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梅香る里の春

2018/3/13

急遽取材撮影のピンチヒッターを頼まれ、高崎の箕郷へ。この忙しい時にと口からは文句がこぼれていたが、目は嬉しそうだとSkypeしながら嫌味を言われたw

業務とあらば大手を振って撮影に出掛けられる大義が成立するではないか、そしてこの春麗しい季節に箕郷まで降りるとは何というタイミングだとほくそ笑みつつ、朝早くから梅香る箕郷梅林へ足を運ぶ。

そもそも平日ということもあってほとんど人はおらず、何より小うるさいカメラ親父の類がいないのがよろしい。現着してから本来の用事まで3時間少々撮影でき、ちょうど観光バスがやって来るタイミングで善地を後にした。

FUJIFILM X-H1 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR (1〜5枚目、7枚目)
FUJIFILM X-T2 / XF10-24mmF4 R OIS (6枚目)

機材はX-H1にXF50-140、X-T2にXF10-24またはXF16という装備で、撮影は当然手持ち、両機の併用テストも兼ねてである。

まず、先日書いた通りX-H1のグリップ感はX-T系とはまったく違うので、そこはまあ含んだ上ので話としても、とにかくX-H1の剛性感とそこから生まれる安定感は半端ない。XF100-400は当然としても、XF50-140でもX-T2だとフロントヘビー感が否定できないが、X-H1ではそれがない。

そして一番の違いはシャッターフィーリングにある。ミラーレス機は当然ながらミラー動作がないので、一眼レフに比べて総じてシャッターショックは小さい。パナのGH2やX-T1を始めて操作した時にはそこに感動したもので、それはX-T2も同じ。

ところがX-H1はそれらを遥かに上回る静かさで、且つショックフリーともいうべきもので、電子シャッターか?と言ってしまうと言い過ぎだが、メカシャッターでもそれくらいショックを感じさせない絶妙なフィーリングだ。

それとシャッターを押す時のタッチも軽い。パナのG9 PROの半端ない軽さは未だに慣れないwが、X-H1のこの軽さはイイ感じである。G9 PROのメーカーの設計思想にもあったが、シャッターを押すという単純な動作一つでも、可能な限り手ブレの要因を排除したいというのがあったが、フジもそこはまったく同じと言っていいだろう。

解像度が1.5倍に増えたX-H1のEVFの広さと見易さも特筆モノだ。最大倍率こそG9 PROより低いが、見え味はX-H1の方が良いと感じる。X-T2もEVFは大きいが、サイズのわりに解像度が低いと感じていた。

操作性やメニュー体系はさすがに同じメーカーなので併用してもまったく問題なし。当初気になっていた露出補正も、迷うことなく意外に自然と使い分けできていたので、ここは取り越し苦労だったかも。

ただ、バッテリーライフはまったく改善されてない..従来と同じ型番のバッテリーである点は評価できるが..のは痛い。それどころかX-H1はさらに保ちが悪いと思われ、今日も半日待たずに1本が空になって、その後の仕事の方でちょっと冷や汗をかいた。3つバッテリーを利用できる専用のバッテリーグリップは必須だろう。

総じてミラーレス機はバッテリー食いが多いと言われるが、GH系や今回のG9 PROでは逆に恐ろしいほどバッテリーが持つので、そこはやはり電池メーカーでもあるパナに一日の長がありそうだ。フジは外部マイクなどはパナからOEM受けているのだから、いっそバッテリーもパナから供給を受ければいいのにねぇ。

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