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拙者が最初に使ったミラーレス一眼はパナのLUMIX GH2で、もともとは当時メイン業務の一つだった動画撮影用であり、いわゆるビデオカメラの代替としてであった。

同時にビデオコリメートとしてフィールドスコープと組み合わせることで超望遠システムを構築し、以来GH3・GH4・GH5・G9 PROと10年に渡って更新しながら運用してきたが、そのコリメート式のシステムを一時的にサブに降格して、今年から新たな超望遠システムを使い始めている。

そしてここにきてカメラ側も新たに更新してテスト運用を始めているが、これが想像を越えてなかなかいい感じなので、今シーズンからはこっちをメインに切り替えるつもりだ。

何分にもメーカーサイドの想定していない使い方であり、そもそもオタクのニッチなニーズでしかないwので、世界中を見回してもこのセットは拙者しかいないだろうな。

新たな超望遠システムによる4K動画からそれぞれ広角端(上)と望遠端(下)を切り出したもの。

この時はまだ必要なパーツを手に入れてなかったので、カメラ自体はまだG9 PROによる撮影。以前のコリメート式と同様に望遠端だと非常用的な画質だが、まあ条件次第と言ったところだな。

そこで導入した新しいカメラの出番だが、事前に色々リサーチした結果そのとある仕様が非常に好都合に作用してくれることが分かっているのだ。

さらに高画質で捉えるためにもうひと工夫というかアクセサリーが必要だが、とりあえずそれがなくても運用は可能である。

ところでどんなセットかって?それは企業秘密ってほどでもないが、まあおいおいってことでw

県北の天狗様フィールドは先日の大雪の影響で多少なりとも積雪があるが、平野部の低山だとそんな気配はどこ吹く風である。

まあ冬の関東平野の西の端は例年概ねこんな感じと言えばそうなのが、積雪がないことで早朝などは底冷えという表現がピッタリの寒さではある。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.
FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.
FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

寒いとは書いたが、さりとてでは川が凍るかと言えばさすがにそこまでの厳しさはない。でも畔に立っていると寒いのは寒いけどw

そんなこちらの心理をあざ笑うかのように、キャラキャラ鳴きながらヤマセミが頭上高く下流方向へ飛んでいき、ビビッと鳴きながら川面を滑るようにカワガラスが上流方向へ飛んでいく。

カテゴリ:季節感

白銀の国境

2020/12/27

先日の大雪の後に県境付近を訪れてみた。

深々と雪が舞う空模様だと寒々しい雪国の景色そのものだが、ひとたび好天に恵まれれば、上越国境の峰々はまさに白銀と呼ぶにふさわしい装いとなる。

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

最近オンラインでもリアルでも、会う人会う人に「ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」は予約したかと聞かれるが、いや誰も買うなんて一言も言ってないしw

仕事で使うのでもない限り、レンズに百万円もの大金を掛けるほど酔狂ではないので、さすがに元が取れそうにない投資はしないぞw

カテゴリ:|タグ:,

低山の里近くの河畔林でサルの群れに遭遇した。近くの藪の中にいる数までは不明だったが、視界には6頭程度だったので、群れと言ってもそう大きなものではない。

しばらく観察してさほどこちらに警戒してないようだったので、カメラを持って少し接近して撮影。

その際、E-M1Xの鳥認識AFはONのままだったので、どういう挙動をするのかお戯れに試したところ、なんとサルにインテリジェントAFの認識枠が現れて、そのままAFを作動させるとサルの動きに合わせてC-AFが追いかけて撮影ができるではないか。

おーこれはスゴイな、鳥だけでなくほ乳類でも認識してくれるのかとその時は嬉しいサプライズだったが、よく考えてみるとインテリジェントAFとは別に顔認識もONだったので、鳥と認識したのではなく、単純にサル顔の人wとして認識した可能性が高いな。

AI認識を謳っているのにサルを鳥と間違えていたのでは逆に困ったものだが、そもそもメーカーが鳥意外を認識するとは言っていないので、この件は当たらずとも遠からじといったところか。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

