カテゴリ : 季節感

portfolio

県北の山道もそろそろ店じまいの頃合いだ。雪が来れば軒並み林道は通行止めとなり、奥山の谷筋が見通せる高標高の尾根部への取り付きも不可能となる。

まだ今シーズン最後というタイミングでもないが、本格的に天狗様が繁殖活動に入る前に、あと何回足を運べるだろうか。

20151030

20151030b

20151030c

北部の山々はすでに落葉期に入っているため、葉が落ちて見通しの良い斜面では、双眼鏡でもシカの姿を確認できる。この辺りでもニホンジカはかなり数を増やしているのだが、彼らにとって積雪期は厳しい季節だ。

これから春までは標高の低いエリアへと移動し、長く辛い厳冬をやり過ごさなければならない。

カテゴリ:季節感

今年は山の実りは豊作である。マスゴミによるクマ騒動狂騒曲の静けさもさることながら、少しでも山に出掛けてみれば己の目ですぐに判ることだ。

山に食うものが多いとか少ないとか、野生に生きる生きものたちにとってみれば、そんなことはとうの昔から織り込み済みである。やれ環境の変化だ何だと人がいちいち騒ぐことではない。基本的に大きなお世話なのである。

過剰な生産活動の果てに人為的に改変された環境ならば人に責任もあろうが、自然の環境とは絶えず変化し続け、そこに棲まう生きものもそれに従い命をつないでいく、エコロジーとはまさにそういうこと指すのだ。

20151028

先週の大風で、最後まで枝に残っていたコナラのドングリたちもほとんどが落ちたようだ。

先週末辺りまでは道端に沢山転がっていたのだが、農家のトラックに踏み潰されたものを除けば、探して回らないと見つからないほど目につかなくなっていた。ネズミは無論のこと、シカもリスもカケスもクマも、一同総出でその胃に収めたことであろう。

話は変わるが、普段は殆ど使わないカメラの機能の一つにHDR(High Dynamic Range)がある。

通常、上の写真のケースなら、背景の子持山に露出を合わせると手間の路面は黒く潰れ、逆に手前のドングリに露出を合わせると背景の子持山は白く飛んでしまう。これは一回の露出で表現できる明暗の幅、つまりダイナミックレンジが狭いことに起因する。

古くから写真を嗜むものにすればそれは至極当然のことなのだが、HDRを使うとハイライトとシャドウを調整したカットを別々に記録して即合成してしまうことで、通常では表現できない明暗の幅を1枚のカットに収めることが可能となる。

実は人の目はすでにHDR機能が備わっているため、現場ではまさに写真の通りに見えているのだが、あらためてHDRで記録した写真を見ると、どこか人工的な作り物感が漂っているのが判る。

前提条件無しで見ればそんなものかということなのだろうが、やはり先入観があるがゆえに不自然さは否めない。

カテゴリ:季節感|タグ:

初冠雪

2015/10/26

上越国境の冠雪の様子を撮ろうと思っていたが、朝になっても肝心の稜線部が雲の中でなかなか姿を見せてくれなかった。

20151026

結局その様子が見られたのは午後になってからで、すでにその時点ではほとんど解けてしまっており、朝日岳の東向きの谷筋に少しその痕跡が見られる程度であった。肩ノ小屋の主人の話では、積雪は1〜3cm程度ということだったので、まあ仕方ないところか。

カテゴリ:季節感, |タグ:,

冬の足音

2015/10/25

突然の冬型の到来に、上越国境の山々が初冠雪したようだ。ようだというのは、終日雲の中でハッキリとその姿を見ることができず、チラッと雲間に冠雪した仙ノ倉山が見えただけである。ということで写真はまた明日。今日はようやく冬の足音が聞こえ出したという季節の便りのみ。

20151025

今日は久々にちょっと高いところへ。あまり広く写すとどこだか判ってしまう可能性があるので、チョロっと核心部の谷筋だけ。切り取った眼下に見える谷間が標高で1200m前後だが、紅葉はちょうど見頃と言っていい。結果だけ見ればなかなか楽しめた。

カテゴリ:季節感|タグ:

暖かいのぅ

2015/10/21

今年は秋が早いとか何とか巷では囁かれているが、県北部で言えばそこまでの印象はない。例年ならそろそろ初霜が降りても良い頃合いなのだが、日の出前でも寒いということが実感としてまだ無いのである。

20151021

昼間はまだ20℃近い日があってもいいのだが、早朝は薄着だと身震いする感じがないと、どうにも秋という雰囲気が出ないのだ。

カテゴリ:季節感|タグ:

