山並みグラデーション
赤城・榛名・妙義の上毛三山など県南と県北を隔てる山々からは関東平野を望める。
特にこの季節は空気が澄んでいるので良い視界が得られ、100km以上離れた東京スカイツリーや新宿副都心、富士山、筑波山、八ヶ岳などの遠いランドマークを観ることができる。
登山であれ調査であれ高い山の尾根筋や山頂からの眺めは、登坂の苦労の跡だけにひとしおである。
赤城・榛名・妙義の上毛三山など県南と県北を隔てる山々からは関東平野を望める。
特にこの季節は空気が澄んでいるので良い視界が得られ、100km以上離れた東京スカイツリーや新宿副都心、富士山、筑波山、八ヶ岳などの遠いランドマークを観ることができる。
登山であれ調査であれ高い山の尾根筋や山頂からの眺めは、登坂の苦労の跡だけにひとしおである。
前白根山(標高2373m)は五色沼を囲む日光白根の外輪山の一角をなす山で、戦場ヶ原から西を見ると日光白根山を遮るように見える地味な山である。
金精峠から続く稜線上にあるためか群馬だと思われている向きもあるが、栃木との県境は日光白根山になるので、五色沼含め外輪山の東側は日光市に含まれる。
日光白根山と言えば丸沼高原側からのカットが有名だが、五色沼と日光白根山を同時にフレームに収めるためには、五色山からこの前白根山の稜線部に上る必要がある。
山頂付近からは西側の日光白根山はもちろんのこと、天気が良い日は東側に男体山から那須連山、戦場ヶ原に中禅寺湖まで望め、さらに南を遠望すれば富士山や東京スカイツリーまで見通せる。
金精峠周辺はすでに紅葉シーズンは終わっており、時期的にカラマツの黄葉が美しい晩秋の気配濃厚な眺めである。
早朝の金精山ではキレンジャクの小群を今シーズン初認。冬鳥たちもぞくぞく渡ってきているようだ。
剛性感が高まって頑強さが増し増ししたGH6だが、ボディ底部にボス穴が開けられているところを見ると、リグに載せて使ってくれとメーカーが言っているのと同義だな。
ボス穴はフネに乗せることが前提のビオカムコーダーに多く見られるものなので、深読みせずとも意味合いとしてはそういうことになろう。
実際使っている知り合いに聞いたらLUMIXではS1Hにも付いているらしいので、GH6はGH5の後継機というより、S1Hのマイクロフォーサーズ版という見立ては間違ってない感じ。
それにアクセサリーにバッテリーグリップ..というかバッテリーパックだが..が用意されていないこともその辺の解釈を裏付けることになる。
リグに載せる限り、USB-CでPDに対応しているので外部給電で困ることはないだろう。
ネコの日に続いて昨日は223で富士山の日だったそうで、とりあえず富士山の写真をアップしておこうか。って本来なら昨日アップすべき内容だが、すっかり失念していた..
写真は裏山の小沼越しに望む富士山。裏山も平成の大合併以降は1/3は前橋市だが、それ以前は富士見村だった。
この年末年始寒波の影響もあって県北は何処も雪が深いので、初天狗は積雪が少ないフィールドへ。
元旦とは打って変わってこの日は快晴無風の絶好の山日和だったので、南の関東平野も北の上越国境も眺望はすこぶる良好、まさに関東の冬晴れであった。
そしてなすびこそなかったが、一富士二鷲をまずは達成w
雪が少ないエリアと言っても北側の斜面は解けずに残っているので、そこではさすがにチェーンスパイクを着用する。
積雪のあるフラットな林道歩きならスノーシューを使うが、斜度がきついとかえって歩きづらいし、外した時に荷物になるのでそこはシチュエーションは選ぶな。
国民に金を配るという事実上の買収まがいの公約を掲げて選挙に勝った与党だが、結局のところ18歳以下に10万を給付する内容で決まった。
その時点で高校生以下がいない我が家は給付の対象から外れたわけで、なんで大学生は含まれんのだと文句の一つも当然出てくる。しかも制限の理由が既存の仕組みを使いたいからと聞いて、それなら昨年同様に全世帯に一括で給付すれば良かろうと思うのがまあ普通の感覚だ。
しかもその「18歳以下に10万を給付する」に係るクーポンなどの印刷費を含む事務経費が1200億必要で、現金一括給付する場合よりも900億も余計に予算が掛かると言うではないか。
国は最近粗相を繰り返した某都市銀と某携帯キャリア大手に対し業務改善命令を出すらしいが、国民感情からすれば業務改善が必要なのはお前ら国が先じゃねぇ?って感じだぞ。
900億はアベノマスクの倍近い数字であり、それだけあればどれだけ市場に金を回せるか分かってんのかね。政府御用達の広告代理店と印刷屋だけ金が潤うなどフザけんなって話だ。
先週末下界に降った雪は日陰を残してあらかた解けてしまったが、標高2400m近い稜線部は雪と氷の世界に変わっていた。もう来春までここから後戻りする事はないだろう。
