カテゴリ : 季節感

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今朝はウグイスの今シーズン初鳴きを確認したが、そこそこ上手にホーホケキョと鳴いていたので、本当の意味での初鳴きはもっと早かったと思われる。

と言ってもこれは南関東での話。地元赤城高原における初鳴きは、例年並みならまだ一ヶ月程度先になりそうだ。

それと、拙者は今のところまださほど花粉の影響を受ける状況にないが、今日は風が吹くたびに周囲の杉から花粉が飛散する様が見て取れた。

午後遅くには視界が靄がかかったように白くなって、飛散量の多さを視覚的に体感できた。花粉症の症状がひどい人たちにはまさに目に毒の眺めであったことだろう。

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

鶯とくれば梅。南関東では梅も今まさに満開である。

E-M1Xの低照度下のAF性能は優秀らしい。フルサイズのEOS R並みという話だから、マイクロフォーサーズ機としてはかなり頑張っている感がある。

生きものを撮っていると、フォーカス精度もさることながら、合焦に至るまでの時間のほうが問題だったりする。一昔前のコントラストAFだと、暗いと実にのんびりフォーカスが行ったり来たりしてくれて迷惑千万。

極端な話、大体合っていればまずはそこで一回シャッターを切りたい。さらにピントを追い込む余裕があれば、一眼レフと違ってミラーレス機はファインダーに像が見えているので、最後は自分でピントを調整できる。

ただ、このやり方を活かすにはコンティニュアスAF..C-AFとかいうアレね..時に、フォーカスリングを回してピント調節が割り込める仕様が必要となるが、昔からAFの駆動をレリーズから切り離して使っているので、この辺りは問題ない。

今に始まった話ではないが、暗いことを理由にAFが迷うときはなるべく早く諦めて欲しい。それと、頼むから無限遠まで戻っちまうのも勘弁だ。諦めるときは迷った辺りでそのまま止まるのが正しい。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

今週、平野部の農地ではすでにホトケノザの群落が見られた。まさに暖冬極まれりだ。

平野部の水田地帯に朝日が登る。夜のうちに雨が降り、夜明け前から気温が高めだったので、予想通り霧が発生した。

波長の長い朝の鈍い光が朝もやに反射して、色温度も低く必然的に見るものすべて暖色系に包まれる。

近くの沼からはコォーコォーというコハクチョウの鳴き声が聞こえてくる。グワッという声を見上げれば、アオサギがゆっくりフワフワと頭上を飛んでいくのが目に入った。

軽トラックや通勤車両が農道を行き交い始め、あらゆる生きものの一日が始まる。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

水田地帯と言って暦の上ではまだ冬なので、農作業が始まるのは3ヶ月は先の話だ。

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週の前半は平野部で外仕事に従事。この角度から見る我が赤城山は新鮮なことこの上ない。そんな我がスタジオはあの山の裏にある。

iPhone 6

関東平野北部はすっかり春の陽気であったが、いつも飲んでいるお茶のラベルも春の装いであった。

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冬の色

2019/2/13

まだ2月も半ばに差し掛かったところだが、この週末辺りから暖かくなるという話で、赤城の麓もボチボチ春めいてくるのだろうか。

早春の気配など探しに北部の谷へ出掛けたいのだが、時節柄なかなか時間のやり繰りが難しい日々がしばらく続き、我慢我慢の日々である。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

赤城高原から望む冬の山々を16:9で切り取る。

基本的に冬は色の乏しいモノトーンの季節だが、朝夕に限って言えば他の季節より艶やかかもしれない。

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最強寒波の影響で関東の平野部でも大雪の予報が出ていたが、結局予報は杞憂で終わって何事もなく済んだようだ。平地ではたとえ5cmでも大騒ぎになるので、ヒヤヒヤしていた人は多かったろう。

中には慌ててスタッドレスタイヤを履いて、タイヤチェーンまで買ったような話も聞いたが、そもそも大雪警報の出ている時に出かけようという発想がおかしいと思わないのだろうか。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

しばらく姿を見せてなかったカケスだが、雪が積もるとしっかり餌台にやって来る辺り、なかなかちゃっかりしていている。

まあ背に腹は代えられないということだろう。

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記念すべき観測史上最強寒波が北海道襲うさなか、その余波の影響をもろに受けた北東北の山中に滞在するのは運が良いのか悪いのか。

この日は朝の時点で氷点下12℃だったが、終日西寄りの強い寒風が吹き荒れ、時折辺り一面吹雪状態に。体感気温はおそらく氷点下20℃を下回っていたと思われ、暑さには弱いが寒さに強いことを自負する拙者でも、久しぶりに身が凍る耐寒作業であった。

iPhone 6

どんだけ寒いかというと、10年以上使い込んで腰のないヨレヨレ状態の三脚ケース(マンフロット製)が、上から放ってそのまま雪に刺さって立つぐらいw

しかも夕方の下山時にはジッパーがビクとも閉まらず。もっともそれ以前に、風上側の三脚の脚が1本凍りついて畳めず、仕方ないので伸ばしたまま藪こぎしつつ下降する羽目になった。やれやれ..

朝の色転び

2019/2/7

同じ日、同じ場所で撮影したのに、微妙な時間差で色の転び方が劇的に変化するのが日の出少し前くらいの時間帯。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

フィルムシミュレーションでVelviaを選択すると、さらにその傾向は顕著だ。

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まだ公開時期は未定だが、水俣病闘争を描いた作品(原題「Minamata」)で、主演のジョニー・デップが写真家のユージン・スミスを演じると話題である。日本からは真田広之や國村隼、浅野忠信らも参加するそうで、なかなか楽しみな作品に仕上がりそうだ。

その劇中カットで、ジョニー・デップが構えるカメラがミノルタのSR-T101なのだが、ユージン・スミスは従軍カメラマン上がりなので、ご多分に漏れずライカ使いであったが、来日した際に撮影機材を紛失..というか恐らく盗難だろう..したため、ミノルタが無償で機材一式を提供したという、いわゆる史実に基づいた設定である。

作品の内容はまだ伝わってこないので未知数だが、細かい設定に凝っている辺りで、期待しないわけにはいかないだろう。それに何と言っても被り物をしないジョニー・デップも珍しいしねw

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R/ CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

予報通り季節を無視したような気温の高い立春となった。昨日の雨の影響もあるが、近所の畑は軒並み融雪が進んで、美味そうなチョコマーブル模様になっている。

午後、やけに暖かいなと思っていたら、夕方になって何と雨が降ってきた。

今日は節分、明日は立春とは言え、あくまで暦の上の話だしね。今年も昨年のように春が早いのかねぇ..

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

庭木の枝の隙間からそっとお客さんたちを狙う。

皆、それなりに隠れているつもりらしいが、立ったり座ったりしてポジション変えて、800mm相当手持ちで撮影。