遅いのか短いのか
先日裏山を徘徊してきたが、例年でも紅葉真っ盛りという時期ではないのだが、それでもご多分に漏れず秋が深まっているという雰囲気にはほど遠く。
あまりに秋の入口が残暑過ぎて、半月ほど遅れているようだ。
とは言え一年は応じて長くなることはないので、このまま行けば秋..と人が定めし季節..が短く、冬を迎えることになりそうだ。
裏山の中腹に当たる標高1300m付近。切り取りで秋っぽい色付きを探せど見つからず。それでも夏ほど緑に勢いはないけどね。
先日裏山を徘徊してきたが、例年でも紅葉真っ盛りという時期ではないのだが、それでもご多分に漏れず秋が深まっているという雰囲気にはほど遠く。
あまりに秋の入口が残暑過ぎて、半月ほど遅れているようだ。
とは言え一年は応じて長くなることはないので、このまま行けば秋..と人が定めし季節..が短く、冬を迎えることになりそうだ。
裏山の中腹に当たる標高1300m付近。切り取りで秋っぽい色付きを探せど見つからず。それでも夏ほど緑に勢いはないけどね。
今の時期は田舎ではクマの出没が話題になるが、農家的には獣害被害はクマよりはシカやイノシシ、サル..赤城高原では出没はまれ..それに果樹ならハクビシンのほうがはるかに迷惑で問題である。
おらが村のクマによる農作物被害で顕著なのはトウモロコシで、たとえそれがデントコーンであっても一旦居着かれると、単独個体でも根こそぎになりかねないので、すぐに猟友会に頼んで捕獲駆除となる。
なので忘れた頃に防災無線でクマの出没警報が流されるが、クマ出没中!みたいな野良看板が設置されることはほとんどない。
上の2枚はどちらも渋川市の山際に立っている注意喚起。看板の内容から設置したのは別の部署(または人)なのは明らかだが、設置場所が100mも離れていない同じ道沿いなのだから呆れる。
そもそも常設されている時点でほぼ誰も見ないし意味がないのだが、問題なのは1枚目は本州には生息していないヒグマで、2枚目はデフォルメされているがどう見てもマレーグマにしか見えない。
何れ専門家に確認も取らず、やっつけ仕事であることが明らかだ。
西高東低の冬型の気圧配置の影響で、初冠雪の富士山を始め北アルプスなど高標高の稜線部から軒並み積雪の報告が届いている。なんだか秋を短縮して一気に冬の足音が聞こえ始めた感じだ。
サシバやハチクマなど多くのタカが南へと渡去し、小鳥たちもぞくぞくと列島を南下しているが、こうして北風が強く吹き始めると入れ違いに冬鳥たちの姿も増えてくる。
所要でしばらく北東北へ出掛けていたが、現地ではあちこちでマヒワの小群が目に付き、シメも数羽確認している。
カハンカハンと北方向の空から声が降ってきて、見上げると高空をマガンの編隊が文字通り鈎になり竿になりで南へと飛んでいくのが目についた。
どこから飛び立ってきたのかは不明だが、雁行は連日お昼少し前に始まって午後遅くまで続き、合計すると軽く1000羽は超えていたのではないかな。
四半世紀ぐらいまえになるが、当時好んで伊豆沼周辺に通っていた時期があったので、カハンカハンと鳴きながら往く雁行にはどこか哀愁を感じるものがある。
農道を歩いていて不意に林縁に気配を感じたので、OM-1を向けたら被写体認識枠が表示された。
パッと見、その時は何かいるようには見えなかったが、取り敢えず数枚シャッターを切るとその瞬間に葉陰からカケスが飛び出した。
撮影結果を背面モニターで確認すると、確かにカケスの青い雨覆が写っているが、頭部は葉っぱの影に隠れている。てっきり被写体認識は頭部やくちばしの形状で判断すると思っていたので、この状態で鳥を認識するのには驚いた。
カメラのオートの歴史はAE・AFと来て、現在はAIによる被写体認識である。まだまだ被写体認識は発展途上の段階にあるが、状況によっては人の業を超えているのは確かだ。
カメラにできることはすべてカメラに任せて楽をしたいので、被写体認識にはこれからもオッサンは期待しているぞ。
夏鳥たちは南へと去り、冬鳥がやって来る前の森の中は静かなものである。
時々早くも混群となったシジュウカラやヤマガラなどカラ類と、その後に続くようにエナガの群れがやって来てにわかに活気づくが、彼らが去るとまた森の中は静寂が訪れる。
まだ気温も高く、青々とした葉が生い茂って秋を感じることは少ないが、小鳥たちが群れで行動している姿は来る寒い季節を想像させる。
雨上がりの森の中をエナガの小群が通り過ぎてゆく。なかなかジッとすることのないエナガだが、ちょうど上手い具合に葉陰の隙間で一瞬止まるところを写すことができた。
原作を読んでいるので先週末に観に行ってきた。
原作が冷戦時代を背景にしているので、現在とは状況が異なる部分もあるが、潜水艦戦力=沈黙の艦隊の核による抑止論で世界に対抗するという原作テーマ通りのストーリーのようだ。
潜水艦ものは緊張を強いられることもあってあっという間に観終わる。今のCG技術は大したもので、再現された米第七艦隊と原子力潜水艦シーバット(原潜国家やまと)との交戦は見ものだ。
尚、取り敢えず大沢たかおが王騎将軍に見えなくて良かったw
最初に「ようだ」と書いたのは、作品が続くのか否か事前にもエンドロール後にもアナウンスは無いのだが、原作はそれなりに長いので、もちろん本作で終わりのはずはないと勝手に願っているという希望的観測から。
余談だが、冷戦時代当時はまだ防衛省ではなく防衛庁。さらに通称「市ヶ谷」ではなく庁舎も六本木にあったなと。バブル時代に仕事で都内をうろついていて、何かそんな記憶をふと思い出した次第。
裏山で見掛けたオニヤンマ。山で偶然出会った知り合いの連れが例のおにやんまくんを付けていたので、その効果の程を聞いたみたがよくわからないとの答え。
どうやらオニヤンマのバッジがアブやハチの抑止に働くことは、未だ証明されていない模様w