E-M1XはノーマルのE-M1系に対し画像処理エンジンを2基積んでいるのが特徴で、そのパワーを使ってAIによるインテリジェントAFを動かしているが、それ故にマイクロフォーサーズ機らしからぬ大柄なボディサイズが賛否両論..否定のほうが圧倒的に多いけどなw..となっている。

そんなことで今回の鳥認識AFの追加がファームアップで可能となったのはE-M1Xに限られていて、そこがE-M1Xのアドバンテージに他ならない。

らしからぬ大きさへの批判の回答として、インテリジェントAF以外は同等性能で小型のE-M1 MarkIIIを別途用意しているのだから、オリンパスが責められる理由はないはずだ。もちろん将来的にはノーマルのE-M1系でもインテリジェントAFは実現してほしいけどね。

でもいきなりフラッグシップを謳うモデルの価格を下げた点は、E-M1Xユーザー全員で糾弾しても良いかもw

カテゴリ:ほ乳類, 写真・カメラ|タグ:,

新コロナ禍で感染拡大を防止すべく国民は外出することを憚られ、ステイホームしていればしていたで、聖なるクリスマスだというのに息をするように嘘八百を並べ立てる前ソーリ大臣の見苦しい映像が流れてくる。

今日は今日で昼の日中に某公共放送が国会中継とは珍しいなと思って眺めていたが、その国会も検察もグルになってとんだ茶番劇を観せらたもんだ。

ロシアでは「大統領経験者が生涯にわたって刑事訴追を免れる法案」なるフザけたものが承認されそうな話だが、日本ではすでに「ソーリ大臣経験者ならどんなに嘘や偽証を言ってもまかり通る」状況にある。

今さらアレを庇ったところで何も利するものは誰にもなさそうだが、ほんとどうにかならんかねあのバカボン野郎は。

FUJIFILM X-T4 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia

冬至を過ぎたのでこれからは日に日に日の出が早まり、昼間の時間も延びる一方になる。でも寒さはこれからが本番だけど。

カテゴリ:季節感, 独り言

ダイヤモンドダストはいわゆる通り名であって、正しくは細氷と呼ぶ気象現象である。雪ではなく氷の結晶が太陽光に反射して輝くので、氷点下15℃以下にならないとお目にかかるのは難しい。

本州なら山岳地帯の高標高地に限られてくるが、北海道の内陸部では厳冬期であれば平地でも普通に見ることができる。

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

晴れ間が覗くような小雪舞う気象条件だと、そこまで気温が低くなくても逆光でそれっぽく見せることはできる。望遠レンズで圧縮して写すのポイントだ。

E-M1Xの最新ファームによって実現された鳥認識AF。とあるシーンを撮影中、不意に目の前に現れたミソサザイにしっかり反応し、ピンもばっちりだった。

薄暗い林内をちょこちょこ動き回る日本最小の鳥の素早い動きに付いていけるとは、まあ正直思っていなかった。

ここまで実用的であれば、久しぶりに色々鳥を撮影してみようかという気になるな。この夏に新たに導入した超望遠システムのテストも兼ねてね。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

昔のように趣味で鳥を撮ることもほとんどないので、今は言うほどは使う機会は多くはないが、インテリジェントAFの機能自体は設定しっぱなしにしておくのが吉のようだ。

スゴイよなぁ、国会で118回も「嘘」の答弁を繰り返していたのが前任のソーリ大臣だったってよ。

誰のことかって?そりゃつい最近カビノマスクやムシノマスクに500億もの税金を無駄遣いして、あげくに仮病で仕事を放り出して逃げ出したアレに決まっているさ。

「秘書が勝手にやったこと」などと、どこをどう突いても見え透いたような言い訳を抜けしゃあしゃあと言って嘘の上塗りを繰り返しているらしいが、仮にそれを信じたとしても、最初の1回目の答弁の時点で秘書に確認すべきだろ?

