カテゴリ : 独り言

portfolio

業界ではファイル転送サービスの宅ふぁいる便の情報漏えい事件が話題。このネット時代、今どき不正アクセスによる情報漏えいは珍しくもないが、宅ふぁいる便のケースで問題なのは2点。

まず、一時的にでも人様のファイルを預かるサービスであるということ。そして、そのアカウントのログインパスワードをなんと平文のまま保存していたという驚愕の事実。

平文とはこれすなわち、目で見て分かる状態のままデータとして記録していたということ。仮にパスワードを「abc123」としていたなら、テーブル..データを格納する器ね..を開けばそのまま読めてしまうわけだ。そこは普通hashするなりして一定のルールで暗号化して保存するのが業界の常識なのだが、運営会社..大阪ガスのIT系子会社..はそんな初歩的なミスを何年も放置していたようだ。

この話でさらに厄介な問題となるのが、宅ふぁいる便を利用していた人達が、同じパスワードを他のサービスでも使いまわしていた場合である。先程の「abc123」というパスワードを、例えばネット通販大手のアマゾンでも使っていたりすると、同時に流出したであろうメールアドレスで、自由に同サービスで買い物ができてしまうということだ。

宅ふぁいる便の問題はそれとして、果たしてどれだけの人がこのパスワード使い回し問題に気付いているか、甚だ疑問である。面倒でも登録サービス毎にパスワードは変えるべきであろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

早いものでもう1月も終わり。こんなに雪の少ない睦月も珍しいね。

カテゴリ:季節感, 独り言

無病息災

2019/1/12

東京が初雪でニュースの今日、地区のどんど焼きで朝から奔走。今年は隣の地区と合同開催となったため、達磨やお正月飾りなどが賑やかに集まった。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

手練が二人都合で欠員したため、設営にやや手間取ってしまったが、例年通り昼前には準備完了。午後にお焚き上げで、子供たちが餅など焼いて無病息災を祈った。

カテゴリ:独り言

ジャーナリストの兼高かおる氏が亡くなられたそうである。

大変失礼ながらどちらかというとまだご存命だったのか、という意識のほうが強いかも。拙者の世代でもそれくらい昔の人のイメージがある。

物心がつく前、いや、生まれる以前にすでにテレビの中で活躍されていた方で、冠番組であった「世界の旅」は子供ながらに「野生の王国」と双璧のご贔屓番組だった。

今でこそ世界を旅するリポーターなど掃いて捨てるほどいるわけだが、半世紀以上前に「世界」という大きな枠の中で活躍されていた同氏の姿は、ある意味憧れの存在だったと記憶している。

聞くところによれば、当時すでにワンオペ状態だったようで、ディレクターからナレーター、カメラマンまで兼ねていたというから驚きの話である。時にはプロデューサーまで担っていたとも聞くので、スポンサーとも話をつけていたということだろう。

何とも凄いスーパーウーマンが黎明期のテレビ業界にいたもんである。ご冥福を祈りたい。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

今朝は氷点下10℃まで下がり、この冬一番の冷え込みに。上越国境も朝からよく見通すことができ、今年初のモルゲンロートが見られた。

明け方、東の空に浮かぶ月に金星と木星が接近するという話を聞きつけ早起きしたが、小雪舞う残念な空模様であった。

月と金星は明るいので薄い雪雲を通してもそれなりに見えていて、木星も肉眼で見えていたが、ISO3200の手持ちで写真に写すのは厳しかった。当たり前だがこういう条件下では三脚使わないとね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

まだおせちがが残っているので朝からビールとワインでほろ酔い気分であったが、早くも本日午後より初仕事へ突入である。

フォームのUIで妥当性チェックにHTML5の機能を使う予定だったが、込み入った条件の際にちょっとハマってしまって、結局いつものjQueryプラグインのValidateに落ち着く。

アルコールが回っていたわけではないだが、正月ボケもほどほどにしないと..

