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晩秋に仏の座

2013/11/19

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狂い咲き、などといかにもマスゴミが飛び付きそうな、自然界で異変が起きている!的な絵だが、そりゃ植物にも都合があるわけで、暖かければ咲きもするだろう。などとうそぶく今朝の気温はちょうど0℃なり。割と春早くに花を咲かせるホトケノザでも、やっぱりちょっと寒そうな気がする。

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朱の競演

2013/11/18

冬の撮影に向けて高崎界隈でロケハン。もともと高崎の生まれなので、ロケハンと言っても勝手知ったる何とかだが、さすがに三十数年も経つと景色が変わっているので、昔の記憶を辿りながらの確認である。イメージ通りに見えなかったり、逆に思いがけない場所に良いロケーションがあったりと、久しぶりに郷愁を誘う下見であった。

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観音山丘陵をグルっと周って最後は少林山達磨寺へ。子供の頃は遊び場としてレギュラーの地位にあった懐かしき寺院。この季節に訪れるのは何年ぶりかというタイミングであったが、色付くもみじは圧巻であった。ここまで朱く整ったものはなかなか山中では見かけない。やはりこの季節の神社仏閣というのは、シチュエーション的に外せないものだとつくづく思う。

そう言えば、昔アオバズクが営巣した杉の大木はさすがに無くなっており、一帯は駐車場になっていた。初夏、ホッーホッーと響くその声に誘われ、懐中電灯片手に境内に足を踏み入れると、不意に灯りに照らされ迷惑そうにするアオバズクと目が合った。結構昔の話ではあるが、未だにそんなことをよく憶えている。

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クロベ

2013/11/16

急遽ピンチヒッター的な頼まれ仕事で隣県へ。

一度積もった雪もすっかり解けてしまっていたが、そのせいでブナの林床は泥炭の如きドロドロ状態。まだジムニーに積んであった長靴で事なきを得たが、同行者の中には真新しいトレッキングシューズの人もいて、かなり難儀していたようだ。登山をするわけではない..でも前半はそんな感じだったけど(苦笑)..ので、真冬を除けば野外活動は長靴が一番だ。

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植林地ではないので結構な大木が残っていた。気候的には日本海側に属するので、ヒノキの仲間のクロベが自生している。山中で見かけるクロベは大抵はこのような大木が多く、その地域の歴史を感じさせてくれる。

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締切りに追われ、ひたすら机に縛られている人の気も知らず、Inter BEEから楽しそうにメールで実況してくる藤原の御仁。さぞ雪かきでてんてこ舞いかと思いきや、幕張で最先端の映像機器と戯れていたとは。ウム、ハッキリ言って羨ましい(笑)。マサ先輩、あとで色々情報ください。

20131115

赤城山麓の紅葉はもう終わり。だいぶ森の中の見通しが良くなり、今日は若いキツネと出会った。フサフサとした太い尾など艶の良い毛並みを見る限り、冬への備えは万全のようだ。これから春まで、動物たちとの出会いを求め、森歩きが楽しいシーズンである。

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20131114

氷点下3℃。再びこの秋最低を更新。快晴で放射冷却が起きているので、今シーズン初の山焼けが見られた。モルゲンロートの朝は神々しい時間帯。キョキョっと鳴きながら庭先をツグミが飛んで行く。寒波に乗ってやってきた、冬鳥最終ランナーの彼らもこの冬初認となった。

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初積雪

2013/11/13

20131113

先日は申し訳程度の初雪だったが、今日は3cmほどの積雪となり、今シーズン初の銀世界となった。先日の時点で予想はしていたので、まだ車のタイヤをスタッドレスに交換していないこともあって、朝一の用事はキャンセルして正解であった。

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例年よりは早い雪の到来だが、この後またしばらくは平年並みに戻るので、タイヤ交換などはもうしばらく様子見だ。それまで県内の天狗詣でも、県南西部を中心に活動することになる。

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初氷と初雪

2013/11/12

20131112

今朝も氷点下の赤城高原。連日のようにこの秋最低を更新しているが、今朝は初氷と初雪を記録。駄犬の水バケツも薄っすらと凍って、朝の散歩の時も小屋の外で待つこともなくなった(苦笑)。

初雪のほうは、先日夕方に初冠雪だった赤城の黒檜山方向から風花が舞った程度なのだが、我が家のストーブ稼働には必要な条件だけに、多い少ないの問題ではないのだ。ということで、本日めでたく火入れの儀式である。

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冬来たりなば

2013/11/11

20131111

いよいよ低標高地にも雪がやって来た。みなかみや片品など県北は終日雪雲の中で、隣接するエリアでも時折小雪が舞う天候となった。日中でも氷点下前後と気温は上がらす、ジッと立っていると寒さが身に沁みる。装備は防寒対策万全なのだが、シーズン始まったばかりで身体がまだ慣れていない。

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この秋最低

2013/11/9

北海道の北見で氷点下9.9℃と聞いて、まだ11月だと思うか、いよいよ来たかと思うか、その辺りの受け取り方は地域差がかなりあるだろう。このところ連日霜が降りている赤城高原も、今朝はちょうど0℃なので、当然後者の感覚である。

秋物衣料というのが明確にあるわけではなく、冬物から厚手のフリースや股引の類を除いたもの的な扱いなのだが、先日いよいよ冬物装備を一揃い納戸から出してきた。もちろん日中などまだまだフリースの世話になるほどではないが、車に積んでおくなど準備をしておくことに越したことはない。

20131109

再び上越国境が冠雪。先週降った雪は南面についてはひとまず解けてしまっていたが、そろそろ根雪となる頃合いだろう。

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燃える妙義

2013/11/8

妙義山は山腹から県道(旧有料道路)沿いにかけてがちょうど紅葉の見頃であった。上毛かるたに「も:もみじに映える妙義山」と詠まれていることからも判る通り、露岩した奇岩に根を張るモミジやカエデの赤が遠目にもよく目立つ。

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上毛三山を成す赤城や榛名と同様に、妙義もそのものズバリの山名を持つピークはない。妙義山はあくまで山系全体を指す名称である。妙義神社のあるもっとも有名な山体(写真)は白雲山と呼ばれ、それ自体も天狗岳・相馬岳という2つのピークからなる。

ちなみに意外に知られていないが、妙義山は列記とした火山活動によってできた山である。赤城や榛名に比べてもかなり古くに形成(約700万年前)されたことが判っており、長年の風化侵食作用によって、現在よく知られた奇峰奇岩となったようだ。

だいぶ古い記事だが、私と妙義の関わりを書いた記事を発掘。–> ああ青春の妙義山

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