カテゴリ : 季節感

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ようやくスギ花粉が落ち着き出したと思ったら、今度はヒノキの花粉が飛び始めた。スギほどではないがまだもう少し視界がモヤる時期が続き、遠望が効かない点でワシ屋には辛い時期だ。

そして花粉以上に厄介なのが大陸からの黄砂。粒子が大きい分、スコープを通してみるとガスが掛かっているかのような視界不良となる。

まあヤレヤレな時期ではあるが、春霞というくらいヘイズの影響を受けるのは昔からなので、GWくらいまでは我慢の日々だ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

妙義山から南アルプスまで山並みを望む。冬は遠くどこまでも見通せそうな明瞭度が良い。

秋以降はワシの行動圏がテリトリーの外郭まで広がるので、それを高いところからスコープで追いかけるにはやはり大気が澄む冬を挟んだ晩秋から早春までが最も適している。

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春進む

2023/3/25

この冬は降雪自体はそこそこあって、我家の庭もそれなりに間断なく白い状態が続いていたが、2月後半からは春へと一直線で雪解けはあっという間だった。

それがそのまま桜前線の速さであることは世間のニュースの通りであるし、仕事場から観える上越国境の山々の残雪も見る見る減って行っているのが分かる。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

写真は雪煙をまとう先週末の谷川岳。

この日は前日に春の雪が降ったようで再び白さを取り戻していたが、水分の多い雪はかえって融雪を進めるので、この週末は表層雪崩の危険度がさらに上がっているだろう。

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春を前にこの冬のちょっとしたシーン集め。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / Velvia

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
FUJIFILM X-H2 / XF18mmF1.4 R LM WR / Velvia

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.
iPhone 13 mini

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

さすがにビーナスベルトは来冬までお預けだな。

県内で滅多に観られない景色と言えば奥利根エリアで、これも武尊の山頂ならではの眺めだ。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

関東最北の地となる奥利根の山並み。谷を遡ればいわゆる利根川源流となる。無論そこに至る道などなし。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

未だ冬の眠りにつく奥利根のブナ林は関東最大。芽鱗に覆われたブナの冬芽が開くのはまだ一ヶ月以上先だ。

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この日の繁殖調査は県南だったが、南東向きの谷筋を観察することになるので、晴れると朝から日差しが強い。

夏ほどではないがこれから5月ぐらいまで日焼けシーズン突入なので、日焼け止めの携行は欠かせない。

しかも今は花粉ガードのスプレーも必要なので、観察ポイントまで小汗かいてひと登りしたら、せっせと色々塗りたくるのが最初のアクションw

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

南向きの視界は長時間の観察には不向き。岩壁は真っ暗けだし花粉含めヘイズだらけの空気の層を長距離から圧縮して観ることになるので、それを凝視するのはなかなか辛い。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

この春最初の蝶はヒオドシチョウだった。成虫で冬越しするので暖かい日が続くと動きが活発になる。

早いという予報通り今週14日に都内で桜が開花した。去年より6日早く平年比では10日早いとのこと。

植物の開花は日照時間ではなく気温の積み上げと言われており、先月から続く冬とは思えない気温の高さが影響しているようだ。

東京が全国の桜開花のトップバッターなのは、近年のヒートアイランド現象の影響と言われているので、その辺りも原因としては符合する。

そんなことで利根沼田界隈の桜もそれなりに早いということで、上手くすれば入学式が満開の時期に当たるかも。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME / 谷川岳

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME / 朝日岳

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME / 至仏山・燧ヶ岳

桜が咲くような季節感に逆らって雪山の景色など。何れも武尊にでも登らないと望めない景色だ。

ロウバイ咲く

2023/3/13

先週末にヒバリが鳴いてロウバイが咲いた。どちらも今シーズン初鳴き、開花ということになるが、今年は春が早いという大方の予想を裏切って、どちらも例年より遅い結果に。

もう世の中は梅から桜へと話題が移っている中、当地ではまだこれからウメの季節だ。

FUJIFILM X-H2S / XF30mmF2.8 R LM WR Macro / PROVIA

FUJIFILM X-H2S / XF30mmF2.8 R LM WR Macro / PROVIA

ヒバリは赤城高原では漂鳥なので、越冬地の状況もあってか年によってバラつきがある。

ロウバイは月初には咲くかと思っていたのでちょっと意外。2月はそこまで日照時間が少ないことはなかった思うけど、自然は人が考えているほど単純ではないってことかな。

冬の残り画

2023/3/12

この冬のちょっとしたシーン集め。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME / 朴葉の林床

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME / 冬枯れリース
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 霜落ち葉

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME / マーブルチョコアイス
OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 冬枯れた森

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME / 農道湿らす春の雪

目の前だったり、足元だったり、色々。

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厳冬の季節はヘイズがないので明け方の東の空のヌケが良い。でもそんな寒さが戻ることはもうないだろう。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / Velvia

ビーナスベルトが映えるのも冬季限定。春霞や花粉の季節でそれももはや風前の灯だ。

平地からはヒバリやウグイスの初鳴きが届いているが、小生が徘徊する山間地では、日の当たらない谷筋に入れば雪が残っているなどまだまだ冬が居座っている。

iPhone 13 mini

県南で南向きの落広林を徘徊するとよくある光景。新雪ならぬ落ち葉ラッセルを強いられ、音を立てたくないがちょっと無理。

iPhone 13 mini

谷筋の間道ではキツネの先客が。

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