先週末からの降雪で、上州武尊山を望む近所の畑は一面白銀の世界に。雪面の反射が眩しい。
年別アーカイブ : 2017
白銀の世界
新しいのが良いとは限らない
グラフィックボードの持病持ちだったファイルサーバー用のMacBook Pro Late2011をようやく退役させ、新たなMacBook Proを導入した。新たなと言っても2016年モデルの新型でなく、Mid2015のいわゆる整備済み品というヤツだ。
クラムシェル運用..ファイルサーバー用だからね..なので新型のウリらしいTouch Barなどまず使わないし、何よりUSBがすべてType-Cなのが困る。うちの外部ストレージ群はまだまだUSB3.0なので、新型にした途端に変換アダプターが必要になるのは迷惑千万だ。それにマルチディスプレイで運用している4KモニタがMini DisplayPortなのも大きな理由である。
しかし、予想通りではあったが、インストールされているOSが10.12(macOS Sierra)だったのがちと厄介。いくつかのアプリやドライバがまだ対応していないのが判っていたので、うちの既存のMacはすべて10.11(OS X El Capitan)で止めてあるのだが、案の定、10.12では動作しない。
だが取り敢えず逃げ道は残してある。退役MBPから10.11のSSD(750GB)を取り出し、それを外部HDDとして起動するのである。この辺りの利便性はWinに対するMacの優位性の一つだろうか。ま、何れにせよデジタル機器とは言え、必ずしも新しいのが良いとは限らないのである。
早春より早いまだ冬のこの時期に咲く花といえばロウバイ。冬真っ只中のうちの庭のが咲くのは早くても3月に入ってからだが、平野部では今が満開である。
でも想定の範囲内
重い雪
この忙しい時に
百舌鳥
本を読もう
近年というべきか、忙しにかまけて本を読む機会がめっきり減っている。基本的に本がないと生きていけない人だったのだが、これも諸行無常なのかな。
ということで、我が心の師である星野道夫氏の著書を久しぶりに読み返し始めたところ。動画ばかりやって来ているので写真回帰の意味もあるが、フィルムカメラの時代、一枚一枚大事にシャッターを切っていた頃の気持ちを取り戻したいものだ。
星野さんはナイコン使いだったが、氏のプロフィール写真など見ているとF3またはF4だったかなと。でも世代的には絶対F2とかも使っていたのではないかと思ったりもするが、どうだろうか。
写真はX-T2+FD50mmF1.2Lで絞りF2、フィルムシミュレーションをACROSモードで。
景色も再生を目指せ
新年の天狗様詣での道すがら、雨乞山丘陵より上州真田の郷を望む。
山稜は左から榛名山、子持山、小野子山&十二ヶ岳、浅間山(雪を被った中央の山)、篭ノ登山、湯ノ丸山、そして右端が四阿山。湯ノ丸山と四阿山の間の雪原は高原キャベツで有名な嬬恋高原だ。
中央の橋梁は片品川を跨ぐ関越自動車道。その片品川左岸がおらが村の中心地で、社会科の教科書にも載る有名な河岸段丘..赤城高原の下段が河岸段丘の上段..で形成されている。同右岸側がいわゆる沼田市街地で、沼田城址も見て取れる。
それにしても、近年、風景を撮影する際に気になるのは太陽光発電のソーラーパネルだ。上の写真でも右下に写り込んでいるが、例え遠目であっても、光線状態によっては反射加減でその存在は容易に判る。
東日本大震災以降、自然再生エネルギーの後押しもあって雨後の筍の如く一気に設置されてきたが、耐用年数を過ぎたりして何れ壊れ、そのまま放置されるのではないかと危惧している。
野立ての看板などもそうだが、日本人の悪い習慣というか、作る時はみんなして作るのに、それらを撤去もせずそのまま放置してしまうのだ。美しい国を標榜して観光立国を謳うのであれば、政治も財界も、是非ともそういった点に気を配って欲しいものである。
無病息災祈願
今朝は放射冷却の影響で氷点下10℃まで下がり、この冬一番の冷え込みとなった。だた、日中はほぼ快晴無風状態だったので、日だまりで外仕事をしていると汗をかくほど暖かかった。
新年最初の地区の行事はどんど焼き。もう役ではないので直接は関係ないのだが、青年部の新年会も兼ねているので一応手伝いとして参加している。
どんど焼きは一度は途絶えていたものを15年ほど前に復活させ、以降毎年行われているが、最初は4時間近く掛かっていた設営も、慣れたもので今は2時間もあれば完了するようになった。
地区の子供会・育成会が主体なので、子供が少なくなると存続が危ぶまれる行事の一つなれど、ご近所の無病息災祈願の意味あるので、細々でも何とか続けたいものである。