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いつものように餌台を横目で眺めつつ朝飯を食っていると、カラ達がピッーという警戒声を発して一斉に近くの樹上に飛び上がるのが見えた。

またロシアからの客人たちとのいざこざ..餌台の対立軸は概ね地元勢vsロシア勢の図式..だろうと新聞に視線を戻そうとすると、視野の隅に小鳥とは違う大きな影が入ってきた。

ハトが来ていると家人が言うものの、拙者が座っている位置からは死角になっていたので、茶碗を置いて窓辺に近づきカーテンの隙間から除くと、雪上に降り立っているのはハトではなくハイタカの雄の成鳥であった。

その距離3mほどだが、狩りに成功して興奮しているのか、両翼を軽く開いて周囲を睥睨してこちらには気が付いてない様子。証拠写真を押えようかこのまま食事を見守ろうかの刹那に、こちらの心中を見透かしたように不意に飛び立っていった。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

襲われたのはアトリだったようである。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

左奥に立っているのが餌台の一つ。ハイタカは死角になる家の陰から不意に襲ってきたようだ。この後スズメとアトリはしばらく姿を見せなかったが、シジュウカラとヤマガラは何事もなかったようにすぐに戻ってきていた。

赤城高原ではハイタカは通年姿を見かけ、特に冬は家の周囲を飛んでいることが多いが、これは餌台を設置するようになってからだ。餌台に集まる小鳥たちの群れはどうしても目立つ。特にアトリはちょっとしたことですぐに一斉にバタバタと飛び立つので、普段からハイタカが目を付けているのは明らかだ。

昔BigDipperを名乗っていた頃のブログ記事にも似たようなものがあった。

狙っている獲物が集まる場所で待ち伏せするというのは、襲う側からすれば理になかっている行動だ。オオタカが水鳥が集まる湖沼に居着いたり、ライオンがマラ川を渡るヌーの群れを襲うべく川辺りで待ち伏せしたり、例えは悪いが痴漢やスリが人混みに紛れるのも同じようなものだ。

Canon EOS-1D / EF600mm F4L IS USM x 2

こちらはさらに以前の写真。この時襲われたのはムクドリだが、季節はやはり冬。ただ、この頃はまだヒマワリレストランは開いてなかったので、これ自体はハイタカが普通に生息していることを示しているものだ。

ちなみにこれはうちの裏がまだ空地だった頃の話だが、Exifを見ると機材の古さが時代を語るw

カテゴリ:猛禽, |タグ:
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