カテゴリ : 独り言

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噂の映画「新聞記者」を観てきた。リアリティを追求している内容なんだろうと思いつつも、若干飛躍し過ぎではないかという気がしないでもない、いやいやさもありなんかな、そんな感想だ。

物語として盛り上がりもオチもなく、淡々とシーンが送られる、あくまで観た人の判断と価値観に委ねるような脚本なので、主役の松坂桃李のトム・クルーズばりの八面六臂の活躍を期待して観ると、大外れとなること請け合いである。

それにしても、この時期に公開をぶつけてきたのはやはり参議院選挙を念頭に置いたことと思われる。映画のような内容を許せないと思うなら、投票に行って国の在り様を変えようではないか、というのが制作側の意図にあると思われる。投票率が上がると現政権に不利になるというのは昔から言われていることだしね。

芸能人や著名人が政治的な話をするとすぐに叩かれる風潮が今の日本にはあって、それ自体実に妙な話だが、国民である以上皆、税金を収めているのだから、等しく平等に政権批判や政治活動に参加する自由はあるはずだ。それが民主主義だからね。

劇中で内調の責任者のセリフに「この国の民主主義は形だけでいいんだ」というのがあるが、実際に現政権のやり方はそんな言葉を裏付けるような印象が強いのも事実なので、今回の選挙で悩んでいる人は観てみるのが良いだろう。

個人的に固定的な思想信条があるわけではない。時に右寄り、時に左寄りと考え方はその都度その時々次第である。今回もまた右見て左見て、よーく考えようではないか。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA

雨上がりの日曜日ではあったが、噂の映画と言ってもややきな臭い左向きの内容だし、公開初日から一週間経過しているのでそんなに観る人もいないだろうと思っていたが、どうしてどうして客席の半分くらいは埋まっていたろうか。

戦後、総理大臣を4人も輩出する圧倒的保守王国を喧伝する群馬にあって、これはなかなか関心が高いものだと驚く半面、我々より若い世代がまったくいなかったのはやや気掛かり..

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テレビ新調などと書くと8Kテレビでも買ったのかとすぐリプライ飛んできそうだが、何のことはない、ふつうのハイビジョン液晶テレビに替えただけの話である。それも新品を買ったのではなく、倅が使っていたお古にw

今月、倅の職場が都内に移動になったのだが、会社が用意してくれるアパートには生活に必要な家具と家電がすべて備え付けられていて、それまで使っていたテレビが必要なくなって家に置いていったので、我が家の古いテレビと入れ替えたというオチである。

それまで居間に置いてあったテレビだが、実はアナログ放送用のもので、買ったのは日韓ワールドカップの時なので、実に17年前ということになる。地デジはおろか、辛うじてハイビジョンではあるものの、ブラウン管テレビと言うからどんだけ古かったのかって話だw

地デジ化の時にチューナー兼用のBlu-rayレコーダーを導入しているので、D端子による出力専用モニターとして使っていたが、ここ数年は数日に一回程度映像が乱れて上下二分割になる持病が発症することがあって、IoTのこの時代、さすがにそろそろ買い替え時かと家人と相談していた頃合いであった。

ま、映像乱れても叩けば治るのがブラウン管テレビの良さなんだけどねw

映像関係の仕事もしていて今どきブラウン管テレビ?とは、仕事仲間にもよく突っ込まれていた..PCモニターを兼ねた4Kモニターが2台あるので仕事では問題なし..が、これでようやく最後のアナログ製品ともお別れで、世間並みに家庭内デジタル化が進んだと言えようかw

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA
FUJIFILM X-T3 / XF35mm F1.4 R / ETERNA

今日もまだグズグズした感じの天気で、外に出る気にはならない。

出張続きで録画が溜まっているので、テレビも新しくなったことだしそれらを消費したいところだが、次の仕事の準備に追われてそれも叶わず。

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その日暮らし

2019/6/11

春先から出張を理由に先送りにしてきた幾多の案件から、いよいよ逃げられなくなってきたようだ。何となく四方から退路を絶たれつつあり、多忙モードに突入させられそうな気配が濃厚となっている。

95歳までの試算で老後の資金が2000万必要だの何だの、年金詐欺ではないかと世間が騒がしいが、そもそも自営業である時点で年金など当てにしてないので、自他ともに認めるワーカホリックな身分としては、忙しいぐらいがちょうど良いというのは否定しない。

木っ端役人に言われるまでもなく、そう遠くない老後の生活に向けて、イージス・アショアの如き自己防衛..おっとこれも時事ネタだなw..を推し進めねばなるまいぞ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

野から狩猟採集して生活している割に、一夫多妻制なハーレムを築いているキジのおとっつぁん。貯金も投資もどこ吹く風で、今日もひたすらその日暮らし。

おっと、そういやぁ野生の生きものってぇのは、すべからくその日暮らしだったっけかねぇ..

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庭木の手入れ

2019/4/14

寒さも一段落する頃合いと見て、そろそろ農夫が畑を始めるというので、庭木の手入れと並行して散らばっていた雑木の残渣の除去作業に従事。

小枝を打ち払い、長い枝は短く切り揃えて、薪のごとく庭の隅に積んでおくと、近所の人が勝手に持っていって、ハウス内の薪ストーブで焚付に使うのである。

残渣の処分になる上に、イチゴなどハウスの作物が分けてもらえるので、さながらわらしべ長者的な状態となる。良くも悪くも持ちつ持たれつで、いかにも田舎の農村と言ったところだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

いわゆる農村なので、以前は隣地との境界に桑の木などが植わっていたようで、今でもその名残は見られる。電線に掛かるまで育つようだとどのみち東電に伐られるので、手に追えるうちに数本は自分で伐っておいた。

さっそくそこにヤマガラがやって来て、何やらニーニーと騒いでいった。シジュウカラと違って家の周囲で営巣しているわけではないが、こうして時々庭先にやって来るのである。

2枚目は植えてからこの15年、一度も花を付けたことのないリンゴの木。主幹はダメっぽいので毎年伐ろうかどうしようか悩むのだが、完全に枯れているわけではないので、結局今年もそのまま放置プレイである。

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群馬は田舎にしては珍しく、けっこう古くからアウトドアショップがあった。

伊勢崎の石井DreamBOXや、栃木のカンセキグループであるWILD-1、それに最近ではモンベルショップもオープンして、実に賑やかになったものである。

中でも老舗とも言うべきは高崎の石井スポーツ..現在は前橋IC近くに移転している..で、学校帰りにビックカメラ..知る人ぞ知る群馬発祥の企業..と石井スポーツをハシゴするのは当時の行動パターンの一つであった。

折しもそんな石井スポーツがヨドバシカメラに買収されて、ヨドバシグループの傘下に入ったという話を小耳に挟んだ。

最近のカメラ量販店の多角化は今に始まった話ではなく、ビックカメラもカメラや家電だけでなく酒や布団も売っていたりするので、まあいずれ時代のニーズに沿ったものなのだろうね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

庭先でウグイスの今シーズン初鳴きを確認。この時期は遅くもなく早くもなく、まあ平年並みといったところだ。

今朝あたりはまだ寒い上に例のごとくまだ半端なケキョケキョだが、ウグイスの声を聞くと気分は一気に春爛漫だね。

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卯月に風花

2019/4/1

4月に入り暦の上では春本番だが、今朝は霜が降りて風花が舞う空模様に冷え冷え。

上越国境はもとより、上州武尊山も赤城山もうっすら白く雪化粧となって、季節の歩みの足を引っ張っているようだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME(2枚目だけPROVIA)

30年前の平成の時と同様、新元号の発表はリアルタイムでテレビで見ることになったが、新しい元号は「令和」だそうだ。

普通に考えると、元号が変わったところで何かが特別変化する..世界が平和になるとか、日本の景気が良くなるとか..わけではないので、どうでも良いと言えばどうでも良い話ではあるが、システム屋としての立場ではそこそこ世間並みに関連した仕事があると言えばある。

元号を改元して心機一転というのはいかにも日本人的であり、国民性というか性分と言うか、そんな感じを受ける。明治以降こそ天皇一人につき一つの元号となっているが、疫病が流行るとか災害が続くなどして、その度に人心を一新すべく改元をしてきた歴史があるわけだしね。

ま、世界でも数少ない制度を粛々と守ってきているのも日本的であり、それ自体別に悪い話だというつもりはないが、お役所の書類に和暦で元号書かせるあの悪習慣こそ、これを期に撤廃して欲しいよねぇ..