なのにそれさえもせず、その後も延々と117回嘘を言い続けていたってんだからそりゃもう確信犯..当然本人も了承の上に決まってるさ..にほかならず、分別ある大人として終わってんだろ。政治家以前の話だぞ。

一体どの口が「美しい国づくり」などと言えた立場なのか、8年も国民を欺いてきて人として恥ずかしいにもほどがある。胸に手を当ててよく考えろよ、アレ。

そんな嘘つき野郎が憲法改正などとふざけんなって話で、おととい来やがれだ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

今朝は一気に氷点下10℃まで冷え込んだ。放射冷却とは言えこの時期にここまで冷え込むのは珍しい。

が、それはそれで日常の平凡な眺めが美しい景色へと変わる、ちょっとした自然のエッセンスだったりする。

カテゴリ:独り言

今晩は木星と土星が月の見かけの直径よりも近づく、400年ぶりの超が付く大接近となるらしい。

しかも次回は60年後とくれば、間違いなくこの世に存在していないのでw、仕事の合間を縫って寒さを押してちょっと夜空を見上げてみた。

星屋ではないので天体望遠鏡の類は持っておらず、仕事用の95mmのフィールドスコープで覗いたところ、木星と土星の他に木星が従える衛星も何個か見ることができた。

今宵の赤城高原はなかなかの透明度のようである。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

そこで無謀にも撮影もチャレンジ。

仕事場にも車にも売るほどデカい三脚があるのだから、しっかり三脚に据えて撮れば良いものを、生来のひねくれ者なのでwここは敢えて1200mm手持ち撮影を敢行。E-M1Xのショボいファインダーでも拡大表示をすると木星の衛星を見ることができた。

まあなんというか、モノが小さく..いや惑星としてはどっちも巨大だけどw..大気の揺らぎもあってどうにもまともには写らなかったが、木星はともかく土星のほうが何とかその特徴的な環が分かるぐらいには写ったかな。

とりあえず、いつものごとくE-M1XとED300PROの手ブレ補正に助けられている感じだな。

先日の関越道の大雪による2000台超の立ち往生騒動を眺めていて思ったが、これからEV車が増えてくるとあの手の災害に巻き込まれると相当困ったことになりそうだ。

今回は丸2日近くも雪の中に閉じ込められていたので、エンジンを掛けて車内をヒーターで温めるという手が使えた..それでも燃料が続く限りではあるが..が、EV車ではバッテリー上がりを考えるとその手は使えないことになる。

地球温暖化の影響でこれからも異常気象が続くようであれば、冬季に今回のような大雪災害..今回はNEXCO東日本の判断ミスによる人災の側面が大きいが..が各地で多発する可能性は否定できないので、その時果たしてEV車で命を守れるかを考えないわけにはいかない。

そんな中、政府は国を上げて2050年までにカーボン・ニュートラルを掲げており、それに伴って2030年代中頃までにガソリン車の新車販売の禁止を検討しているので、これから10数年の間に車を新車に買い換える人で特に雪国に住む人、雪国に用事が発生する人にとってはなかなか悩ましい話になりつつある。

もちろん中古のガソリン車やディーゼル車がすぐに無くなることはないと思うが、間違いなく燃料代は高騰し、税金面でも不利になるのは目に見えてありそうなので、そう考えると多雪地帯において日本固有のハイブリッド車というのは落とし所として悪い選択ではない気がしてくる。ただ、世界の先進国の潮流は脱カーボンでEV車へと舵が切られているので、日本だけまたガラパゴスっていうのはもう厳しいだろうね。

さてさて、次の車をどうするか、それは我が家でも早急に検討しないとならない問題となっており、EV車に一気に行くか、もう1台内燃機関車に行くか。うーん、こりゃ悩ましい話だなぁ..

FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / ETERNA BLEACH BYPASS / ブナ
FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / Classic Nega. / スギ

森の中でF1.0で狙う樹のポートレート。

この時はこれ以外にXF16mm F1.4、XF35mm F1.4、XF90mm F2の大口径カルテットをカメラバッグに入れていたが、やはり今のところはまだXF50mmをよく使っているな。

カテゴリ:鳥獣・環境問題|タグ: