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新コロナ渦もあってお江戸関係の仕事をオンライン対応以外ではお断りしているため、上京する機会がまったくない状況である。

正月に初詣で明治神宮に行って以来、10ヶ月も足を運んでいないが、バブル期にシステム営業で都内を飛び回っていた頃から含め、ここまで長期間上京しないのは初めてのことである。

同じ関東ではあるが、東京はまったく生活圏ではないので、そもそも業務以外では用がないというのもあるが、それでもついでに済ませてくる用事が多少なりともあったのは事実だ。

何より写真展の類を見て回れないのはなかなかつらいものがある。今どきはSNSの時代ではあるが、やはり写真を大伸ばしのプリントで生で眺める感覚と、何より撮影者自身に出会える機会は、小さなモニター越しでは味わえないものだからね。

そんな中、ニコンサロン銀座が閉館するというのを知ってやや驚いているところ。カメラメーカー系列が運営するフォトサロンでは、ニコンサロンは富士フォトサロンと双璧であり、中でもニコンサロン銀座は半世紀の歴史を誇る写真文化の拠点だった。

それが店仕舞とはまた由々しき事態だと思いつつも、どうもニコンサロン自体が無くなるという話ではなく、銀座を閉館して新宿にフロント業務を集約するということのようだ。

新コロナ禍で人が直接介する写真展にお客が足を運ばない時期もあったが、最近は人出も戻ってきていると聞いているので、閉館の直接の原因はこの新コロナではなく、やはり昨今のニコンの窮状というのが大きいのだろうと推察する。

もちろん景気が悪いのはニコンに限った話ではないので、各メーカー軒並み拠点の集約を図っているのは耳にしているが、事情はどうあれ人と人をつなぐコミュニティの場が狭まっていくのは寂しい限りだ。

それと、銀座が文化の拠点だったのは今は昔のことであり、近年は新宿など山の手の西側に移ってきているというのも大きいのかな。

FUJIFILM X-T4 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T4 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T4 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia
FUJIFILM X-T4 / XF10-24mm F4 R OIS / Velvia

FUJIFILM X-T4 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

昨年の秋はパッとしなかったが、今年の関東甲信越は台風の直撃を受けていないので、色合いは近年になく見栄えが良い。特に赤が良いね。

ブナは不作の年なので、山の生きものには残念と言わざるを得ないが、実のなりとは関係なく森の彩りは実に賑やかである。

ニコンがプロサービス(NPS)のサービス内容を変更するようである。

年会費が無料になるものの、入会金が値上げされ、登録機材の点検も有料になる上に、さらに修理にかかる費用の割引率も下がるということで、頻繁に利用する人には実質的に値上げということになる。

何より修理中の代替え機材の貸し出しが無くなるのは痛いのではないだろうか。都内在住でそれこそ機材を酷使するような状況にでもないと、地方在住で会員であることのメリットはほとんどなくなるな。

まあプロを名乗っていても市井の商業カメラマンにはプロサービスに加入していない人のほうが多いであろうから、今回の変更措置の影響はそれほどはないと思うが、そこに至った経緯というか理由は気になるね。

国内のカメラメーカーではニコンが特に厳しい状況にあるのは間違いないので、そういうことの影響は否めないだろう。

ミラーレス機に主戦場が移りつつある昨今、以前はライバルだったキヤノンが見ているのはもうニコンではなくソニーである。このまま後塵を拝する三番目の地位さえ守り抜けるのか、キヤノンの新製品ラッシュを見ているとそりゃなかなか厳しいだろうなと。

話をプロサービスに戻すが、実はキヤノンの同サービス(CPS)ではすでに会員を高級プロと貧困プロの2種類に分類しており、今回のニコンの変更はキヤノンの貧困プロ..とメーカーが言っているわけではないw..相当ということになる。

以前はNPSは高嶺の花という印象が強く、今でも入会すること自体のハードルはかなり高いことに変わりはないが、こういう一見小さな変更が何かの前触れだったりするから怖い。

何より火のないところに煙は立たないと言うしね..

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / 深度合成

森で山栗を採集。うちの近所はあらかたはぜて落果しているが、標高の低いところではまだこれからである。

手を伸ばしたら先客がいるのに気が付いたが、ここは遠慮してもらった。

P900は一応ハイスピード撮影が可能である。ただし、メーカーの製品ページでもそこにはまったく触れていないので、特筆すべき機能ではないし、そもそも仕様を見ればああそうね的なものに過ぎないのはすぐ判る。先日記事に書いたソニーのサイバーショットRX10 IIとそこは一線を画していると言ってよい。

フレームレートは480で4倍、720で2倍となり、ハイスピード感を期待できるのは当然480のほうだが、4Kの影がチラチラしているこの時代に、今更480はねぇよな、というのが普通の感覚であろう。

出掛けに10分程度、軒下のツバメの巣でちょこっと試してみたが、それでも手持ちで超望遠領域のハイスピード撮影ができるのは大したものだ。Web等で資料映像として使うには、まあこんなもんだろうといった感じである。

20150623

恐らく2回めの繁殖であろうか。そろそろ巣立ちも近いだろう。

このニホンザルの映像も、撮影状況は先日のカモシカ動画にほぼ類似する。基本的に動体撮影となっているが、ゆっくりした動きであるため、手ブレ補正の恩恵を十分に受けている。さらに撮影距離が近いことと、木陰で陽炎の影響を受けていないので、この手の高倍率ズーム機にしてはなかなかの解像感である。

