イヌと違ってネコは愛想がない。特に田舎のノラは野性味が強くていかん。
目が合ったので一応挨拶したが、思いっきり無視された。特に忙しい様子もないのだが、まあいつもこんな感じと言えばこんな感じではあるが。
2日ほど仕事で都内を徘徊してきたが、怒涛の弥生の最終日は地元に戻ってきた。そんなことで今日は忙しくするつもりはなかったのだが、いかにも年度末にふさわしい多忙な一日であった。
朝からちょっとロケハンしていたのと、日中に藤原の大先輩と溝呂木の巨匠のご両名からデータを預かり、さらに夕方は地区役の引き継ぎ..来年度は区長など務めねばならなくなった、やれやれ..などしていたら、あっという間に夜になってしまった。
そして夜は夜で昆虫写真のカリスマ大家から送っていただいたデータのダウンロード待ちという状況に..
マサ先輩と昼飯食った際、店に忘れ物をしたため夕方再び沼田に戻るという無駄な動きをしてしまったが、その帰り道に裏赤城の裾野から満月が昇ってきたので車を停めて撮影。すぐ近くではフクロウが鳴き交わしていた。
それとこれは備忘録だが、溝呂木の新井先生宅から沼田へ移動する際、津久田でツバメを今シーズン初認。赤城高原ではまだこれからだが、桜に続いて続々春の便りが届き始めた。
一昨日の都内はとても3月とは思えない暖かさに終日シャツ一枚で腕まくり状態だった。お陰で夜のビールが最高に旨かったがw
桜に限らず、植物はほぼ暖かさの累積で花の付き方や芽吹きが決まると言って良い。なのでここまで桜が早いと当然木々の芽吹きも早まることになるので、新緑のシーズンもすぐそこまでやって来ていることになる。
中でもケヤキやカエデの仲間は芽吹きが早い。桜だけでなく、皇居の周りは新緑の萌黄色も目立っていた。
世はまさに春の行楽シーズン真っ盛り。仕事で上京した花のお江戸は早くも桜吹雪が舞っていた。行楽ボートの浮く千鳥ヶ淵ではソメイヨシノの花筏も浮いていたが、まだこの週末一杯は十分花見が楽しめるだろう。
頼まれていた生きものの写真があったので朝イチで上野動物園にも立ち寄ったが、春休みの上にシャンシャン人気の開園待ち行列に戦意喪失して上野は早々に撤退。
その後は大手町から皇居を横切り北の丸公園を抜けて靖国という、まあある意味桜の季節の定番コースを辿る。この季節にこのタイミングで上京したのは久しぶりだが、それにしても皇居周辺は実に桜が多い。
最近始めたという電子タバコを居酒屋のカウンターでくゆらせるのは昆虫写真家の海野先生。上京の主たる用向きは先生との打ち合わせ。
先生すいません!iPhoneのレンズが汗で汚れていたようでピンぼけになってしまいました(汗)。
ウグイスの初鳴きは年によってバラつきがあり、なかなか早いとか遅いとか一概に言えないところがある。過去記事を検索してみても、年によっては下界で先に聞いてしまったりするケースもあって、これまた当てにならない感じ。
とは言え、下界で桜咲き、近所でダンコウバイが咲く頃かなぁという印象はあるかな。
ということで、下手っぴなホーホケキョが鳴り響く近所の雑木林で、ダンコウバイが花を付け始めた。
黄色の発色がVelviaとASTIAではここまで違う。当然実際の見た目はASTIAが近いし、光が回ってないこともあってここはASTIAに軍配が上がる。
月末を前に何とか完パケ2本納品完了。間に外注工程を挟んだため少し早めに動いたことが功を奏した。いつもこのくらいゆとりを持てると良いのだが、まあなかなかそうは事がうまく運ぶことのほうが少ないものである。
先日前橋でも桜が開花したと聞いていたので、帰り掛けに敷島公園に立ち寄って様子を確認。まだ三分咲き程度と見たが、今日のような3月とは思えない尋常な暑さが続くようだと、ここ2・3日で満開となるかもしれない。
桜を撮るのに少し柔らかめを狙ってみようと、フィルムシミュレーションでポートレート向けのプロ用ネガフィルムがベースのPRO Neg. を選択。本当はSTDを選んだつもりだったが、間違ってHiのほうを設定してしまっていた(汗)。
パッと見PRO Neg. はASTIAのネガカラー版といった感じだが、空の色合いなどは実際の情景に近い。HiはSTDよりコントラスト高めで調子が硬いのは確かだが、それでもネガフィルムをシミュレートしているという謳い文句なので、人だけでなくこういった花々にも合うのではないかと思われる。
この春は少し意図的にらしさを狙って、この系統のモードも使ってみようかな。
東京で桜が満開となったとのことで、上州の平野部も今週には後に続くだろう。なのでそろそろうちのヒマワリレストランも店仕舞いの頃合いだ。
地元組のシジュウカラとヤマガラは数こそ減ったものの連日朝一番にはやってくるが、越冬組のロシア勢はかなり数を減らし、アトリはハイタカ襲撃後も来てはいるようだがパラパラ程度で、シメの来店は不定期になった。
シメも意外に遅くまで残っていることがあるが、先日赤城の北面では小さな群れにも遭遇しているので、ツグミ同様に南の方から順に北上を始めているのは確かだ。
X-H1のAFは気持ちがいい程良く決まる。先日も書いたが迷いが減った印象はやはりその通りである。
X-H1のAF測距点は最大で325点あるが、位相差AFが有効になるのは中央寄りの169点となり、ほぼ画面中央の50%程度を占める。今どきのデジタルカメラでAF測距点の数が多いのは上を見ればキリがない。それに数が多ければ良いというものでもなく、求められるのは感度の良さと精度の高さだ。
生きものの写真ではトリミングして一部拡大は編集の都合上普通に行われるので、何となくピンが合っているかな程度では困る。高画素の一眼レフ機ではピンが来ているようで来ていないというのを何度も経験しているので、X-H1にしろG9 PROにしろミラーレス機の優秀さには驚くばかりだ。