カテゴリ:気象・天体, 独り言|タグ:

謹賀新年

2019/1/1

あけましておめでとうございます。本年もティエム・イメージングと当ブログをよろしくお願いします。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

今期は役の関係でちょっと早めに近所の十二様へ出掛けたため、いつもの場所からでなく、十二様脇の伐開地より赤城鈴ヶ岳の初日の出を拝んだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

十二様にて焚き火を囲んでの顔合わせ高齢、いや恒例新年会。昨年は不幸が多かったせいで、参加者は例年より少ない。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

うちの地区からも冬は富士山が見えると聞いていたが、以前に確認した時は標高800mぐらいまで上がらないと見えなかった。

それが今日偶然に650m付近..我が家より低いが緯度的には南寄り..にて、隙間から雪を被った富士山が見えていることを発見してしまった。これは新年早々縁起が良いかもw

カテゴリ:, 独り言|タグ:,

歳の瀬コード

2018/12/29

この歳の瀬に書くような話題ではないが..

VisualStudioによる業務系開発で昔から懸案なのが、数値入力用の適当なコントロールがないことだ。久しぶりに更新した最新のVS2017にしてもそれは解決しておらず、巷では未だにイベントでkeycode拾ってみたいな対応になる感じ。

某ぶどう系のカスタムコントロールの存在はVBの頃から知られているが、とにかく有料で高いことと、元請けさんがその使用を許可してくれないと勝手に使うわけにもいかない。

仕方ないので、クリスマス中に昔取った杵柄で独自にカスタムコントロールを作成してしまった。もちろんTextBoxを継承してそれを拡張する形をとったのは言うまでもない。

あまり深いところまで手を出すつもりはなかったが、結局WinのAPIを介してゴリゴリとC#でコードを書くことになってしまった..

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

もう少し積もるかと思ったが、昨晩は早くに止んでしまったようで、庭先で10cmちょっとと意外に少なかった。

その点、みなかみの藤原は未だ降り止むことなく、夕方の時点で120cmを超えたようである。まだ明日も降り続くようなので、さらに積み増しは必死だ。

カテゴリ:独り言

WordPressのプラグイン開発案件が3件何とか片付き、並行して作業していたカスタムアプリ..WebアプリとFileMaker案件..が佳境に入りつつある状況。

撮影業務は物理的に時間を取られてしまうのと、そもそも年末でリスケが多発することもあって、こちらは仲間の専業カメラマンにすでに振ってあるので問題ないが、動画編集とレタッチ作業が残っているのが気がかり..

と、ここに来て新規のWebサービス開発案件と、Windowsアプリ開発のお仕事が入ってきて、納期が年明け早々ということで、うちのチームの年始年末休業は水泡と消えつつあるw

今シーズンはフィールドに雪がないので、ここぞとばかりに山へ通いたいのだが、年内はもう絶望的な状況。どうにも需給バランスがマッチしてないなぁ..

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

肉眼では沼田の夜景が見えているだけだったが、ISO感度を12800まで持ち上げて撮影すると、上越国境の稜線部がすでに赤く染まり始めているのが判る。デジタルカメラになって以降、こういったシーンが簡単に撮れてしまうのは今更ながら凄いと思う。しかも手持ち撮影で。

今週に入って12月とは思えない異常な暖かさで、とうとう谷川の稜線部は地肌露わに..上の写真は先週末の撮影..なってしまった。今日あたりは北風吹いて雪雲っぽい感じだったが、今日も気温は高かったので雪ではなかったかも。

今週末に今年最初の寒波となるようなので、県内のスキー場がほっと胸をなでおろすことができるかどうか。

カテゴリ:独り言|タグ:

とうとう平成最後の師走に突入である。来年の春には新元号となるが、よもや昭和から平成と3つの時代にまたがって生き延びようとは思わなんだ。

システム屋の立場で言えば、和暦は迷惑千万な話であって、とっとと西暦で統一してくれとなる。が、日本の生い立ちを振り返って考えると、和暦は飛鳥時代の大化の改新まで遡る話になったりして、歴史好きとしてはそれはそれで面白いし、世界的にも貴重な暦システムだと思わなくもない。

ただ、制度して両用併記は混乱の元なので、いっそ正式には西暦を公用として統一し、古式ゆかしい神事用などに和暦を残しておけば良いのではないかと思う。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ISO6400

先日、近所の林道入口で見掛けたシカは3尖の牡ジカ。こちらを見留てもすぐに逃げるでもなく、とことこと歩いては振り向く、という動作を数回繰り返して、ゆるゆると国有林のカラ松林に消えていった。

その緩慢な動きから、どこか具合が悪いのだろうと推察できる。理由はどうあれ野生動物が衰弱することは死が近いことを意味するので、果たしてこの冬を生き延びことができるか、気になるところだ。