ちなみに右奥にこれまた真っ白な富士山が頭を覗かせている。
先日登った四阿山は素晴らしく眺めが良く、さすが百名山って感じ。
遠目に見る分にはなだらかな稜線なのだが、麓の嬬恋村がすでに標高1400mあるのでベース標高が高いのである。
その2354mのピークからは日本アルプスから富士山まで一望できるのは圧巻だ。
すぐ目の前にはドーンと浅間山。
遥か南には空木岳など中央アルプス。
木曽の御嶽山は北アルプスに含む説と含まない説あり。
西を向けば北アルプス。左側が奥穂・北穂など穂高山で、大キレットを挟んだ右のとんがりピークがお馴染みの槍ヶ岳。小槍も見えている。
さらに右へ視線を移せば後ろ立山と呼ばれる同じ北アルプスの鹿島槍ヶ岳、その奥には立山と剱岳も望める。
そして南アルプスと言いたいところだが、撮ったような気がしていたがどうも撮り忘れた模様。代わりに再び登場の富士山で。
このところ北部県境周辺をうろついていたので、先週は天気の良い日を選んで県南の山域へ出張った。
赤城高原から県南部は距離的にはちょっと行ってくる感はかなり無くなるが、高速道が使えるのでそこは助かる。
それにこれから県北は雪でほとんどの林道が立ち入れなくなるので、そういう意味で冬季も出入りしやすい..まあそれなりに凍結はあるけど..のが県南部のフィールドである。
県北の紅葉の見頃は過ぎているが、県南の標高の低い山域はまだこれからである。
それに富士山がいかにも近いって感じがするのも県南。富士は県北の標高の高い地域からも見えているが、やはり物理的な距離感の違いは大きい。
今年の富士山の初冠雪は7日と発表されていたが、観測した甲府地方気象台はこれを一旦取り消すとのことだ。
何でも富士山山頂の9月20日の平均気温が8月4日を上回ったということで、最高気温以前の降雪は初冠雪とは記録していないとのこと。
9月初旬だとそりゃ今年は随分と早いなぁとは思っていたのは確かだが、冠雪した事実は置いといて見直すというのも何とも異例な話である。
とは言え自然の移ろいと人が決めた暦との微妙なズレからくる観測条件の差異は、事前のルールの基で当てはめていかないと、後々その統計値を使う際に面倒なことになるので仕方ないことであろう。
生物季節観測で言えば、例えばスイセンやウメの開花は緯度の低い地域では年の瀬に開花するのが一般的だ。
だが、そのまま人の暦に当てはめると12月の記録となってしまって、数字上は緯度の高い地域より遅いということになってしまうので、年界をまたぐというパラメータを加えることで、暦の上では前年末であっても、翌年のデータとして扱うというのがイレギュラーな対応となる。
余談だが、四季がはっきりしている日本と違い、例えばアラスカ北極圏など極地での初雪・遅雪の切り分けというのは難しのではないかと思っていて、現地を訪れた際に聞いてみたことがある。
その当時のデナリ国立公園のレンジャー曰く、7月中に降れば遅雪、8月以降なら初雪と言っていた。公式的なものか今となっては定かではないが、8月のお盆過ぎ、やけに冷え込むとな朝テントから顔を出してみたら、ツンドラが一面真っ白で驚いたのを思い出した。
一枚目の写真はその8月22日に突然の降雪に見舞われた日に、バックカントリーで出会ったグリズリー。好物のブルーベリーを探してツンドラを歩き回り、近くにいる当方には目もくれず、あちこちほじくり返していたのをよく憶えている。
二枚目は同月27日のもの。この年は今年は雪が早いとレンジャーも驚いたほどよく雪が降っていて、いくらなんでも大袈裟だろうと思いつつ持ち込んでいたダウンの寝袋に随分と助けられた。
実際、9月に入ってすぐに氷点下10℃まで下がった朝もあって、さすがに極地は違うなと思ったものである。何しろ15日に国立公園が冬季閉鎖となって帰国した際、日本はうだるような残暑の中だったのだから。
久しぶりに裏仕事で県外へ出張。
年度末にきて人様のお手伝いなどしていられる状況にないのだが、まあ裏仕事の業務内容的にシーズン突入なのでやむ無しだな。
で、指定の場所が高台の富士山ビューポイントだったため、天気が良かったこともあって終日日本を代表する霊峰を拝むことになった。
天気は良かったが西寄りの風が猛烈に強く吹いたため、暖かいのか寒いのかよくわからない状況だったが、富士山には入れ代わり立ち代わり独特の雲が湧いていた。
折しも東京で桜の開花宣言が出ていて、このエリアでも平地では車窓を流れる景色の中に桜が花をつけているのを見かけた。昨年は暖冬で記録的に早かった記憶があるが、今年も同様の最速記録のようである。
それと地元ではまだこれからだが、ウグイスの初鳴きも個人的には今シーズン初。
そんな春告魚がホーホケキョとそこかしこで鳴き交わす中、越冬中のリュウキュウサンショウクイが鳴きながら飛び回っていたのはいかにも季節の変わり目といった風情。