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朝の光を受けて、家の前の路上でアサギマダラが暖気中。いつもなら人影や振動ですぐに高く飛んで逃げてしまうのだが、こういう状況ではそうもいかないのは昆虫共通である。

標本的に横から上からしばらく撮影させてもらったが、このまま道の真中では朝採りレタスのトラックに轢かれてしまうので、落ちていた枝を拾って退かそうかとした途端、フラフラと高く舞い上がってから道脇の雑木林に消えていった。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

それにしても、うちの近所で盛夏にアサギマダラを見かけるのは珍しい。例年だと秋の渡りの時期が多いのだ。

羽根も一部が破れ、全体的に少々くたびれた感じなので、渡りの途上であるのは間違いないだろうが、風任せでの移動に頼らざるを得ないので、先日のような変則的なコースを辿る台風とかに運ばれてきた可能性もありそうだ。

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