年別アーカイブ : 2016

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ご近所ノスリ

2016/4/21

不意に仕事場の窓の外を大きな影が横切った。

慌てて窓辺に常備してある双眼鏡で追いかけると、カラスに追われながら逃げるノスリであった。おそらく近所の雑木林で繁殖中のペアのどちらかだろう。

時々家の前の電柱に留まっていることもあり、馴染みといえば馴染みの個体である。先日もオオタカの営巣確認に行った帰りに近くに寄ってみたが、結構な勢いで鳴いて威嚇されてしまったので、こちらも繁殖は順調のようである。

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100mほど離れた畑を挟んだ枯れ杉に留まって、しばらくハシボソガラスにまとわりつかれていたが、カラスが飽きて?去った後、窓辺に望遠レンズを付き出してしばらく様子を見ていると、クルッと首を横に向けた。

一見すると左の方を見ているように見えるが、鳥が横を向いている時は、案外こちらを気にしていることが多い。

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小さな春

2016/4/20

県北のフィールドでは春が足早に通りすぎようとしているが、足元にはまだまだ小さい春を見つけることができる。

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ホトケノザとオオイヌノフグリは里山の小さな春。暖かい平野部なら早ければ2月には咲くが、北関東の山間部では今が盛りだ。

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気の利いた農家だと畑の畦に水仙など植えている。スイセンは畑に彩る黄色い春だ。

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雑木林や防風林などの林縁では、ダンコウバイに続いてキブシが小さな黄色い花を付ける。小さくひっそりと花をつけるので、足の早い登山客など気が付かず見過ごしてしまうだろう。

県南のフィールドに出掛ける道すがら、朝一で妙義山さくらの里へ寄ってみた。

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ここの桜も本来は4月下旬が見頃なのだが、県北同様に10日近く早くに満開を迎え、ソメイヨシノなどはすでに花を散らしていた。それでも、45種類、5千本の桜が標高差をもって植えられているため、他よりも長い期間桜が楽しめる。とは言え今年はGWではさすがに遅いだろうけどね。

天狗様を観察するのにはお昼から午後の時間帯が確率高いが、この季節は春霞の影響をモロに受けるため、写真でも動画でも撮影には朝一から10時ぐらいまでが適している。

太陽の輻射熱によって暖められた空気が上昇気流となって、地上の塵や埃を大気中に舞い上げるのがヘイズであり、いわゆる春霞である。逆に言えば、撮影に不適なヘイズの原因である上昇気流も、天狗様など大型猛禽類にとっては省エネ飛行をするために必要な気象現象となるのである。

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妙義山を東側から望む。いわゆる表妙義と呼ばれ、上信越道などから眺める姿もこれである。中腹まで新緑に覆われているのが判るだろうか。

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20160418

人は一人では生きられないし、決して一人ではない。思いを共有できるなら、皆で協力しあってこの難局を乗り切ろう。寄り添う気持ちを強く持ち、諦めることなく未来を見据えよう。

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苗代桜

2016/4/17

沼田発地のヒガンザクラは樹高、枝張りともに20m近く、樹齢500年を越えていると言われている。例年なら4月下旬近い田起こしの時期に花を咲かせるので、苗代桜とも呼ばれている。

今年は桜が早いのは周知の事実。先週、沼田公園の御殿桜で失敗しているので、少し早めにと足を延ばしてみれば、県指定の天然記念物でもある苗代桜は見事に満開の様相。いつもよりは10日は早いだろうか、危うく花期を逃すところであった。

通常、この手の景勝地は週末や休日に撮影に来ることはないのだが、この時期だけは仕方なし。開花時期もあるが何より春は天候との戦いなので、風なしのこのタイミングを逃す訳にはいかない。

観光客がやって来る前にと8時には現着したのだが、撮影中にどやどやとカメラ爺婆がやって来て、まあいつものように賑やか、いやハッキリ言ってうるさい事この上なかった(苦笑)。やはり休日に無事に動画撮影が完遂できるほど甘くはなかったね。

昔は肩乗せ式のビデオカメラ然とした機材を構え、さらに「撮影中だ近づくんじゃねぇよ」オーラを出していたのだが、今や動画撮影機材は一眼ミラーレスカメラで小ぢんまりしてしまって、撮影していてもレンズの前を平気で横切ったり、スチルと勘違いして延々と話しかけてくるのには困ったもんである。

