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とうとう平成最後の師走に突入である。来年の春には新元号となるが、よもや昭和から平成と3つの時代にまたがって生き延びようとは思わなんだ。

システム屋の立場で言えば、和暦は迷惑千万な話であって、とっとと西暦で統一してくれとなる。が、日本の生い立ちを振り返って考えると、和暦は飛鳥時代の大化の改新まで遡る話になったりして、歴史好きとしてはそれはそれで面白いし、世界的にも貴重な暦システムだと思わなくもない。

ただ、制度して両用併記は混乱の元なので、いっそ正式には西暦を公用として統一し、古式ゆかしい神事用などに和暦を残しておけば良いのではないかと思う。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ISO6400

先日、近所の林道入口で見掛けたシカは3尖の牡ジカ。こちらを見留てもすぐに逃げるでもなく、とことこと歩いては振り向く、という動作を数回繰り返して、ゆるゆると国有林のカラ松林に消えていった。

その緩慢な動きから、どこか具合が悪いのだろうと推察できる。理由はどうあれ野生動物が衰弱することは死が近いことを意味するので、果たしてこの冬を生き延びことができるか、気になるところだ。

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