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冬来たりなば

2013/11/11

20131111

いよいよ低標高地にも雪がやって来た。みなかみや片品など県北は終日雪雲の中で、隣接するエリアでも時折小雪が舞う天候となった。日中でも氷点下前後と気温は上がらす、ジッと立っていると寒さが身に沁みる。装備は防寒対策万全なのだが、シーズン始まったばかりで身体がまだ慣れていない。

カテゴリ:季節感

この秋最低

2013/11/9

北海道の北見で氷点下9.9℃と聞いて、まだ11月だと思うか、いよいよ来たかと思うか、その辺りの受け取り方は地域差がかなりあるだろう。このところ連日霜が降りている赤城高原も、今朝はちょうど0℃なので、当然後者の感覚である。

秋物衣料というのが明確にあるわけではなく、冬物から厚手のフリースや股引の類を除いたもの的な扱いなのだが、先日いよいよ冬物装備を一揃い納戸から出してきた。もちろん日中などまだまだフリースの世話になるほどではないが、車に積んでおくなど準備をしておくことに越したことはない。

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再び上越国境が冠雪。先週降った雪は南面についてはひとまず解けてしまっていたが、そろそろ根雪となる頃合いだろう。

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燃える妙義

2013/11/8

妙義山は山腹から県道(旧有料道路)沿いにかけてがちょうど紅葉の見頃であった。上毛かるたに「も:もみじに映える妙義山」と詠まれていることからも判る通り、露岩した奇岩に根を張るモミジやカエデの赤が遠目にもよく目立つ。

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上毛三山を成す赤城や榛名と同様に、妙義もそのものズバリの山名を持つピークはない。妙義山はあくまで山系全体を指す名称である。妙義神社のあるもっとも有名な山体(写真)は白雲山と呼ばれ、それ自体も天狗岳・相馬岳という2つのピークからなる。

ちなみに意外に知られていないが、妙義山は列記とした火山活動によってできた山である。赤城や榛名に比べてもかなり古くに形成(約700万年前)されたことが判っており、長年の風化侵食作用によって、現在よく知られた奇峰奇岩となったようだ。

だいぶ古い記事だが、私と妙義の関わりを書いた記事を発掘。–> ああ青春の妙義山

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めがね橋

2013/11/7

秋の碓氷峠は紅葉が真っ盛りであった。峠への道すがらにある碓氷第三橋梁、通称「めがね橋」には、平日だというのに観光客が引きも切らずで大賑わいであった。

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めがね橋は明治時代の建造物で、信越本線の横川・軽井沢間を結ぶ交通の難所として知られた、碓氷峠の横川寄りに位置する。当時としては最新式である、ラックピニオンを利用したアプト式と呼ばれる方式を用いて、連続した急坂に対応していた。建造には約200万個のレンガが使われており、レンガ造りの橋としては国内最大級の規模とのことだ。

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もう使われなくなってから半世紀が経つが、現在は富岡製糸場と並んで世界遺産への登録を目指している、県内の遺物の一つである。昔は近づくのはサルぐらい、人影もまばらであったが、ここ10年くらいで人気の観光スポットになっている。

そう言えば、碓氷峠周辺はサルが多いことで有名だが、近年はシカも増加しており、その影響なのかヤマビル被害の話をよく聞くようになった。近くの妙義山でも同様な状況らしいが、その昔、故あってよく妙義山に通っていたことがあって、その頃は沢奥の限られた場所にしかヤマビルはいなかったと記憶している。観光客が増えるのはともかく、歓迎されない生きものの拡散には困ったものである。

カテゴリ:景勝地|タグ:

初霜

2013/11/6

20131106

今朝は氷点下近くまで冷え込んだ。先日のような風もなく、庭先の日陰は白くなっており、今シーズンの初霜が降りた。例年だと10月下旬くらいなので、今年は遅めと言える。赤城高原は少しずつ晩秋へと向かっているようだ。

カテゴリ:季節感|タグ:

トップページの壁紙は、我が郷里である群馬の季節の彩りを月替り(概ね月末更新を予定)でお届けしています。

今まではその過去の壁紙を、ブログのカテゴリーに一時的に保管していましたが、時々問い合わせをいただくことがあるので、新たに壁紙アーカイブスとして独立したページを設けてみました。

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上州の四季を巡る季節のシーンをお楽しみください。

カテゴリ:お知らせ

まさかここまで接戦になろうとは。いやホントおめでとうございます、日本一。

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あっ、取り敢えず出張から戻ってます。ハイ。

カテゴリ:独り言|タグ:

久々エア

2013/11/1

久しぶりに航空機に乗った。

通常の取材であれば、携行機材が沢山あるので、 たとえ北海道のような遠隔地であっても、自家用車での移動がスタンダードだ。だが短期でとんぼ返り的な用事だと、移動時間を節約するためにも、荷物を減らしてミニマムな行動が必要だ。

時に空の旅はいつ以来かと思い出してみれば、10年近く前に南東アラスカへ取材に行ったとき以来だった。さらに国内線ともなれば、記憶の糸はサラリーマンだったバブル時代まで遡り、おそらくは講演で呼ばれて出掛けた札幌か広島だったように思う。

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たまには大空を舞う天狗様の様に、雲の上から地上を見下ろして見るのも悪くない。もっとも、いかに空の王者天狗様と言えど、ここまで高高度を飛ぶことは無いが・・

カテゴリ:独り言

WinでもMacでも、OSのバージョンアップはリリース後すぐには行わないのが主義であったが、先日のOS X Mavericksはさすがに先送りできなかった。デュアルモニターのサブ側にも、ようやくメニューバーが表示されるようになったのである。

名前の通りウィンドウ単位でアプリケーションが動作するWinな人たちには?な話..ウィンドウにメニューバーが表示されるので..だと思うが、Macでデュアルモニターにした時、従来のOS Xではサブモニターにはメニューバーが表示されず、メニュー操作のたびにメインモニターまで戻らなければならず、どうにも使いづらかったのだ。特にろくにキーボードショートカットを覚えていないAdobeのアプリケーションなど、サブモニター側で操作しようものなら苦行以外なにものでもない。自ずからサブモニターはParallels(Windows7)の定位置となっていたのが、ようやく解消されたのである。

それともう一つ。デュアルモニターでアプリケーションを最大化すると、もう1台も真っ黒けで使えなかった。これはどう考えても設計ミスだったのだが、これもMavericksで解消された。前述のParallelsなどは常に最大化しておきたい筆頭なので、これもまた待ち焦がれた機能向上の一つである。

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週のはじめに北部山沿いでは確認していたが、赤城高原にも冬鳥であるジョウビタキがやって来た。隣家の植え込みから飛び出してはヒッヒッヒッとゆっくり鳴いて、季節がら干し柿のような特徴的な体型を披露していた。例年だと10月20日前後なので、ちょっと遅い渡来のようである。

カテゴリ:ガジェット, |タグ:

冬型の天気図となれば、上信越国境の山々は、当然のごとく雪氷をまとった初冬の景色へと早変わり。高湿な雪は寒さで木々に凍りつき、見事な樹氷を造り出す。山腹の森の中のギャップには薄っすらと積雪が見られ、台風の置き土産である林床の水たまりには薄氷が張っていた。ここに来てようやく季節がそれらしく装ったようだ。

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カテゴリ:季節感|タグ: