北東北の田舎道を車で走行中、車窓を流れる景色の中に佇むオブジェクトに気が付いて、思わずUターンして戻って写真を撮ってしまった。
田舎あるあるのこんな道端のお巡りさんも、うちのほうではめっきり見掛けなくなったな。
そう言えば昔、国道18号沿いにこういう立体的な人形ではなかったが、眼つきの鋭い通称「キツネ目の男」と我々が呼んでいた道端のお巡りさんもあったな。
ちょうどその当時、グリコ森永事件が世間の話題で、その犯人像に似ていたと記憶。
冬のフィールドワークではカップ麺を食べることが多いが、大抵は無難に日清系のカップヌードルのことが多い。
これには理由があって、うどんやそば、ラーメン屋ブランド系の大きいカップはバックパックに収まりが悪いので、必然的に標準的なカップサイズの系統に落ち着くのである。
お湯も300ccあれば十分なので、ポット(テルモス)も小型ので済むというメリットもある。
先月は公私の所用で東北に何回か出入りしたが、ご当地麺ということで売られていた東北限定の芋煮うどんを食べてみた。
で、これがなかなかに旨くて、お土産用としても買ってきた次第。
もう若くはないので普段は塩分過多にならないようスープまでは飲まないのだが、これはすべて飲み干したくなる旨さである。
今年もリンゴの季節がやって来た。
近所のリンゴ農家..と言ってもどこも専業ではなく兼業だ..には夏うちにあらかじめ注文入れてあるので、関係先には自動的に届く手はずである。
と言うのも、数少ない群馬名物の中でも個人的に一番と思っているのが、ふじとあかぎを掛け合わせた糖度15を誇る「ぐんま名月」であり、これが数が少ないので事前に押さえておく必要があるため。
近年は栽培農家が増えてきたので、道端の農産物屋でも見掛けるようになったが、普通の店頭にはあまり流通していないので、まだまだ貴重品種である。
うちでは少し不揃いで店頭に並ばないやつを分けてもらっている。
日が当たったところは赤くなるが、その前に収穫されるので黄色いリンゴが目印である。
おらが村ではこんにゃく芋の収穫が始まっている。この季節の風物詩って言えばそんな感じだ。
標高の加減に違いがあるのは分からないが、下から上がってきて今はうちの周辺。
ちなみにコンニャクと言ってあの白濁した固形物がそのまま埋まっていると思っている人は居ないと思うが、二枚目がそのコンニャクの元になる芋である。
大小入り混じっているが、小さい芋はまた来年も植えることになる。概ね3年程度は植え替えるので、その点はジャガイモとは異なる。
秋はこの日に限らないが、好天が続いているため上州武尊山がよく観えている。
今年は短いと言われる秋を象徴するかのように10月が早くも終わる。
今月はNレコのアップデートを集中的に行い、フィールドテストを繰り返していたのであっという間に月末に。まあ歳取って時間が経つのが早くなったというのは否定はしないけど。
残りの人生を考えると時間は有効に使いたい思う反面、もはや効率を考えて行動するような歳でもないよなというのもあって、結局は日々やりたいことをやって過ごすことに落ち着く。
フリーランス稼業ももう長いので、マネージメント力のようなものはもはや望むべくもないw
山頂に薄っすらと噴煙漂う浅間。春先に噴火警戒レベルが2に上がって以降火口付近に近寄れない。
天気が安定しているこの季節は、前掛山は良いロケーションなんだけどね。
商売柄、仕事仲間にカメラマンが何人かいるので、コロナ禍以降の撮影仕事はすべて外注任せである。
商業撮影はクライアントの都合が第一優先で、常にスケジュール調整が必要な現場なので小生が撮影に出向こともあるが、以前ほど前面に出ることはない。
昔からの趣味ではあるので撮影はするが、以前のようなわざわざカメラ抱えて撮影に出かけるという意欲もないのが正直なところ。
撮影意欲に関しては以前から浮き沈みがあるので今に始まったことではないが、こういうタイミングで考えることはいつも一緒で、撮影機材をドラスティックに変更しようかとつい画策してしまう。
とりあえず、とある撮影仕事のために手に入れた..その仕事で元は取っている..がほぼ使っておらず、防湿庫の肥やしになっているGFX一式を仕事仲間に払い下げるのは既定路線。
GFX100Sは画質は最高に良いが、趣味の面で言えばその高画質はまったく必要ないし、そもそも大きく重く外に持ち出そうという意欲がまったくわかないので、まあ宝の持ち腐れということだ。
それで代わりに何を手に入れたかはその時にまた記事にすることになるが、カメラ機材に興味がわかない現状では、まだしばらくはネット記事とカタログのリサーチになりそう。
ようやく天気が安定する季節が到来。夏からついこの月初くらいまで、天候急変には泣かされてきたからね。
NレコのAndroid版の新機能のベータも完了したので、先行していたiOS版共々フィールドでテスト。
今回は通信環境云々は直接関係ないので操作感など確認。が、やはり机上で考えたUIは現場では今ひとつなので、公開前に早々にブラッシュアップしなければ。
朝から笹藪漕ぎで全身びしょ濡れ。雨具で対策すべきであったが後の祭り。
標高1800m付近の森は紅葉真っ盛り。
午前中は気圧の谷が通り抜けたようで風が強かったが、隣のピークへの縦走の頃には穏やかな陽気に。
弱い風の中を2200m付近の稜線ではマヒワの大群が右往左往していた。
晴れた日でもないとチョウの姿を見掛けることも少なくなったが、裏山へ入る林道沿いでヒョウモンチョウがヒラヒラ飛んでいるのを発見。
ヒョウモンチョウの仲間は似たような種類が多いので、素人にはその場で同定は難しい。通信圏内だったので一応Google先生にも聞いてみるが、予想通りいかにも適当な答えが返ってきた。
Googleレンズを筆頭に、昨今はAIを使って種類を判定できるアプリが増えてきているが、その回答をもってそれが正しいという風潮が生まれつつあるとのこと。
ただ、期待するケースすべてで絶対的な正確性を保証するものでもないので、そこは鵜呑みにせず、あらためて専門の図鑑なりで調べることは必要である。
特にAIの場合、間違った情報を「間違っている」と学習させないと、いつまでもその誤情報が提示され続けてしまうので、正誤のフィードバックを送る習慣もほしいところだ。
で、件のヒョウモンチョウはクモガタヒョウモンのようである。
初夏には姿を見せるが、暑さを嫌って盛夏には一旦夏眠する習性があるらしく、秋になって涼しくなると再び姿を見せるとのこと。
見た目は同じように見えるヒョウモンチョウでも、調べるとそれぞれに個性があって興味深い。まあ難点は前述の通り現場で同定が難しいことなんだけどね。