S社の底力とやる気の見えないC社
やってくれたなソニーって感じ満載のPXW-FS5。30Pとはいえ単体で4K記録でき、240fpsのハイスピード(10倍のスロー)もいけてしまうので、一頃のFS7とかFS700とかはあっさり忘却の彼方か。
Logに関してフッテージ屋としては興味ないのでそんなもんかと言ったところだが、ラチチュードが14Stopというのは結構広い。ドローンなどに載せる目的らしいが、要らん付属品を外すと単体で800gというものかなり頑張った感あり。デジタルズームで無劣化の2倍可というもの、パナGH系のEXテレコンのようなものかもしれないとちょっと期待あり。
中でも一番興味を引いたのは内臓ND。電子制御で1/4~1/128まで可変で、単に露出を落とすというより、ボケのコントロールなど明らかに映像表現の幅を広げる使い方ができそうだ。
ソニーはしばらく大人しかったが、α7系の順次モデルチェンジなどここに来て一気呵成に頑張っているように見える。Eマウント機はフランジバックの短いミラーレスなので、パナのGH系同様、手持ちのキヤノンFD・EFレンズ資産をアダプター経由で活かせるので、α7RII辺り..さすがにFS5の68万はちょっとねぇ(苦笑)..使ってみようかと思う今日この頃である。
それにしてもキヤノンは一体どこを向いて何を考えているのやら。一眼動画の先鞭をつけておきながら、シネマEOSなどど差別化を図ってうつつを抜かしているうちに、すっかり一眼動画の分野では2周も3周も遅れをとっている。
確かに5D MarkIIIも7D MarkIIも、それに5Dsも良いカメラだと思う。スチルを撮るカメラマンには現在ベストな存在だろう。だが、一眼動画の分野に限って言えば、単体で4Kどころかハイスピード撮影もできないのだからそのていたらくと言ったらもう..
2億5000万画素のCMOSセンサーとか、1億2000万画素の一眼レフカメラとか、そんなものを自慢げに発表..もちろん陰ながら研究開発はドンドンすれば良いぞ..している暇があるのなら、FS5やGH4のような「今日明日」にすぐ実用的に使える製品を出してもらいたいと、フッテージ屋としての本音はそんなところだ。
毎年のことながら、9月は村と地区の双方で色々行事が目白押し。今年は地区の役で会計なんぞ受けているので、チマチマした用事が多い。先日は秋の祭事で近所の十二神社に終日詰めていた。
何をどの程度用意し、それをどのように配置するかといったようなことは、元々この辺りの出身ではないので、神主や諸先輩方に色々お伺いをたてないと判らない。役は毎年変わるので、間違いなく次回もまた周りに聞くことになりそうだが..