カテゴリ : 季節感

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使いやすいとか握りやすいとか、はたまたシャッターフィーリングが良いとか、そんな感覚的な理由でウン十万もするカメラ機材を買うことはない。

ましてや気持ちの入り方が違うとか何とか、そんな精神論的なものにも興味はない。

もちろん、カメラなど道具だから何でも良いとうそぶくつもりもないので、とどのつまりは人様ほど感覚的な部分が鋭敏でなく、単純に鈍くさいということに他ならないのかもw

とは言えそれこそ15年くらい前までキヤノンかニコンかみたいな選択肢しか見てなかったが、その頃は求める性能がその両社にしか無かったからに他ならない。

それが今や、何百mmの望遠レンズとか、日常的な高感度域でノイズが少ないとか、そんな必要に迫られた絶対的な最低限の性能は求めるものの、そこそこのコストで納得する結果が得られさえすれば、まあ基本的にカメラ機材はどこのメーカーのものでも何ら問題ない、そんな状況にあることはまずは幸せなことだと思うべきかな。

でもタイトルの「名を捨てて」はちと極論だったかなw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

多忙の合間を縫うように、過ぎゆく奥山の秋を記録中..

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ぼちぼち紅葉

2018/10/11

県内も上越国境から紅葉前線の便りが届き始めたが、天候の状況とデスクワークの空きがなかなか都合良く合わない。

あれやこれやと考えているうちに良きタイミングを逸するのが例年の倣いなので、何とか時間を見繕って出かけねばなるまい。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

標高800m付近の近所の森は、見た目まだ秋の気配は希薄だが、まずは桜の仲間から色づき出しているのが判る。

カテゴリ:季節感

台風一過

2018/10/1

この前の21号も風が強かったが、24号はそれを上回る猛烈な大風で赤城高原を通り抜けていった。

夜の8時頃から突然風雨が強くなり、すぐに家が地震の揺れと見紛うほど東風が吹き荒れた。何やらガタゴト家の周囲で音が響いていたが、とても外に出て確認できる状況になかった。

沖縄知事選の結果も気になっていたし、外の様子見を兼ね、録り溜めてあった映画など消化しつつ起きていたが、アルコールの手伝いもあって日付が変わる頃には就寝。寝入っていて気が付かなったが、家人が言うには朝の3時頃にはピタッと風も雨も止んだらしい。

朝起きて家の周囲を見て回ると、被害は南東角の雨樋が外れかかっていたのと、コナラが1本倒れているのを確認。

倒れたコナラは庭に生えているものの中では一番大きかったが、ブナとヤマボウシに挟まれて育ったせいで、最初から斜めに傾いで伸びていたので、いつかは大風で倒れるのではないかと思っていた木である。それが赤城から吹き下ろす東風に揺さぶられ、根っこから倒れてしまっていた。

とは言え、先日のクヌギ同様に勝手に実生から成長したものなので、それほど勿体無い感はない。強いて言えば、夏の日除けが1本減ったことが、残念と言えば残念か。まあ予備軍はいくらでも庭に生えてきているので、この秋のうちにどれか選別して移植しようと思う。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ACROSS

この夏の台風一過はどれもスキッと晴れることがなかったが、今日は昼前には快晴の良い天気となった。しかも夏日というオマケ付きでね。

そんな秋の青空を敢えてモノクロで狙う。

カテゴリ:季節感

台風前々夜

2018/9/29

この記事を書いている時点で、台風本体はまだ先島諸島辺りを北東に向かって北上中だが、刺激された秋雨前線の雨雲はすでに関東まで掛かってきている。

赤城高原も時折思い出したようにパラパラと雨が降るものの、依然として台風前夜、いや前々夜と言った落ち着いた感じである。

家回りで飛ばされそうなものは犬を除いてはすべて片付けた。前回の台風で折れてブラブラしていたソメイヨシノの枝も切り落とし、とりあえず備えは済んでいる。

さてさて、被害が大きく広がらぬようチンタラせずに、さっさと通り過ぎて行って欲しいものだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

