29

月末近くになると追い込み多忙モードへ突入で、しかも週初めともなれば撮影に出掛けるヒマがなくなる。良い季節なんで寸暇を惜しんで山へ行きたいけど、なかなかそう上手い具合には行かないね。

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背中で語る

2017/5/28

まだ子供だけどね。

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こざる

2017/5/27

ニホンザルの繁殖期は秋から冬で、妊娠期間が5ヶ月から6ヶ月となるため、春先から今頃はちょうど出産期に当たる。

小さな子ザルが母親に必死でつかまる姿が見られるのも、これから夏頃までとなる。ただ、離乳するのにはもう1年程度は掛かるので、それまでは親子でいつも一緒に行動している。

ある程度大きくなると自分で歩かせる母親もいるが、子育てに不慣れな若い母親がいつも抱き抱えるようにして過保護になるのは、サルもヒトも一緒のようである。

林道脇に座り込んで撮影しながら群れをやり過ごしていると、昨年生まれの子ザルが警戒することなく近づいてくるが、さすがに2mぐらいまで来ると母親に連れ戻されていく。

中には威嚇してくる個体もいるが、視線をそらすと何事もなかったように通り過ぎていく。どうやらこの群れは害獣駆除などで人に追われたことがないようだ。ま、平和で何よりである。

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ニホンザルは霊長目の中では最も北に生息するサルである。もちろん、ヒトを除いてw

基本的にサルの仲間は温暖な地域に分布するので、ニホンザルのように積雪のある地域で見られるのは珍しいと見え、岩合光昭氏のスノーモンキーの影響もあって外国人には特別人気がある。

有名な長野の地獄谷温泉などはその最たるものであり、シーズンいつ行っても外国人観光客でいっぱいだ。

ニホンザルは足の裏は当然としても、掌もべったり付けて雪の上を歩く。写真は残雪なのでさほどでもないだろうが、新雪でもこれは同じで、よくも冷たくないもんだと感心する。

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以前、サルの調査を手伝ってサル追いをしていたことがあるせいで、手配写真でも飾られているのではないかと思うほど、某所ではサルから警戒されている。何しろ車ごと警戒対象であるため、林道走行中に石を落とされたこともある..当たらなかったけど..ぐらいなのだ。

そのせいもあってそこではほぼ無警戒な野生のサルの写真など望むべくもないのだが、面が割れていない別の場所では、意外にフレンドリーな対応を見せられることがある。

こちら、特段にサル顔でもないのだが、敵と見なされないことはワイルドライフ撮影では重要な要素である。超望遠レンズで遠くから狙うのもアリだが、中望遠系で近くから撮れればそれに越したことはない。やはり漂う空気感が違うというものだ。

林道を歩いていて30頭ばかりのサルの群れに遭遇。前述の某所のサル軍団に囲まれるとただならぬ警戒感を浴びせられるが、この時出会った連中にはそういったたぐいの感じはなった。

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尾瀬開き

2017/5/24

少しネタが古いが、一週間前に尾瀬が山開きをした。尾瀬は単独で国立公園となってから今年で10年目となる節目を迎える。

入山者数が減少しているとか何とか心配の声が関係者から聞こえてくるが、個人的にはまだまだ適正な利用者数とは言い難いと思っている。

入山料徴収の話なども出ては消えを繰り返しているが、そもそも整備して維持しなければならないほど人の出入りが多いほうが問題なのである。

山開きしたばかりだがこれからミズバショウの季節となるので、夏の花の季節との端境期である梅雨の頃まで静かな木道はおあずけだろう。

空から新緑

2017/5/23

下界はすっかり緑一緒に染まっているが、山の上は今まさに新緑のタイミング。今日もストックフッテージを求めて山野をさまよい歩く。山容でどこの山か判れば立派なグンマーだね。

下から見るより空から眺めるほうが新緑の雰囲気がよく判る。ドローンでのエアリアルは最強の飛び道具だ。

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