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それでも結氷

2019/1/15

2月末に虎視眈々と狙っていた予定は、あっさりその翌週に変更となってしまった。エンドユーザーの都合なんで、これはもう覆ることはないとクライアントのつれない談。

どうやら久しぶりにCP+に行けそうな気配は気のせいだったようだw

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

意外に早く赤城大沼のワカサギ釣りが解禁になった。積雪こそ少ないが大寒を前に冷え込みは十分ということか。そう言えば近所のダム湖も80%程度結氷していたな。

でも今年はオシドリの姿が無かった。オシドリの越冬は年によってバラつきがあるが、ゼロというのは珍しい。

カテゴリ:季節感

秋の発情期にあれだけ活発に動き回っていたシカたちも、積雪となるこの季節にはすっかりその姿を見せなくなる。畑は雪の下に埋もれ、そもそも作物の残り物も鋤き込まれてしまっているので、食べるものがないという切実な事情がある。

その点、イノシシは地面の下にまでその鼻の先を伸ばして餌を探すので、多少の積雪なら気にせず活動している。

イノシシはシカやカモシカに比べて足が短いため、本来は雪の深いところでは腹を擦ってしまって活動できないと言われているが、赤城高原程度の積雪だと関係ないようである。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

蹄の後が4つ残るのはイノシシの特徴。後ろの2つは副蹄と呼ばれ、雪や泥の中の歩行ではアイゼンの役目を果たす。

同じ偶蹄目であるシカやカモシカでは、この副蹄が高い位置に付いているため、この程度の積雪ではここまで明瞭には残らない。

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家の周囲も南側はだいぶ雪解けが進み、日当たりの良いところは地面が露出してきてしまった。落ち葉の下で春を待つ虫たちには都合がよろしくない自体だが、それを探す連中にはそれはまた逆の効果となっている。

このところ我家の庭に定期的にやって来るカケスは、アトリらに混じって落ち葉を一枚一枚ひっくり返しては、目的のものを探しているようだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

居間の窓の隙間から撮影しているのだが、カケスは警戒心が強く、ちょっとでもカーテンを揺らしたりするとすぐに隣家に逃げ込んでしまう。さらに窓をレンズの幅だけ空けているので、寒いと家人にも評判が悪いときている。

そこで、売るほど余っている密林のダンボールを30cm幅で継ぎ接ぎして暖気の流出を防ぎつつ、上中下に望遠レンズを外に出せるようフラップ付きの小窓を開けて、そこから撮影できる仕掛けを用意した。

最初はレンズを動かすたびにやや警戒していたカケスも時期に慣れ、物音を立てなければ逃げることは無くなった。家の中に人が居ることを判った上でやって来ているので、露骨に姿さえ見せなければ、連中も背に腹は代えられないということである。

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無病息災

2019/1/12

東京が初雪でニュースの今日、地区のどんど焼きで朝から奔走。今年は隣の地区と合同開催となったため、達磨やお正月飾りなどが賑やかに集まった。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

手練が二人都合で欠員したため、設営にやや手間取ってしまったが、例年通り昼前には準備完了。午後にお焚き上げで、子供たちが餅など焼いて無病息災を祈った。

カテゴリ:独り言

キツネ活発

2019/1/11

今年のCP+は久しぶりに行けそうな気配あり。ちょうどその頃に出張の予定が入ったのは都合が良い。事前のWeb登録でもやっておくかな。

そのCP+の目玉がLUMIX Sなのは言うまでもない。取り敢えず出しときました的なニコキャノと違って、最初から飛ばして行かないと先行するガリバーたちに追いつけないことが判っているので、パナの本気度には期待できるというものだ。

間違いなく4K60Pを超える性能で来るであろうソニーの動画機..名前はまだ不明だがおそらくα7S3?..にも興味あるし、オリの噂されているニューカマーにも興味津々。

年度末なので例年は身動きがとれないのだが、業務とあっては大手を振って出掛けられる。だた、もちろんそんなに素直にことが運ぶとも思えないが、まあ2月のバックログ次第だなw

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

雪の朝、道奥からトコトコ歩いてきたキツネが、何かに興味を惹かれふと匂いをかぎ、その後やや駆け足気味に去っていった、そんな感じの動き。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