ちらほらあちこちから秋の便りが届いてるが、ここしばらく穴蔵生活に没頭を余儀なくされており、なかなかデスクトップの前から離れられないでいる。少し前までは天気が悪かったので窓の外の景色はまったく気にならなかったが、さすがに青空が広がりだすと気もそぞろである。

ずっと座りっぱなしで体を動かす機会が減っているので、散歩がてらカメラ片手に家の周囲を歩くが、これといって秋らしい絵はまだ見つけられなかった。それでも裏山の鈴ヶ岳が遠目に薄っすらと色付いているのが判る。

20151007

標高700mの我が家の周辺が色付くのはまだもう少し先の話であるが、暗くなると家のすぐ近くでシカのラッティングコールが聞こえてくるようになり、音では秋の気配ビンビンである。

カテゴリ:季節感|タグ:

台風被害

2015/9/11

先日の豪雨で北関東を中心に平野部では甚大な被害に見舞われたが、その当事者の方々にはお見舞い申し上げる。部分的に一部の映像を切り取ると、4年前の大津波を想像させるものもあり、関係者には観るのも耐えがたいものだと推察する。

赤城高原は地形的にも地勢的にも水にまつわる被害というのは昔も今もほとんどないが、赤城山の北西録に位置するため、台風の東風は山からの吹き降ろしとなり、時期によっては農作物に影響が出る。実際、収穫前のトウモロコシや秋ソバは結構被害があったようであるし、レタスやキャベツも強い雨粒に打たれて出荷が厳しいものもあるようだ。

元凶の台風18号はいきなり近海に現れ、アッという間に通り過ぎていったが、内陸だからと水への備えを忘れてはならないのが日本なのだと、つくづくこの季節は思い知らされる。毎年この時期恒例の台風ではあるが、まさに風は一時、雨は後からがその事態の推移を言い得ている。

世界には水不足で苦労している国々がたくさんあるが、冬季の豪雪もしかり、我が国は水との戦いの歴史の上に成り立っているのだと痛感する。

20150911

写真は2階の仕事場から2000mmで撮影した庭先の在りし日のコスモス。一昨日の風雨ですべて倒れてしまった。

カテゴリ:季節感|タグ:,

台風通過

2015/9/9

久しぶりに赤城高原も台風の影響をもろに受けた。18号の通過コースは近畿寄りだったので直撃ではなかったが、コース東側の関東全域はその風雨の影響が大きく、朝から午後遅くまでほぼ終日東からの大風が吹き荒れた。横殴りの雨の威力も結構強く、庭のコスモスとヒマワリはすべて倒れてしまった。

20150909

夕方になって不意に青空が出たので外に出てみたら、晴れているのは赤城高原の上空だけで、雨雲レーダーの示す通り東側と西側には南北に台風の筋状の雲が伸びているのが判った。明日は晴れると思いたいところだが、どうも明日もまだ雨雲の影響は残るという話で、どうにも野外撮影の予定が立たないこの頃である。

カテゴリ:季節感|タグ:

20150905

昨日に続いて今日も晴れ。前回見たのはいつだっけ?といった感さえある上越国境が久しぶりに姿を見せた。もともとこの季節はスッキリ見えることのほうが少ないのだが、それでも半月以上オキトマを拝むことはなかったように思う。が、どうもこの晴れ間も今日までで、明日からまた雨の日々が続きそうな予報である。台風17号の動きも気なるね。

カテゴリ:季節感, |タグ:

季節外の寒さ

2015/8/28

日本で一二の暑さを争う我が県だが、それは関東平野の端っこである内陸部の話し..以前書いたフェーン現象の記事はこちら..であって、上毛三山より北は盛夏であっても暑さはさほどではない。そしてその暑さも大抵はお盆までで一段落し、その後は扇風機..そもそもうちはエアコンが無い..すら要らない日常となる。

一昨日など朝の外気温が6℃を示しており、とても8月とは思えない、涼しさを一気に通り越して寒くて仕方なかった。何しろ高山の稜線にいるでもなし、力なく細々としているとはいえミンミンゼミの鳴き声を聞きながら、季節外れのフリースを羽織ったのは初めての経験である。

ま、デスクワーク続きで屋内にこもっているので涼しいのは歓迎。台風の影響で天気が芳しくないのもさほど気にならず、それはそれで構わないのだけどね。

20150828

ピォーっという鳴き声に辺りを見回せば、すぐ目の前のアカマツの横枝、しかも目線の高さにアオゲラが留まっていた。すぐ飛ぶかな?と思いつつカメラを取り出したが、相手もフリーズしたようにしばし動かず。でもさすがに動画を撮ろうと三脚を広げた時点で、不意にキョキョっと声を発して森の奥に飛び去っていった。

カテゴリ:季節感, |タグ: