portfolio

冷え込む

2018/12/16

寒さに勢いがないとか書いた途端、今朝は氷点下9度まで一気に冷え込んで、あらゆるものが凍りついた。

朝早くに出かける用事があったが、車のフロントウィンドウがガチガチに凍っていて、暖気して溶かしているうちに遅刻してしまった。いやはや油断大敵だね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

冬の夕焼けは心にしみる。

カテゴリ:季節感

昨日からチラチラ降っていた雪が積もって、家の周囲は一面白く覆われたが、午後には日なたの分は解けてしまった。

まだちょっと寒さに勢いがないので、年内に積雪が定着するまでには至らないかもしれない。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

庭の雑草たちもまだ一部青々していて、ロゼッタ状態になっていない。

カテゴリ:季節感

小雪舞う一日

2018/12/14

今日は朝から終日小雪の舞う一日。ちょうどうちの辺りを境に北側が雪、南側が晴れという冬の赤城高原の天気模様であった。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

もちろん上越国境は雪雲の中なので見えていない。写真は先週のものだが、一時は黒々と地肌が露出してた谷川も、ここ数日の雪でまた白く化粧されていることだろう。

カテゴリ:季節感, |タグ:

カラスのねぐらは特に固定的に決っているわけではなく、その時々の連中の気分やその年の周囲の状況によって、場所はあちこち移動していく。

この秋は近くの谷に集まっているようで、朝に夕に家の上空を賑やかに行ったり来たりしていく様が見られる。数も日に日に増えて、近頃は200〜300羽はいるのではないだろうか。

朝に出かける時は三々五々バラバラと散っていく感じだが、午後早くには畑脇の電線にズラッと並んで、風乗りなどして遊んでいる姿を何ヶ所かで見かける。

そして日が暮れる頃に各グループが徐々に集まりだして、ねぐらへと帰っていくのである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

日々飛行コースが安定しないので、何回かチャレンジしてようやく夕焼け空に飛び交うさまが撮れた。

望遠ズームのワイド側いっぱいに引いて撮っているが、実際はこの10倍以上が同時に飛んでいる。それも毎日ね。

カテゴリ:|タグ:

北海道のシマエナガが人気のようで、可愛いイヌネコ写真と同じ扱いで、本屋の写真集コーナーに似たような本がわんさと並んでいる。

本州のエナガとは目の上に黒い縞があるかないかの違いなのだが、そのチヤホヤされ具合に雲泥の差があるのは釈然としないぞ。でも、シマエナガなんて斜め後ろから見たらざんばら髪の落ち武者みたいだ、って言ったら怒られそうで怖いw

ちなみに縞があるほうが普通のエナガ、縞がないほうがシマエナガというのは知らな人には妙な話だろうが、シマエナガのシマは縞ではなく島を指す。そしてこの場合の島とは北海道のことであり、シマフクロウのシマも同じ意味である。

よく勘違いされる種に、国内ではシマエナガ同様に北海道にのみ生息するシマリスがいるが、シマリスは漢字で縞栗鼠と書き、文字通り背中に縞があることからそう呼ばれる。

知ってしまえば何ということもないが、生きものの名前の由来は奥が深いのである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ということで、我が家にやって来るエナガたちは、世間のシマエナガブームなど知る由もなく、今日もせっせと重力を無視しながら虫の卵探しである。

多いときには群れをなして日に数度やって来る。最初は5〜6羽だったのが、最近は20羽近い群れに膨れ上がっている。

シジュウカラとヤマガラもコゲラなど引き連れ混群でやって来るが、エナガはほぼ単独で群れを形成しているのが興味深い。どちらも探しているものは一緒なのにね。

カテゴリ:|タグ:,

明日の朝は今シーズン初の積雪となりそうそうだ。この記事をアップしている時点で、すでに5cmほど積もっているのが判る。

雪は大量に降られても困るが、やはり冬を実感するのにこれほど季節感のある風物はない。赤城高原はそこそこ雪が積もるが、生活に困るほどではない、そんな立地となっている。

もちろん、そういう場所を選んで移住したのだけどね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

夜明け前、空が徐々に白み始めるその刹那、限りなく濃紺のグラデーションが赤城山のスカイラインを浮かび上がらせる。

寒い季節のブルーモーメント。

カテゴリ:季節感|タグ:

ツグミ達がぼちぼち家の周辺に定着し始めた。しばらくはさらに南への通過個体群だったようで、声を聞いたり聞かなかったりが続いていたが、ここ数日は終日よく声を耳にするようになった。

こんなに越冬個体の定着が遅い年は初めてだが、今年の季節の動きを見る限り、まあこんなもんかと思わざるを得ないけどね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ISO12800

ツグミの話をしておきながら写真はジョウビタキの雄。

例のごとく日の出前の林内なので、一般的にこの暗さでシャッターを切ることはまずないが、今どきのマイクロフォーサーズのISO12800でもこのくらいのサイズなら何とか見られる。まあ結構ノイジーではあるけどね。

シャッター速度は1/20なので、尾羽根を上下に絶えず動かすジョウビタキの場合、800mmの手持ち撮影では手ぶれ・被写体ぶれ必死の状況だが、この時は奇跡的にピタリと止まった。

AFもややゆっくりではあるが正確に動作して、目にジャスピンだから恐れ入る。さすがEV-4の低照度測距を誇るG9 PROである。

赤城初冠雪

2018/12/9

裏山が今シーズン初冠雪となったが、例年に比べるとやはり一ヶ月近く遅い。上越国境も終日雪雲の中だったので、これでようやく本格的な冬シーズン突入であろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

今日はシメが家の周りを終日ウロウロしていて、特に例年餌台を立てている辺りに執着していたので、昨年来ていたのと同じ個体と思われる。

この秋、古くなったウッドデッキを撤去したり、テラスを新しくするなど南側の外構周りを大きくいじっているので、今年はまだ餌台を設置する位置を決めてない。

雪が積もる前には何とかしないとならないが、しばらくその時間を作るのにも難儀しそうである。

カテゴリ:季節感, |タグ:, ,

先週に続いて今週末もお江戸に上京。師走というくらいなので、師ではないが走らないと間に合わない忙しさである。

主たる用事は夜の部の打ち合わせであったが、午後早めに都内に進入し、客先数軒に歳の瀬の挨拶回りなど行う。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

夕方に少し時間調整となったため、丸の内のイルミネーションなど撮影して時間を潰す。

カテゴリ:景勝地|タグ:

夏場は青々としてみずみずしい高原レタスの産地も、本格的な冬の到来を前に農閑期に入りつつある。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

薄っすらと霜が降りた標高約800m付近のSさんちの畑。肥料が鋤き込まれ整地された耕作地を踏み荒らしているのは、近隣の森に住み着いているシカたち。

そろそろ恋の季節も落ち着いて、単独行動から集団行動に移りつつある。さて、足跡の状況から何頭くらい通ったか判るかな?

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA

こちらは近所の県有林。農道に沿って防鹿柵が張り巡らせてあるが、途中で切れているのでほとんど意味なし。シカもイノシシもクマも自由に往来している。

写真は複数のイノシシが餌..恐らくミミズだろう..を探した食痕。この調子で柵に沿って50m近く土木作業よろしく鼻面で掘り起こしてあった。

昨日は無かったので、昨晩から今朝にかけての作業と思われる。道脇ということと、柵を背に背負っているので連中に逃げ場なく、もし対峙していたらちょっとヤバそうな状況だ。