カテゴリ:ほ乳類, 独り言|タグ:

例年なら初雪となってもおかしくない時期だが、未だに上越国境の稜線は地肌が見えている状況。

先週ちょっと冷え込んで霜が降りたものの、その後はこの時期にしては暖かい日が続いている。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

久しぶりにWindowsを起動し、データベースソフト..敢えてアプリとは言わないw..であるAccessを動かしている今日この頃。

久しぶりというのは語弊があるが、うちはエンドユーザー向けのデスクトップ業務システムではほとんどFileMakerによる開発に移行してしまっているので、新規でAccessでの開発を受注することは稀で、あっても改修作業がその多くを占める。

AccessはWindowsと同じMicrosoft製のOfficeソフトの一員だが、当初は単独のデータベース管理システムの位置づけであった。

当時は猫も杓子もオフコン..今どきの若いITエンジニアは知らないだろうなぁ..からのダウンサイジング流行りで、Accessは日本語版の発売と同時にほぼ国内市場を専有してしまう勢いだった。

日本語版の最初のバージョン..Win3.1対応で16bitだったなぁ、確か..である1.1からの付き合いなので、かれこれ四半世紀が経つが、これは関わりがあるプラットフォームでは一番長いものだ。

地方の田舎ゆえ、ODBCでOracleやSQL Serverと接続する的なクライアントサーバシステムもどきを多数手がけ、SQLを覚えたのもAccessやVB4による開発だったなと懐古中。

今やすっかりオブジェクト指向プログラミング脳なので、VBのサブセット版的なVBAをいじっていると、ついコードの最後にセミコロンを書いてしまってコンパイルエラーになるとか、妙に懐かしい気持ちにもなるw

カテゴリ:季節感, 独り言|タグ:

台風21号に続くように今朝方早くに北海道で大規模な地震が発生して、夏の豪雨と猛暑に痛めつけられた日本列島は息つく暇もない。

猛暑に関しては地球温暖化という人の業の結果なのである意味自業自得であるが、自然災害である台風と季節的な豪雨、火山活動、地震と地震に伴う津波など、日本の自然災害..豪雨に関しても地球温暖化の影響が大きいのは否定しない..の多さは今に始まった話ではない。

未だ活発に活動を続ける太平洋プレートとフィリピン海プレート、日本列島が半分ずつ乗っているユーラシアプレートと北米プレートの合計4つのプレートの境界に位置するという地勢的な条件において、特に地震の多さは如何ともし難い。何しろ地球上で発生する地震の10%は日本列島の周辺で発生しているのだから。

さて、今年は明治から数えて150年になる。タイを除いたアジア各国は欧米列強の植民地政策で数多の侵略を受けてきた..日本もアジアの一員ながらその侵略側に立った負の歴史を持つが..が、幾多の大戦を経ても尚、日本列島は未だに植民地化されたことはない。

その理由は諸説あるのでどれが正しいとは言えないが、ジパングは極東の呼び名の通り、西からやって来る欧米列強各国からみると地勢的に大陸の末端に位置するため、色々な意味で植民地化して元が取れるか..植民地政策はれっきとした経済活動の一貫なので..というそろばんを弾いた場合、どうやらそれほどでもないという判断をされたというのが挙げられる。

つまり、当時の他のアジア諸国に比べて民度が高く、植民地政策を敷けるほど一般人の教育水準が低くなかったこと、そもそも土地も資源もない..石炭の産出量は多かったようだが..というのが表向きの理由である。

だが、古くは室町時代末期には宣教師という名の調査団が送り込まれてきていて、彼らは事ある毎に詳細なレポートを本国に送っていたわけだが、その内容にはジパングの災害の多さも含まれていたはずである。

これはあくまでネタであるが、そういった調査の結果、こんな理屈っぽい連中が沢山住んでいる災害の多い国を植民地として従えても金ばかり掛かって利益が得られない。それなら経済的に発展させて貿易を行い、持ちつ持たれつの関係のほうが良いと判断したのではないだろうか。

つまり、自然災害の多さが結果的に今日の日本の在り様を守ってきたのではないだろうか、なんて思わなくもないのだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

今朝の赤城高原。上越国境がややモヤッとした感じなのは台風の置き土産の名残か。昼間はそれなりに気温が上がっても、朝は長袖が必要になっている。

カテゴリ:独り言