朝はそこそこ冷え込むようになってきた。夜明け前の東の空が、良い感じに色づく季節の到来だ。

カテゴリ:季節感

残念ながら、LUMIX Sにはマイクロフォーサーズレンズは装着ならずだった。フランジバックが同じ20mmでは仕方なしだし、クロップするとS1Rの4800万画素でも1200万画素になっちまうし、あまり訴求力は無かったか。

こうなると、某C社同様に同じメーカーで異なるマウントを維持していかなければならないので、メーカーとしてなかなか大変と思われるが、マイクロフォーサーズのユーザーも一定数存在しているので、そのマーケットを見限るのももったいないところだろう。

パナもマイクロフォーサーズから撤退などと要らぬ煙が立たぬよう、先日の発表ではG用のマイクロフォーサーズで10-25mm F1.7などという、何ともまた玄人好みのレンズを発表している辺りは抜かりがない。しかもSUMMILUXにVARIOが付くというのは初めてではないだろうか。

S1は先日の発表だけでは詳しい仕様が不明だが、とりあえず今のパナ機は4K/60Pが標準になっているのは間違いない。プリ連写のような飛び道具はともかく、恐らくG9が実現していることで基本的な部分はほとんどできるのでないだろうか。

ちょっとだけ期待していた8Kも、最初のモデルでは見送られたようだが、2020年までには何らかのアナウンスがあるかもしれない。α7Sのような動画特化モデルの登場など、その可能性は充分あるだろう。

まだまだGFX50Rから目が話せない、あ、あれ?

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

先日、富士山が例年より4日早く初冠雪だったらしいが、赤城高原も寒い日が続いている。寝る時は毛布掛けだし、日中も気温が上がらないのでフリースベストを着て過ごしている。

それより本州直撃コースの台風24号が気になる。21号には庭の桜(ソメイヨシノ)の枝をやられているので、ちょっと風が心配なところだ。

デス・スター

2018/9/20

今朝、北海道最高峰の旭岳が初冠雪したらしい。例年より5日早いとのことで、やはり秋の訪れは早いのかもしれない。

ああ、錦繍の北の大地に足を延ばしたいところだが、誰か仕事代わってくれ..

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR x2 / CLASSIC CHROME(レタッチあり)

タイトルに意味なし。さらに言えば月齢9.4は昨晩の月。今日は多忙につきカメラ触れず..

動画屋としてEF-EOS R ドロップイン 可変式NDフィルター にクラクラしてしまうw もうキヤノンったらホントに商売上手というか、他のメーカーに比べて一枚も二枚も商売が上手だね。

ナイコンのFTZはFマウントレンズが無駄にならないようにするための「タダ」のアダプタだが、キヤノンはアダプタに様々な付加価値を付け、従来のEFレンズ群もまだまだ健在感を醸し出すことに見事に成功している。

RFレンズから新設されたコントロールリング..これなどは新基軸のインターフェイスだがまさにしてやったりだろうね..が、EFレンズでも改造なしで使えるというのも、さすがと言わざるを得ない。

こういう商品企画1つとっても、メーカーの考え方に差があることがよく判る。新しく世に出したものを最高!とアピールするのは良いが、それまでの既存製品の立ち位置をよくよく考えねばなるまい。

新しいもので今までのものをすべて置き換えられない以上、殊更に新製品の優位性をアピールすのは逆効果になりかねないぞ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ACROS

秋雨前線の影響で朝から天気が優れず。

仕事が立て込んでいてどのみち撮影には出られないので、まあどうでも良いっちゃ良いのだけどね。

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噂のソニーの次なる一手は、初のグローバルシャッター搭載機という話もチラホラ。

ソニーのサイトを見る限りセンサー自体はすでにAPS-Cとm4/3用がラインナップしているので、まずはAPS-Cのα6000系がそれに置き換わるのかもね。

来春予定されているらしいオリンパスの新型も、フルサイズでなくm4/3で行くことを明言しているので、もしかしたらこのm4/3用のグローバルシャッター搭載センサーを使うのかもしれない。