家の前の畑にも軽く駆けていくキツネの足跡が。今はキツネの恋の季節なので、あちこち活発に動き回っているようだ。そのうち姿を見ることもあろう。

ジャーナリストの兼高かおる氏が亡くなられたそうである。

大変失礼ながらどちらかというとまだご存命だったのか、という意識のほうが強いかも。拙者の世代でもそれくらい昔の人のイメージがある。

物心がつく前、いや、生まれる以前にすでにテレビの中で活躍されていた方で、冠番組であった「世界の旅」は子供ながらに「野生の王国」と双璧のご贔屓番組だった。

今でこそ世界を旅するリポーターなど掃いて捨てるほどいるわけだが、半世紀以上前に「世界」という大きな枠の中で活躍されていた同氏の姿は、ある意味憧れの存在だったと記憶している。

聞くところによれば、当時すでにワンオペ状態だったようで、ディレクターからナレーター、カメラマンまで兼ねていたというから驚きの話である。時にはプロデューサーまで担っていたとも聞くので、スポンサーとも話をつけていたということだろう。

何とも凄いスーパーウーマンが黎明期のテレビ業界にいたもんである。ご冥福を祈りたい。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

今朝は氷点下10℃まで下がり、この冬一番の冷え込みに。上越国境も朝からよく見通すことができ、今年初のモルゲンロートが見られた。

ミラーレスで小型になった分、バッグや三脚がコンパクトで済むとか、機材の重量がかなり軽くなったみたいなプロの写真家の談をどこかで目にしたが、その時の話題はEOS R..ナイコンZだったかも..だった。

確かにボディは軽くなったはずだが、今この時点でレンズは現行の一眼レフ用フルサイズ規格のレンズなので、どう考えても携行重量が大幅に軽くなるはずがない。

ミラーレスカメラ=小型軽量みないなステレオタイプなイメージを元に、やっつけ仕事のような記事がよく書けるものだと感心してしまう。

ミラーレスシステムのジャンルで、交換レンズを含めた携行重量が真に軽くコンパクトに収まるのは、オリとパナのマイクロフォーサーズであって、どう頑張ってもフルサイズ規格のミラーレスシステムではそんな事は言えまい。

メーカーのセールストークとして必要なのは理解できなくはないが、ボディだけ小さく軽くなってもしょうが無いのである。交換レンズ式の一眼カメラは、システム全体で判断して然るべきものだろう。

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R / CLASSIC CHROME

APS-CであるフジのXシリーズも、レッドバッジの大三元を除けば十分小型軽量と言える。特に専用設計の単焦点レンズはマイクロフォーサーズ並に小さい。

XF16-55はズームレンズと思えない画質の良さだが、ボケ量に関してだけはやはりF1.4には敵わない。レンズ交換を厭わなければ、開放から十分に使い物になるXF16とXF35、それにXF56..これはF1.2だけど..の組み合わせが撮っていて面白い。

ニワウサギ

2019/1/8

暮れに積もった雪が解けて畑の大根葉が露出したせいか、ノウサギの痕跡が目に付くようになった。

足跡が残るようになったので気付いたわけだが、犬が居なくなった事もあって、恐らく無雪期も普通にやって来ていると思われる。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

地域個体群の減少が危惧されているノウサギであるが、赤城高原ではまだ普通にその痕跡を探すことができるのは喜ばしいことだ。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:,

世の中は今日が仕事始めのところが多い。そう思って今日はどこへも出ずに朝から待機していたが、予想を超えるメール&SNSメッセージ&電話攻撃を受けて撃沈であった。

ほぼ制作・開発作業は進まず、ひたすらキーボードとスマホの奴隷と化した一日であった。やれやれ..

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

時折やってくるアカゲラ。立ち枯れたブナにご執心のようで、必ず根元から幹の先端までチェックしていく姿は、見ていて不思議なものだ。

だってそこ先週も先々週も突いていったよねw

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日食はずれ

2019/1/6

今日の昼前は部分日食だったが、赤城高原はあいにくの小雪模様。我が家の周辺は薄い雲がかかっていて、逆にベールとして良いかもと思ったが、光が拡散してしまってどうもイマイチであった。

それにちょうどその時間帯はカケスが餌台に頻繁に来ていたので、撮影はそっち中心となってしまったw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

昨年暮れに降った雪もだいぶ解けてしまって、日中に日なたとなるところは地面が顔を出している。

積雪が少ない分、日常の除雪作業がないのは助かるが、やはり適度に雪は積もっていてほしいね。

カテゴリ:季節感