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冬でも日傘

2022/12/29

先週ドカ雪が積もる前に県北へは足を運んでいるので、この日は県南エリアの今年最後の天狗詣に出撃。

谷奥への林道の支線の状態を一通り確認してから、機材背負って夏以来の尾根定点へ上がって終日観察。

午前中はそれこそ鳴かず飛ばずであったが、昼飯食ってすぐにペアで出現し、目の前で割と長めの探餌を行った後に巣材を運んで谷奥へとロストしてこの日は終了。

今年最後とはあくまで暦の上での話なので、年明け来週以降も引き続き地元ペアの行動確認を行う予定。

iPhone 13 mini

朝は氷点下で午前中は3℃ぐらいまでしか気温は上がらなかったが、ピーカンで日差しが強く南向きだったため、やむなく日傘で対応。

県南は冬の関東平野の気候そのものなので、真冬でも晴れるとこんな感じになる。

カテゴリ:季節感, 猛禽

仕事納め

2022/12/28

遅まきながら赤城高原も本格的な降雪シーズンとなったため、もう春まで庭で霜を見ることはないので、XF30MACROの作例的な意味で積雪前の霜をアップ。

FUJIFILM X-H2S / XF30mmF2.8 R LM WR Macro / CLASSIC CHROME

すべての関係クライアントが今日で仕事納めとなっているので、来年の三が日が明けるまではSlackとそっち系のLINE対応から解放されるので良き。

まあほとんどの企業は実務は昨日までで、今日は大掃除ってところが多いので、実質的に今日から冬季休業と同じだ。

うちはフリーランス稼業なので仕事納めも何も特段決まっているわけもなく、近年はクライアントさんの都合に合わせて臨機応変に対応している。普段から好きなことしてるのでその辺はこだわりはない。

さてうちも適当にチャッチャと大掃除片付けて、Nレコのバージョンアップを進めなくては。

カテゴリ:未分類|タグ:, ,

山中を歩いていて偶然見つけたのだが、大きな岩場の岩のくぼみにどんぐりが詰まっていた。

実はコナラのようだがよく見るとすでに根が生えており、くぼみ周辺のすき間に沿って同様に詰まっている土にその根を伸ばしている様子。

偶然詰まったのか、はたまたカケスやリスが貯蔵目的で隠したのか。前者の場合、周辺の林分にはコナラが点在しているのでその可能性はあるが、岩場の直上や周囲には生えていない。

後者の場合なら「森をつくるカケス」的なストーリーが想像できて面白いが、それこそその現場を見たわけではないので想像の域を出ない。

iPhone 13 mini

自然とは偶然が必然の如く積み上がった産物であり、そこが観ていて面白い。色々想像するのは受け手の自由だしね。

岩場の場所はNレコのフィールドノートに位置をプロットしたので、機会あれば数年後にまた様子を観に訪れてみたい。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

昨日は久しぶりの雪かきに従事したので、予想通り普段使わない筋肉周辺で筋肉痛が発動中。

昨冬は除雪した記憶がない..20cmぐらいなら放置なので..ので2年ぶりになるのだが、毎年これをしかも冬の間は連日こなしている雪国の大変さが身にしみるというもの。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

冬に雪が降らないのはつまらないので、多少積もる程度を見極めて赤城高原に移り住んだので、想定の範囲内ではあるが、滅多にやらないので筋肉痛という最初の話になる。

カテゴリ:季節感|タグ:

この冬初の本格的な降雪は結構な本降りとなって、結局夜まで降り続いて40cm程度の積雪となった。

年末寒波でドカッと降るのはよくあることだが、そもそも今年はまだ雪自体がほとんど降ってなかったので、さすがに意表を突かれた感がある。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

しかも湿った雪だったのでこの後の除雪が重くて重くて..

カテゴリ:季節感|タグ:

雪の居ぬ間に

2022/12/24

上越国境こと三国山脈にガードされて、県境付近の積雪量はこの時期としては無いに等しい。

それもさすがにこの週末以降は寒波の影響でラッセル不可避になりそうなので、今のうちにとちょっと前に谷奥へ足を運んできた。

積雪の無さは予想通りで林道アプローチはスムーズであったが、それでもこのエリアへの入山は今年これが最後になる。

天狗様の動きは餌探中心に活発であったので、この時期としては取り敢えず良しとしよう。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

この日は奇跡的に新潟側が晴れていたので山の向こうは青空だ。

iPhone 13 mini

で、今日は当地では今冬初の本格的な降雪となってホワイトクリスマスの風情である。

カテゴリ:季節感

よく「写真ばかり撮ってないで記憶に焼き付ける」という言い回しを耳にする。一見もっともらしく拝聴できる言葉ではあるが、先日も書いた通り人は忘れる生きものである。

忘れるだけならまだしも場合によっては都合の良いことばかり憶えていて、都合の悪いことは記憶を改ざんしたり、うろ覚えなことについては適当に別の記憶で書き換えたりと、誰しも身に覚えがある通り実に適当でいい加減なものである。

ファンタジーのような楽しい思い出ならそれでも差し支えないが、事実をありのままにとどめておきたい場合にはそれでは支障があるので、できる限り記憶を裏付けるような証拠があったほう良い。

