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ヤマザクラ

2017/5/4

県北の高標高地の山野で、ヤマザクラが良い感じになってきている。まだ芽吹きが始まってないような北向きの斜面でも、所々淡いピンクに色付いているのが遠目にも判る。

愛でることを目的として人為的に植えられた園芸種のソメイヨシノと違って、ヤマザクラはひっそりと佇むように自生していることが多く、桜という同じアイデンティティを持ちつつも、和のテイストは結構異なると思う。

ある意味両極端にも見える両種であり、人によっては好き嫌いで派ができたりするようだが、個人的にはどちらも好きな花ではある。そしてそんな桜の季節も、新緑を向かてそろそろ終焉と言って良いかもしれない。

ヤマザクラも花びらは白い。が、ソメイヨシノに比べて赤みを強く感じるのは、花が咲くと同時に新芽が開くからである。

その点、ソメイヨシノは花が散ってから葉が開くので、その辺りのメリハリ感も好き嫌いが別れるのだろう。

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キブシ

ミズキ

コシアブラ

最後の山菜の王様ことコシアブラはうちのヤツ。どうだろう、一週間くらいで食べられるかな。もちろん天ぷらにして塩振って、冷たいビールでキュッとねw

まだ桜

2017/5/2

GWに入ってさすがに関東近郊で桜は終りと思っているそこのあなた、いやいやそれは甘い甘い。県北に行けばまだまだ桜は見つかるぞよ。

上越国境の三国山を見通す。登ってきた人の話ではやはり今年は雪深いらしい。


近くの尾根筋から望むは仙ノ倉山と大源太山。両ピークに挟まれた鞍部を毛渡乗越というが、あんなところへ沢伝いに登ったのは今は昔の話だ。

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何か気の利いたことの一つも書きたいところだが、月末が週末にかかってしまったため、月初の今日がバタバタと忙しい。

密林で注文しおいたパーツ類が揃ったので、この連休中に色々テストをせねばと思いつつ、目の前の仕事を片付けないと気持ちが落ち着かないのは性分だ。

取り敢えず今月の上越国境の写真でごまかしておこうw


谷川岳


上州武尊山

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遅霜

2017/4/30

今朝は霜が降りた。年によってGW明けた頃に降りることもあるので特別遅いこともないが、今朝はそれだけ冷えたということ。車の窓も真っ白だったしね。

忙しいとは言いつつも、天気が良いと気もそぞろとなるため、早朝から昼前くらいまでと決めて近所の山へ出掛ける。名所や景勝地を避ければ、山菜採り以外は気にならないしね。

機材背負ってちょっとした尾根筋まで上がって、向かいの緩斜面上を舐めるように天狗号を飛ばしてエアリアル。

県北のフィールドでも標高500m前後まで新緑が上がってきているが、それでも例年より10日以上細い感じ。

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もう少し桜

2017/4/29

世間ではGolden Weekに突入したが、うちはGWに出掛けるという習慣はないので、滞っている様々なモノづくり案件を公私共にをひたすら消化する週間となる。

しかも今年は、申し訳なくもいくつかの案件を待ってもらっている状況にあるので、この黄金週間中に少しでも帳尻を合わせねばと思っている次第(誰に言ってるオレ?)

と言うことで、例年通り今年もブラックなうちはGolden Weak状態まっしぐらである。

ま、ちょっと前まで静かだった何処の野山も行楽客でごった返しているので、どのみち山へ出掛ける気にはならないというのが本音だけどね。

未だ桜を愛でる機会多し。これは我が家のソメイヨシノ。今年は今のところに住み始めて最も遅い桜満開となった。GW直前というのは青森の弘前辺りと同じくらいかも。

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新治のたくみの里では、9つの地蔵様を順にたどる野仏めぐりができるが、その8番目の一之宮地蔵尊には、樹齢200年ほどのヒガンザクラが植わっている。半世紀近い樹齢の相俣の桜ほどではないので、枝ぶりはこちらのほうが元気が良い。

ただ、巨木であることには変わりはないので、枝の一部に支えが付いている。以前は何とも無粋な支柱が農道をまたいで立っていたが、今は角度によっては目立たないよう配慮されている。

一之宮地蔵尊は安産など子育ての神様が祀られているとのことだ。

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相俣の桜

2017/4/25

越後県境付近へ出張った帰り道、みなかみ名物の生どら食べながら相俣付近で桜の銘木を見て回った。

赤谷湖の辺りに立つ相俣のさかさザクラ。別名を「謙信のさかさザクラ」とも言う。

戦国越後の覇者、上杉謙信公が北条征伐のため関東へ出兵する途上、立ち寄った日枝神社で戦勝祈願した際、居城である春日山から持ってきていた桜の鞭の柄を地面に刺したものが根付いたという伝承が残るらしい。

観光客と思しきオバはんがソメイヨシノですかと聞いてきたが、園芸種のソメイヨシノが500年近く残ることなどありえない。これはヒガンザクラだ。幹周りを見ても巨木の類であることは明白である。

こちらも同じくヒガンザクラで、さかさザクラほどではないがそれでも樹齢300年の巨木である。

その昔、近くの沢で大水が出た際、村人がこの木につかまって難を逃れたことから、地元では「お助け桜」と呼ばれている。

余談だが、家に戻って昼飯食いながら新聞見たら、奇しくも今朝の地元J新聞と桜ネタが被ってしまっていたw

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今朝は朗々と歌うクロツグミの声で目が覚めた。

例年に比べるとちょっと遅い気もするが、近所の雑木林でキビタキ、北部フィールドではアカハラとツツドリのさえずりも聞いたので、一気に夏鳥たちがやって来たのかもしれない。

新緑だ、鉄橋だ、楽しいな♪