おい爺さん、何ちゃらコンテストに入賞した大事な写真は仕舞っとけ。あー、自慢のD4sが凄いのは判ったからタム◯ンの高倍率ズームを何とかせいや。そこのオバサン、ホットシューに載ったガンマイクが目にはいらんかい、頼むからマイクの前で氷川きよしの話はやめてくれ。あ、オッサン、鼻をかむならもっと遠くでお願い。おいおいボーズ、俺のカメラバッグの中に飲みかけのペットボトルを仕舞うのはよせやい..って、わずか40分の間にいやはや疲れたのなんのって(苦笑)。

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最後のは同じく発地にある天照寺のシダレザクラ。こちらは苗代桜ほどは人気がないので、まあまあ静かで助かった。何より通りがかった近くのおバアにリンゴひと山貰ったしね(嬉)。

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2・3日前から庭のソメイヨシノが咲き出して、昨日満開となった。今週に入ってまずコブシが咲き、スモモは今日現在では五分咲き程度である。

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これで、標高700mの赤城高原にある我が家にも、遅まきながら..でも例年より一週間は早いけど..春がやって来たことになる。

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熊本で大地震

2016/4/15

昨晩、熊本でマグニチュードのわりに大きな地震が起きた。震源が浅い分、震度だけ見ると東日本大震災と変わらない数字となったようである。被害も広範囲というよりは局所的な感じがして、東日本大震災とはかなり雰囲気の異なる地震である。九州は火山は多いがそんなに地震の多いイメージがなかっただけに、少々驚いたのは事実だ。

原因となった断層の先には、国内で唯一稼働中の川内原発があり、今回は特に事故には至らなかったが、どうしてまあそんなところに原発があるのか不思議でならない。再稼働が認められて以降、桜島や阿蘇山の噴火が続き、霧島周辺も不穏な動きがある。そして今回の大地震ときて、何かこう自然界を通して暗示的なものを感じざるを得ない。

ところで、福岡と大分に知り合いは何人かいるが、知人の一人が熊本に単身で転勤していたのをFacebookで知ってびっくり。遠い九州の出来事が急に身近なことと感じられてしまった。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げたい。

20160415

今日は風が強くて参った。しかもまた冬型のような北風が吹き荒れたため、予定していた撮影は中止となった。風が強風のレベルだと、とてもではないが動画の撮影は無理である。

ということで今日の写真は数日前の小野子の桜。ここも今日の大風で桜吹雪となってしまっただろう。

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備忘録的な投稿だが、今日現在の上越国境の様子をアップ。昨年の同じ時期に比べると残雪が少ないのが見て取れる。この様子ではやはり水不足を心配せざるを得ない。

20160414谷川岳

20160414b朝日岳

20160414c仙ノ倉山と平標山

20160414d三国山と苗場山

残雪が少ないのもさることながら、昨年の記事ではこの時期すでにクロツグミやオオルリが鳴いているのだが、今年はまだ夏鳥はツバメぐらいしか確認できてないのがちょっと気がかり。

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春は黄色

2016/4/13

20160413

春の花には黄色が多い。早春のマンサクやダンコウバイ、今の時期ならスイセンやキブシ、それにタンポポなど。とりわけ路傍に咲き乱れる菜の花は、里の桜と組み合わせるとそれはもう春そのものだ。のどかな景色だねぇ..

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春の雪景色

2016/4/12

今朝は霜だろうと予想していたが、赤城高原も夜半に雪が降ったようだ。

春の雪なので積雪というほどもなく大したことはないのですぐに解けたが、当然早朝は外気温は氷点下だったので、外のあらゆる水が凍る始末。外水道も凍結防止の元栓締め忘れたため、午前中は使えない状態となった。

20160412

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桜でも撮ろうと思い、沼田に降りたついでに沼田公園に立ち寄ったが、例年なら見頃の御殿桜がもう終わりであったのはうっかりしていた。それに大河ドラマ効果で、平日だというのに行楽客が多いのにも驚いた。

最近取って付けたように建てられた真田信幸と小松姫の石像には、観光客が楽しそうに六文銭の如く小銭を並べいく姿が見られたが、この真田丸人気も大阪編突入で陰りが出てくるだろうと、地元ではもう噂されている。

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