という点でも、やはり写真または映像は記録のために撮るのである。

さらに言い換えれば、記憶をさかのぼって過去の事実を再発見するための補完行為であり、記憶のアーカイブということになろうか。

FUJIFILM X-H2S / XF30mmF2.8 R LM WR Macro / CLASSIC CHROME

つい先日まで秋だったような気がするが、畳み掛けるように連日寒波がやってくると秋はすでに忘却の中だ。

でもスマホやタブレットの写真アプリをちょっとスクロールするだけで、半月前にはまだ秋の色が薄っすらとあったことを想い出す。

カテゴリ:写真・カメラ

放射状岩脈

2022/12/22

子持山と言えば獅子岩こと大黒岩が有名だが、それ以外にも地中の裂け目に沿ってマグマが固まった放射状岩脈と呼ばれる岩が旧火口内に点在しており、それらが所々地表に姿を表している状態を目にすることができる。

浅間山のように現在でも活動していることが目視でき、いかにも火山然としているとわかりやすいが、太古に活動を終えた山からそういったことを想像するのは難しい。例えば上毛三山の一角をなす奇峰奇岩で有名な妙義山が、実は海底火山だったと言って何人の人が信じようか。

現在の子持山を周辺から眺めて火山活動で造山された経緯があるとは想像できないが、葉が落ちて見通しがよくなった山肌や山中をじっくり眺めてみると、そうした痕跡が見つかる。

FUJIFILM X-H2S / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

ほとんどの登山者は目もくれずその存在すら知らずに山頂を目指して行ってしまうが、山はこうした自然の造形や生きものの営みを目にできる貴重な場である。

アクティビティだけで通り過ぎてしまうのは実にもったいない話だ。

カテゴリ:|タグ:

子持山は利根川を挟んで赤城山の対岸になるため、赤城の北西麓に広がる我が赤城高原を一望できるビューポイントでもある。

FUJIFILM X-H2S / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

赤城山の裾野となる高原台地が赤城高原で、子持山の火山活動で火山灰や軽石が堆積して作られた。そこを昭和初期から開墾して県内最大の高原野菜の産地となっている。

赤城山にあるのに子持山の火山活動?と思うかも知れないが、噴火活動で生じる噴出物は風向きの影響を強く受けるため多くは火口より東側に流される。なので赤城山自身の噴出物は東側隣県の栃木側に多く堆積しており、例えば園芸で有名な鹿沼土は赤城山の軽石である。

FUJIFILM X-H2S / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

写真中央を奥から手前に向かって流れるのが片品川。右岸側の台地が沼田市街地で、左岸側がおらが村の昭和村である。尚この場合の右岸左岸は構図の左右とは逆になるので念の為。

今では想像できないが、この辺りは10万年以前の赤城山と子持山の噴火活動によって片品川がせき止められ、巨大な堰止湖があった。いわゆる古沼田湖というやつだ。

それを片品川と利根川..写真手前の尾根裏を左から右へ流れている..が時間をかけて侵食して造ったのが、日本一美しいと称されるこの河岸段丘である。

カテゴリ:独り言|タグ:,

獅子岩

2022/12/20

運動不足なんだからと呪文のように毎日言われ続けるのは勘弁なので、仕事の合間を縫って軽く近所の山へ登ってきた。

まあ近所も近所、赤城高原とは利根川を挟んだすぐ対岸に位置する子持山(標高1296m)である。

子供たちが小さい頃に連れて何度か登っているが、久しぶりに来たら新ルート?が開拓されていて、以前のような杉林の沢詰めではなく尾根コースがあるのが分かった。

その尾根コースを辿ると獅子岩を下から間近に拝める。

FUJIFILM X-H2S / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

正式には大黒岩と言うらしいが、地元の我々は獅子岩と呼んでいる。

子持山は富士山と同じ古い成層火山で、今でこそ緩やかな山体をしているが、20万年前くらいの後期の噴火で中央付近が吹き飛んで今の形を成している。

獅子岩はその中央火口の火道をたどって上がってきたマグマが冷えて硬化したもので、高さ100mのいわゆる巨大なスラブである。専門的には火山岩頸というらしいが。

FUJIFILM X-H2S / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

獅子岩を山頂方向から望む。背景は関東平野北部。この日は前橋・高崎方面に風花が飛んでいたようで、前橋は初雪が記録されていた。

その関東平野側から見ると赤城山と榛名山の間の少し奥に見えているのが子持山..と小野子山が見える..だ。

FUJIFILM X-H2S / XF18-120mmF4 LM PZ WR / 南東方向に関東平野と利根川の流れ

iPhone 13 mini / 東側の赤城山

FUJIFILM X-H2S / XF18-120mmF4 LM PZ WR / 南側の榛名山と伊香保温泉

iPhone 13 mini / 北東側の沼田と我が赤城高原

という感じで獅子岩の上からは高度感あるなかなかの景色を拝める。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

毎度おなじみの赤城高原から眺める子持山。

左の稜線部から突き出ているのが獅子岩。利根沼田側から見るとスフィンクスのように見えるというのが通り名の由来らしい。

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