過去の遺物か夢の後か
2013/1/22
防湿庫で眠るいにしえの名機たち。何れも古き良き時代のメイドインジャパンを体現するメカニカルな逸品だ。
この他にも何台か防湿庫に収納されているが、いつか懐古目的でデジタルフィルムなるものが発明され、これら名機が再び日の目を見ることを夢見てやまない。
例年なら年末大掃除の仕上げに、メンテナンスを兼ねて動作確認を行うのだが、昨年の暮れは仕事納めが押して放置プレイ状態だった。それを不要な電池を探していて思いだし、仕事そっちのけでいじりだしたら、結局すべてのカメラの動作確認作業となった次第。
メンテナンスとは言っても普段使っているわけではないので、電池を入れての動作確認が主な作業だ。昨今のデジタルカメラほどではないが、この時代のカメラにも多少のエレキは使われているので、たまには通電した方が良いと考えている。
ただ、ここに写っているカメラは、何れも電池がなくても動作するメカニカル機構を備えている。つまり、フィルムさえあれば写真を写すことができるわけだ。
露出もピントもマニュアルで問題ない。ネガなら露出計すら無くてもオッケーだ。最近デジタルカメラで写真を始めたような軟弱な輩とは年季が違う..
とか何とか言っていると、これら名機と同じ過去の遺物とか言われそうで怖いけど(笑)。