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明治のフルーツ牛乳が生産終了になると、ちょっと前にニュースで話題になっていたが、よく出掛ける近所の温泉施設からもそのフルーツ牛乳が姿を消した。

コーヒー牛乳も嫌いではないのだが、風呂上がりはフルーツ牛乳というのを定番にしていたので、生産終了は何とも残念な話である。

ただ、生産終了になるのはあくまで瓶のやつで、春にはペットボトルで復活させるような話も聞くので、もう飲めなくなるということでもないようだ。

iPhone 6

明治のフルーツ牛乳が無くなって、その代りにメイトーのフルーツパイン味が新たに追加されていたが、まあこれはこれで良いかもしれない。

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木こり作業

2019/3/15

赤城高原に住み始めた頃に植えたカラマツが、17年を経て10mを超えるまでに成長した。

元々は沼田の花木センターで叩き売りされていた50cm程度の苗木3本で、1本は割と早い段階で枯れてしまったが、2本は日当たりの良い位置に植え替えてから順調に育った。

それが昨年、赤城山から吹き下ろす台風の大風で今にも倒れそうなシーンを目の当たりにしたことで、大事に至る前..その時は車に倒れるのではないかと冷や汗をかいた..に伐り倒すことにしたのだ。

針葉樹のカラマツは根が浅く横に広がるだけでなので、樹高が増すに連れて倒れやすくなるのは仕方ないことであろう。

別に意図したわけではないが、結果的に遊んでいるような造形になっているw

iPhone 6

樹高は10m以上あったが、実際に使えるのは7〜8mといったところか。高い位置で伐り倒したのにはワケがあるが、それはまた追々..

大量の横枝の処分が厄介だが、それはさておき良い感じの材が2本手に入ったので、さてさて何に使うかな。

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兎の爪痕

2019/2/27

Windows Server 2012で動作しているWebサービスをローカルに構築しようとしてハマった。

WebサーバーはIISでなくApacheなのだが、データベースはSQL Serverという変則。うちの手持ちでフリーとなっている環境はWindows 10とSQL Server 2017というある意味最新で、最初はそっちに合わせてPHPを7にしたところ、対応のドライバがネットの情報でどれも上手く行かずにこれで半日浪費。

PHPは5.6まで落とすことにし、結局XAMPPの該当バージョンを探してきてインストールするも、今度はなぜかApacheが起動せず。が、ここはポートを弄って取り敢えず回避。

最後はSQL Server 2012の検証用データを2017に一発で復元できず、結局Accessを間に挟んでエクスポート・インポートという奥の手を使い、どうにかこうにかシステムを稼働状態に復元できた。

昨年あたりからだが、Windowsのリニューアル系の仕事の引き合いが増えてきている。IE問題もあるので、そろそろそういう時期に差し掛かってきているということの証か。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

雪上に残ったノウサギの爪痕。雪が固く締まっているので、沈み込みこと無く跡が残ったようだが、爪痕だけというのも珍しい。

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仕事柄か、TMさんはSNSはやってないの?とよく聞かれる。この場合のSNSとはFacebook、Twitter、Instagramを指すことが多いが、実はどれもやっている。

正確には商売柄という側面が多分に大きいのであって、自分自身の情報発信ツールとしてはアクティブに使っていない状態だ。

企業・自営を問わず複数社のサイト管理を行っており、ありがたいことにその取引先も年々増加の一途を辿っているのだが、その延長にSNSへの情報発信代行もメニューとしてあるので、朝に晩にその代行作業が忙しい。

つまり、現状では他所様のナカノヒトになりきっているため、自分自身の情報をリアルで発信するような余裕はまったくないというのが実情である。

時々、巡り巡って「ドコドコのHPにナニナニが載っていたけど見た?」とか、「ドコドコのTwitterでナニナニの情報がツィートされていたよ」的な連絡をもらうが、「あ、ソレはオレが昨晩アップしたヤツ」というパターンがあったりする。

もちろん守秘義務が発生するので微塵もそんな素振りは見せないが、世の中のウラというのは案外そんなものなのである。

企業のPR活動として、朝の通勤時間帯に合わせてターゲットに対してPRメッセージを飛ばすのは当たり前。通勤ラッシュの電車内で貴方が見ているそのFacebookやTwitterの広告は、実は赤城山の中腹から発信していたりする、いやもしかしたら隣に立ってスマホゲームをしている人が発信していたりする、今はそんな時代なのである。

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R/ CLASSIC CHROME

今週前半は平野部で仕事だったせいか、春かと思わせる陽気であったが、早春のこの時期は三寒四温がしばらく続く。

標高800m付近の赤城山の中腹では、その暖かさで解けかかっていた雪が再び凍りついていた。

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