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台風被害

2015/9/11

先日の豪雨で北関東を中心に平野部では甚大な被害に見舞われたが、その当事者の方々にはお見舞い申し上げる。部分的に一部の映像を切り取ると、4年前の大津波を想像させるものもあり、関係者には観るのも耐えがたいものだと推察する。

赤城高原は地形的にも地勢的にも水にまつわる被害というのは昔も今もほとんどないが、赤城山の北西録に位置するため、台風の東風は山からの吹き降ろしとなり、時期によっては農作物に影響が出る。実際、収穫前のトウモロコシや秋ソバは結構被害があったようであるし、レタスやキャベツも強い雨粒に打たれて出荷が厳しいものもあるようだ。

元凶の台風18号はいきなり近海に現れ、アッという間に通り過ぎていったが、内陸だからと水への備えを忘れてはならないのが日本なのだと、つくづくこの季節は思い知らされる。毎年この時期恒例の台風ではあるが、まさに風は一時、雨は後からがその事態の推移を言い得ている。

世界には水不足で苦労している国々がたくさんあるが、冬季の豪雪もしかり、我が国は水との戦いの歴史の上に成り立っているのだと痛感する。

20150911

写真は2階の仕事場から2000mmで撮影した庭先の在りし日のコスモス。一昨日の風雨ですべて倒れてしまった。

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