年別アーカイブ : 2014

portfolio

カッコー鳴く

2014/5/22

自分が聞いたのは今朝なのだが、家人は昨日の朝聞いたと言っているので、
今年の赤城高原への渡来日は21日ということなる。

音源が近かったので近くにいるとは思っていたが、
隣家との境に立っている電柱で2羽で争っているところだった。

ツツドリは早くて4月中旬、ジュウイチはGW頃には声を聞くようになる。

一番遅いのはホトトギスということになるが、
カッコウのほうが遅くやって来ることもあるので、
この辺りはどちらが早いという印象はない。

20140522

しかしこの5月は気温が安定しない。
相対的には寒いという感覚が強く、天狗様のエリアに足を延ばしても、
いつもならうるさいくらいのエゾハルゼミも静かなもんだ。

これだけでこの夏を占うのも何だとは思うが、
巷で言われるように今夏は久しぶりに冷たい夏なのかもしれない。

カテゴリ:|タグ:,

ひさびさ

2014/5/1

トップページ壁紙の月替り更新のついでに、たまにはブログも更新。

2月3月の繁忙期を過ぎたにも関わらず、自分のブログの存在も忘れてしまうほど多忙が続く今日この頃。山へ出かけて写真や動画やら色々記録は取ってくるものの、帰ってくると怒涛の内業の嵐のため、自分のブログを更新するという以前なら当たり前の作業が、すっかり日常のルーチンから外れてしまった(苦笑)。

4K系のネタや新しい機材のレビューなどもまたぞろ目白押しなれど、サボりぐせがつくとなかなか以前のようなペースに戻れず、ずるずると春を過ごす日々である。ああ、この悪しき連鎖はいつまで続くのか..

20140501

4月に桜開花のネタを更新しないなど過去初めてのことで、遅まきながら5月初日に桜の写真をアップ。でも写真自体はそんなに古いものでなく、ちょっと前に片品方面で撮影したものである。県内でも標高が高いとGWでもまだソメイヨシノの花を見るのはそんなに珍しいことでもない。

カテゴリ:花・植物|タグ:

春山

2014/4/13

20140413

この春も山神様に会いに雪山へ。

残雪期ならではの眺望は実に美しく、疲れも忘れる眺めの中、時折頭上を東へと飛び去るサシバの春の渡りを追いつつ、天狗様の背中を見下してきた。

積雪量はやはり里同様に例年よりは多く、久しぶりにアイゼンを引っ張り出しての登山であった。遠望する上越国境の稜線には、春山を楽しむ登山客の姿も多数見られ、春の登山シーズンの始まりを感じた。

カテゴリ:|タグ:

先日の雨で家の周辺の融雪が一気に進み、2月の大雪の名残もようやく無くなった。畑脇の除雪の痕が長らく頑張っていたが、やはり春の日射しには勝てなかったようだ。窓際から眺める近景に雪があると、それだけでまだ春遠いイメージを持ってしまうが、これで赤城高原でも何となく春を近くに感じられるようになった。

とは言っても地元ではヒバリもウグイスもまだ鳴かず、先日庭でフキノトウを採って天ぷらにしたぐらいなので、ニュースのような桜開花などまだしばらく先のことだ。

庭の餌台は相変わらずカラ類が賑やかだが、今月からはもう餌を出さないので、現金な連中はすぐに姿を見せなくなるだろう。ちなみに、野生動物の餌付け問題など高尚に慮っているわけでなく、単に自家製ヒマワリの在庫が底をついただけの話しである。

そんな小鳥を狙ってハイタカが姿を見せる時があるが、時にはオオタカが来ることもある。今年も近所の森で営巣行動に入っているのを確認しているが、恐らくそのペアの連れ合いだろう。最近は特に仕事場の前をよく横切って行くのを見かけることが多い。

20140401

キーボードを叩きながらふと気づくと、裏の家の屋根の上に止まっているの確認。デスクに転がしてある400mmで窓越しにまずは一枚とシャッターを切るが、すぐに飛び立って行ってしまった。

カテゴリ:猛禽|タグ:

日本一

2014/3/23

ここ数日、イワツバメ、ただツバメ、サシバなどバタバタと春の便りが続く。北日本は再び春の嵐のようだが、本州以南は確実に春が近づいている。

20140323

月初は一時冠雪も少なかった富士のお山だけど、やっぱこのくらいは白くないと雰囲気出ないね。

カテゴリ:|タグ:

ヒバリ初鳴き

2014/3/16

もちろん個人的にこの春初認という話しであって、場所も地元でなく南関東というのもお忘れなく。

20140316

3月だというのに朝は0℃まで冷え込み、日中強く吹いた南風も肌寒く感じたが、ちょっと視線を下げればいつもの春のレギュラーたちが顔を覗かせている。

カテゴリ:季節感|タグ:,

引水

2014/3/15

20140315

かなり気が早いように思わなくもないが、冬の間に土で埋まった水路を掘り起こし、畦を固めて用水路の主流から水を引き入れている田んぼが散見された。まださすがに本格的な田起こしには至らないとは思うが、南の方ではかくも少しずつ春の気配が漂い始めている。

カテゴリ:季節感

年度末追い込み作業で多忙のため、相変わらず更新もままならない状況なのだが、季節の移ろいぐらいは自分のブログに足跡を残しておかないと、ネイチャー系を標榜するサイトとして示しがつかないか、と言った何とも締まりのない理由で久々の更新。ちなみに初鳴きと言っても地元の話ではなく、南関東だということは補足しておかねばなるまい。地元のフィールドはどこもまだ深い雪の中で、春まだ遠い世界なのだ。

20140314

見る人によっては身の毛もよだつ色合いを見せる杉林。とは言え、最近はあまりひとごとではなくなってきた感も無きにしもあらず。

カテゴリ:季節感|タグ:,

20140302

最初に姿を現した時にぐぅっと低く唸るように声を発したが、その後は何を言うでもなくダンマリ。距離は10mほどだが、お互い雪の山を挟んでいるので、近づくことも寄ってくることもない。

山親爺とも称される立派な体躯は雄の成獣だろうか。その毛足の長い美しい冬毛が、雪レフの反射で1本1本数えられるほどはっきり見る。心なしか獣臭も漂ってくる。

お昼ごろに天狗様が巣材を掴んで営巣谷へ入っていってから、その後は時折カラ類が木々を渡っていくくらいで静かそのものだったので、突然の訪問者は歓迎といったところだが、一体何を考えているのか聞いてみたいほど、その動きは緩慢でのんびりしたものだ。

30分ほど滞在していただろうか。最後に再び何か言ったようにも聞こえたが、谷を渡る風にかき消されてよく聞き取れなかった。そうこうして振り向いた時には、もう付近には姿がなかった。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

多忙の渦に巻き込まれ、しばらく更新をサボっていたが、このほどようやく復帰の目処が。そしてその最初の話題が先週末の大雪だったりするから、まあ時事ネタというか何というか。

未だ県内各地で交通が遮断されて立ち往生とか、山間集落が孤立状態とか、平常に戻ったとはまったく言えない状況だが、我が家は二日がかりで家と車と犬を雪中より掘り出し、孤立状態の脱出に成功した。

20140217

すでにニュースで報道されている通り、北部山間地を除く群馬県内は、100年の単位での豪雪記録となった。赤城山を背にする平野部の前橋ですら70cm強というから、その積雪量たるや相当のものだ。かくいう赤城高原の我が家では、最も深いところで150cm、平均しても120cm程度は積もっており、車はすべてすっぽり埋もれてしまい、ジムニーなどご覧のありさまで、とりあえず春の雪解けを待つ次第となった(苦笑)。

北海道で幾冬も過ごしてきているので、この手の景色はそれなりに経験しているが、自分の生活圏では人生初のことである。丸2日間の除雪作業で体中が悲鳴を上げているが、こんなことを連日繰り返している雪国の人たちには頭がさがる思いだ。

実は我が家よりさらに奥の住人が中古の除雪機を持っており、普段雪がここまで積もることのない赤城高原では宝の持ち腐れだとか何とか陰口をたたかれていたが、今回ばかりはその恩恵に与ろうと朝から出動を待っていたものの、数年前から動かしていないので、エンジンがかからず使えないという笑い話(笑)。

人頼みはイカンとせっせと雪かきに勤しんだが、村道から家の前まで約30mほどあって、その120cmの積雪を車1台通れるように人力で除雪するのはもう懲り懲りである。いやはや、雪は地面が白くなる程度にうっすら積もるのが良いね。

カテゴリ:季節感