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便追

2020/11/8

こんな時期にまだヒバリがいるよと思ったが、しばらく遠目に眺めていてやや違和感あり。そもそも赤城高原ではヒバリは漂鳥ですでに下界に下っているはず。

いやまてよ、ではタヒバリ?と思って取り敢えず数枚シャッターを切ってから調べたが、どうやらビンズイ(便追)のようである。

一般的にビンズイも漂鳥扱いだが、赤城高原での繁殖例はない(はず)。覚満淵など赤城山の標高の高いところでなら夏鳥のイメージが強いかな。

秋の季節移動の途中に立ち寄ったのだろうが、いつもながらこの手のタヒバリ属の仲間の識別は難しいね。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

ビンズイは見た目は地味だがさえずりはなかなか美しく、その声を聞くと初夏の高地をイメージする。森の中よりは草原に隣接する林縁部や疎林を好む。

県内だと前述の覚満淵や榛名湖畔、尾瀬や野反湖辺りで夏場によく見掛ける。

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