年別アーカイブ : 2023

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アトリは当たり年とそうでない年の差が激しい冬鳥である。多い年はそれこそ数十万羽といった単位で集まることもあるが、この冬のようにぱったり見かけない年もある不思議な鳥である。

渡りのルートから外れているだけという可能性もあるが、全国的に少ないという話も聞くので、日本列島に渡ってきた数がそもそも少なかったということなのだろう。

実際、この冬は秋に県境の山で何度か見掛けた程度で、家の周辺ではまったく見掛けないという近年では珍しい年であった。

その分というかどうか、やたらカワラヒワは多かったけど。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

そのカワラヒワの群れの中にアトリが数羽混ざっているのを見つけた。

いくら少ないとは言っても、さすがに春先に北上する個体が立ち寄るかなとは思っていたけどね。

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これはもうタイトル通り。機材の軽さと小ささは絶対正義。

iPhone 13 mini

でもこれは秋冬限定ね。これからのシーズンは上着着ないので入れられるポケット無いしw

カテゴリ:写真・カメラ|タグ:

春を前にこの冬のちょっとしたシーン集め。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / Velvia

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
FUJIFILM X-H2 / XF18mmF1.4 R LM WR / Velvia

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.
iPhone 13 mini

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

さすがにビーナスベルトは来冬までお預けだな。

県内で滅多に観られない景色と言えば奥利根エリアで、これも武尊の山頂ならではの眺めだ。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

関東最北の地となる奥利根の山並み。谷を遡ればいわゆる利根川源流となる。無論そこに至る道などなし。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

未だ冬の眠りにつく奥利根のブナ林は関東最大。芽鱗に覆われたブナの冬芽が開くのはまだ一ヶ月以上先だ。

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この日の繁殖調査は県南だったが、南東向きの谷筋を観察することになるので、晴れると朝から日差しが強い。

夏ほどではないがこれから5月ぐらいまで日焼けシーズン突入なので、日焼け止めの携行は欠かせない。

しかも今は花粉ガードのスプレーも必要なので、観察ポイントまで小汗かいてひと登りしたら、せっせと色々塗りたくるのが最初のアクションw

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

南向きの視界は長時間の観察には不向き。岩壁は真っ暗けだし花粉含めヘイズだらけの空気の層を長距離から圧縮して観ることになるので、それを凝視するのはなかなか辛い。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

この春最初の蝶はヒオドシチョウだった。成虫で冬越しするので暖かい日が続くと動きが活発になる。

桜の開花が早そうと書いておいてから、念の為に庭のソメイヨシノを確認したら確かに花芽が膨らんでいた。

例年だと4月15日前後だが、この分だと4月の第一週には咲き出す感じ。

FUJIFILM X-H2 / XF30mmF2.8 R LM WR Macro / PROVIA

FUJIFILM X-H2 / XF30mmF2.8 R LM WR Macro / PROVIA

ソメイヨシノより開花が早いコブシもかなり咲く気満々の様子。こちらは月内には開花するかもね。

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早いという予報通り今週14日に都内で桜が開花した。去年より6日早く平年比では10日早いとのこと。

植物の開花は日照時間ではなく気温の積み上げと言われており、先月から続く冬とは思えない気温の高さが影響しているようだ。

東京が全国の桜開花のトップバッターなのは、近年のヒートアイランド現象の影響と言われているので、その辺りも原因としては符合する。

そんなことで利根沼田界隈の桜もそれなりに早いということで、上手くすれば入学式が満開の時期に当たるかも。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME / 谷川岳

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME / 朝日岳

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME / 至仏山・燧ヶ岳

桜が咲くような季節感に逆らって雪山の景色など。何れも武尊にでも登らないと望めない景色だ。

30年前に国を相手取って、誤った植林政策によるスギ花粉被害の裁判が起こされたことがあったそうで、その後に原告が取り下げたので裁判自体の白黒は付いてないという主旨のニュースを目にした。

取り下げの理由は因果関係の立証や、原告の数など含め色々あるようだが、今なら国民3人に1人と言われる発症者全員が被告で集団訴訟すれば、彼の国のように勝てるのではないだろうか。

で、勝訴のあかつきには金銭的な補償より、放置しっぱなしで荒れ放題の林野を国有民有問わず、問答言わせず順次植え替えさせればどうか。

それに戦後の拡大造林事業の被害者は人だけではない。特にイヌワシはその最大級の被害者と言ってよい。植林事業が活性化すればイヌワシは狩場創出の恩恵を受けることになるので、花粉症対策との一石二鳥と言える。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

先週出張った県南の天狗フィールドでは、流石に目のかゆみを感じるようになった。これはいよいよ花粉症の症状が本格化するのかと戦々恐々である。

視界の範囲で杉の植林は殆どなかったが、ゴヨウマツの立つ尾根上で風に吹かれていたので、どこからか花粉が運ばれてきていたのだろう。

取り敢えず花粉ガードのスプレーで防御しつつマスクでしのいで観察を終えたが、今週は県北のフィールドにしたほうが良いかと思案中。

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先日この冬はカワラヒワが多いと書いたが、それは我が家の周辺でだけなく近所の耕地にも言える。

車で走っていると道脇からワァーっと群れで飛び立って、バタバタと右往左往しているのをよく見掛ける。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

特に相関関係にはないだろうが、その分うちの近所ではこの冬アトリをまったく見掛けなかったな。

遅れて春の移動時期に姿を見せることもあるので、まだわからないと言えばそうではあるが。

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雪山讃歌

2023/3/14

同行者に写真を撮る際のちょっとしたテクを伝授しておくと、時々スマッシュヒットを打つことがある。

iPhone 13 mini / マッターホルンはもう眼の前だ
iPhone 13 mini / 我ヒマラヤ回廊を征く

というようなキャプションが付きそうなカットだなw

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