ソニーはα9に搭載したアンチディストーションシャッターで、ローリングシャッター歪みをかなり問題ない程度まで抑え込むことに成功していて、この性能には未だどのメーカーも追いついていない。

先日発表された富士フイルムのX-T3がローリングシャッター歪みを低減しているという話であるが、恐らく程度の問題であって、α9並になっているとは考えづらいので、まだしばらくはα9が優位性を保つのではないかな。

そんなα9のアンチディストーションシャッターでもベースはローリングシャッターなので、根本から歪みのない世界になるには、グローバルシャッターの普及を待つほかはない。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

朝夕の影を見ていると、すでに結構陽が傾いてきているのが判る。

夏至を過ぎた時点ですでに南中高度は低くなりはじめ、それに伴い昼夜の長さの逆転が始まっているが、夏場は日差しの強さがそれを感じさせないのだろう。

涼しくなってくると途端にこういったことに敏感になる。

餅は餅屋

2018/9/12

EOS Rを見ていて、キヤノンはミラーレスカメラだからといって何でもかんでも不必要な小型化に走らなかったのが判る。

RFマウントはEFマウントと同じ54mmという大口径であるし、そもそもフルサイズセンサーなのでレンズの小型化は見込めない。ミラーボックスとペンタプリズムが無くなったからと言って無理に小型化するとホールディング性が良くないことを、フルサイズミラーレスで先行しているソニーαが証明している。

今のところキヤノンの小型ミラーレスへの答えはEF-MマウントのEOS Mになる。フランジバックの関係でRFレンズはEF-Mマウントには物理的に装着できない..2mmしか差がないのでアダプタの類を挟む余地はない..のだが、最初から無理に小型化を目指す必要がない点で、RFレンズの設計の自由度はかなり高いはずである。

ここは製品を完全に別ラインに分けるほうが良いというのが、キヤノンのマーケ上の考えのようで、要は餅は餅屋ということだろう。

この点で、ニコワンを止めてしまったナイコンの場合、小型ミラーレスという本来なら売れ線の商品を欠いているので、ビギナーやカメラ女子への大きな販路を失ったに等しい。まあニコワンは売れなかったので仕方ないが。

ナイコンも何れAPS-Cのミラーレス..そう言えばDX何とかという製品ラインはどうなったw..を出すことになるだろうが、その時に55mmという大口径のZマウントが足かせになるかもしれない。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

北海道で2日続けて氷点下だという。昨日は稚内、今日は弟子屈と、9月の観測史上では初めてらしい。梅雨が早くに明けて夏が早かった分、それなりに冬の訪れも早いのだろうか。

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キヤノンのEOS Rは、6D相当っぽい中級機としては可もなく不可もなく、ある意味期待を裏切らない想像通りのスペックwであったと言って良い。

もともとの期待値が低い分w、まあ某C社はこんなもんだろうと割り切れるものがある点で、ティーザー広告しまくりで散々じらせて期待値マックスだったナイコンとは、世間の風当たり度合いがかなり違うと思われる。

ただ、この後にどうやらフルサイズミラーレスの先駆者ソニーによる、某C者のお株を奪うような痛烈な後出しジャンケンがありそうなので、そんな余裕かました出し惜しみ番長サマが、いつまで悠々と肩で風を切っていられるか見ものである。

それはそうと、今回のEOS Rは1987年のEOSシステム登場時..もうEOSも30年経つやんね..によく似ている。上でも下でもなくまずは真ん中の売れ線から品揃えを始め、徐々に市場を侵食していくいつもの作戦なのだろう。

意図しているのか原点回帰なのか、EOS R自体、最初のEOSであるEOS 650とどことなく面影が似ているしね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA(ちょいレタッチ)

強烈な夏の日差しもどこへやら。猛威を奮った殺人的な暑さもようやく一段落といった感じになった。

夏の最後の抵抗のように子持山の山稜に雲が湧き上がったが、もはや夕立ちを目論むほどの勢いもなく、西風に煽られて徐々に立ち消えていく。

季節の移ろいに突き動かされるように、太陽の軌道も少しづつ南に逸れはじめ、いつの間にか子持山の陰へ落ちていく。