P900は望遠端2000mmの83倍ズームであるが、被写体との距離が遠いと大気のゆらぎの影響を受けるため、センサーサイズが1/2.3型であるということもあるが、期待した結果を得るのは難しい。超望遠レンズのご多分に漏れず、遠くのものを手前に引き寄せて撮すという使い方よりも、近距離の被写体を大きく撮すという使い方が理にかなっている。

これは林道脇で不意に遭遇したカモシカを撮影した映像サンプルだが、個人的なP900の使用用途はまさにこういったシチュエーションである。機材を準備している間もない状況では、とっさに撮影体制に入れるコンパクトでハンドヘルドな機材は非常に有効だ。

さらに言えば、撮影対象は大型の野生動物であり、相手がその気になればすぐに向かって来られる距離にあるため、次の動きを常に警戒して撮影する必要がある。こんなシチュエーションで大砲のようなレンズを三脚に据えて撮影していては、不意の状況変化に対応できない可能性がある。

もちろん、状況を見極め、大砲レンズを準備する余裕があればそちらを使うのは言うまでもないが、まあこんな局面でスチルも動画も手持ちで取り敢えず狙えるというのは、良い時代になったものである。

P900は個人的には生きものをメモ代わりに記録する使い方がメインだが、一般的には旅行などにこれ1台といった使われ方が多いと想像できるため、風景のようなフィックスも試してみた。

風景では広角から標準域の利用が多いが、P900の手ブレ補正は結構効きが良いので、このくらい手ブレが補正されればファミリー用途では十分なものと思える。

例えスチル撮影であっても、P900で翔んでいるトンボや蝶の撮影など望むべくもないが、サンプルのようにゆっくり徘徊する昆虫であれば、それなりに撮ることは可能である。もちろん、AFしか使えないため、常に主題を中央に配置する必要があるのは、歩く鳥編と同様である。

サンプル映像は、焦点距離135mm付近にてレンズ前30cmで撮影している。P900としては精一杯のマクロ撮影となって至近距離であるため、画角を変えるべくズームで引いた途端に焦点移動?が発生してしまっている。一旦このような込み入った背景にピンを持っていかれると、再びズームで寄ってもピンが戻ることはほぼ絶望的である。

動画というくらいなので、そこはやはり動くものを撮りたい。ただ、手持ち撮影で動体を追うことが許されるのは、一般的には運動会などファミリー用途に限られると思うが、そこは手軽さと天秤にかける必要があるようだ。

P900は事実上AFでしか撮影できないため、動体撮影はそもそも期待もしていなかったが、中央のAFフレームで主対象を捕捉し続けられる限り、比較的AFの追随性は悪くない。もちろんAFフレームから外れている時間が長いと、その時点で背景や手前の障害物に引っ張られるのは想定の範囲内か。

一応、画面の揺れと手ブレ補正の揺り戻しは起きているのだが、動体であるためそこは無視できるレベルに収まっている。

先日のヒバリに続いて鳥を2000mmで撮影。

ホトトギスのシーンは、鳴き声を頼りに樹間からその姿を探し出したが、立ち位置が斜面であることと、爪先立ちというスチル撮影でも悪条件であったため、正視するには厳しい結果になった。

カッコウのシーンは、農作業中に庭先の電線に留まっているところを撮影。先日のヒバリよりは安定して撮れているが、時々手ブレ補正の揺り戻しが起きるため、小刻みに左右に振れることがある。これはP900の手ブレ補正の挙動が原因のようである。

2000mmなどという超の付く焦点距離で安定して動画を撮影するのは、やはり相当無理があるというものだ。

ちなみに撮影者自身が動き回るケースでは、比較的な緩やかなカメラブレに対応するACTIVEモードというのがあるようだが、今のところその機能を使うシチュエーションはない。

コンデジの動画撮影機能は、割りと黎明期の頃から標準装備であったが、それこそオマケ機能の粋を出ておらず、お世辞にも積極的に使おうというレベルのものではなかった。それが何時頃からか、フルHDの解像度(1920×1080)を記録できるようになって、WebやYouTube的にはまったく気にならないレベルになってきているカメラもある。

コンシューマ向けのハイビジョンカメラの歴史は2004年にHDVから始まったが、その頃のビデオカメラに比べれば、今どきのコンデジ動画もそんなに悪いものではない。専用機でないため、音声収録やスチルカメラ然とした操作性による問題はあるものの、メモ代わりに記録すると考えれば必要十分だったりする。

で、ご多分に漏れずP900でも動画の撮影は可能である。センサーはスチルカメラであるため3板ではないが、サイズは1/2.3型なので少し前のコンシューマ向け専用機と同じである。フレームレートも今どきフルHDは当然としても、生意気にも1080/60pで記録できる辺りは、運動会やアクティブな撮影領域もターゲットにしているのだろう。特に本機の特徴である24-2000mmという83倍ズームは、趣味性の高い分野では強力なセールスポイントになっている。

そんなとんがった異端児P900で、フッテージ屋としてはあるまじき行為..意図的に狙わない限り映像素材は三脚が必須..である手持ち撮影を試してみた。特に2000mmを手持ちで撮影するという禁断の行為が、どの程度視聴に耐えるうるか、という点がサンプル映像の主旨である。

まずは畑でさえずるヒバリを2000mmで撮影。犬連れで歩行途中という条件であったが、やはり2000mmの画角を安定的に保持するのは難しい。中央に位置するAFフレームで捉え続けないと、すぐに背景にAFが引っ張られてしまうので、撮影中の意識はどうしてもそこに集中してしまい、かえって画面が小刻みに動くという結果である。

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