タグ : モルゲンロート

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谷川冬の装い

2016/11/25

今朝の赤城高原は一気に氷点下6℃まで下がって、家の周辺は軒並み凍りついた。先日の積雪で眺めはすっかり冬景色だが、気温も歓迎冬将軍といった感じである。

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先日の積雪と夜半からの冷え込みから、今朝の上越国境の眺めは容易に想像付いた。赤城の黒檜山の稜線から日が昇ると、谷川連峰が徐々に山焼していく。

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神々しい景色も日が昇ってしまうと平易な眺めとなってしまう。写真を印象的に見せるには、やはり色温度を使い分ける技が必要だ。

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未だ色々が調整つかず、日々粛々スケジュールを進める状態が続く。まあ無人の荒野を進む話ではないので、いずれ夜も明けようか。

時の移ろいは停滞や後退を繰り返しつつ一歩進んで二歩下がるの様相で、ややもすると今年の季節も似たように見えるが、地軸の傾きに促されるように、自然の摂理に従い着実に進んでいる。

昨日は雨、今朝は9月を思わせるような暖かい朝であった。そして今シーズン初のモルゲンロートはおとといの朝。さて、この冬はどれだけこの神々しい景色に出会えるか。

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霜が降りるなど連日のように朝は冷え込みがあるが、日中はまだそこそこ暖かいのが今の季節。

暖かさの累積で花をつける野の草にとっては、さしづめ年末閉店セールといったところだろう。

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赤城高原のこの冬一番の冷え込みは今朝であった。日の出前に氷点下12℃まで下がって、犬の水バケツは完全氷結である。昨日のような風もなく、雲ひとつ無い放射冷却によって、上越国境の山々が見事なモルゲンロートに映えた。1月に入り厳冬のシーズンを迎えるが、それは凛とした美しい季節でもある。

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そして北部フィールドも雲ひとつ無く晴れ上がり、絶好のワシ日和に。風がなく上着も必要ないほど陽射しがあったが、風がないということは天狗様の行動にも影響が出そうなもので、午前中は例のごとくクマタカ相手に暇つぶし。が、昼頃より突然の天狗フィーバーに沸いて、久しぶりに昼飯のカップラーメンが倍返し状態であった。

雄がゆっくり先行し、やや遅れて雌が後追い。突然雄がジグザグに反転と降下を繰り返しつつ獲物を牽制、緩斜面の疎林に突っ込むと見せて急上昇すると、すかさず雌がフォローに入って同様の動きを繰り返す。ペアで連携してハンティング行動を行うのは、猛禽類の中でも天狗様独特のものだ。ペアのどちらかが入れ替わってすぐにはなかなか難しい動きだが、シーズンを幾つか過ごせば息もぴったりである。

厳冬期と聞けば生きものにとって厳しい世界を想像するが、捕食者として食物連鎖の頂点に立つ天狗様が狩りを行うということは、その姿は見えずとも、狙われ食われる側の餌動物たちも必死に生きている証となる。厳冬に息づく生きものたちの気配を感じたいものだ。

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氷点下3℃。再びこの秋最低を更新。快晴で放射冷却が起きているので、今シーズン初の山焼けが見られた。モルゲンロートの朝は神々しい時間帯。キョキョっと鳴きながら庭先をツグミが飛んで行く。寒波に乗ってやってきた、冬鳥最終ランナーの彼らもこの冬初認となった。

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久々に山焼け

2013/2/10

20130210

ここしばらく冬型が強く、

上越国境の姿を拝んでいなかったが、

今朝は久しぶりにモルゲンロートが見られた。

風が強いと外ロケは軒並み延期となって、

外仕事が捗らずこの季節はやっかいである。

撮影機材は大型の傘である程度の風除けとなるが、

肝心の被写体が盛大に揺れてしまうのは、

期待しない結果となってしまうこと請け合いだ。

ちなみに今朝は氷点下13℃。寒いわけだ..

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赤浅間

2012/12/5

いよいよ本格的な冬の到来だ。

今朝の赤城高原は氷点下5℃。駄犬の水バケツも凍り、車のフロントガラスには霜がビッシリと付いた。

冬型の気圧配置が強まると、沼田盆地から北は雪模様の天気が多くなるが、ワシの観察に出向く際、北か南かどこに出掛けるかは自ずから天気次第になる。何しろ相手は空を飛ぶ生きもの。視界が得られなければ仕事にならないからだ。

朝一で駄犬の散歩コースの最高地点に登り、今日も周囲をグルリと見回す。風もなく穏やかに全県下良い天気のようだ。寒さに浅間のモルゲンロートが美しい。

今日はどこに出向いても空は大丈夫。だが、上越国境が晴れている日は、可能な限り北部フィールドを中心に足を運ぶのが鉄則。これから春まで、数少ない晴れ間は大切にしなければ..

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